今日は「二教」という技をベースに教わった。

前回やったものとの違いは「脚」。

その場でお互いを回し回されというものから、一、二歩相手に入って技をかける。
その時感じたのが「脚から動く」ということ。

一見すると、手首の使い方に注目しやすいが、そうなると「小手先」になる。
まず脚から動いて、その範囲で後から手が付いてくるだけ。

最近ボクシングをやっていてもよく実感するのが「脚でパンチを打つ」ということ。

「手打ち」になると威力は出ないし、拳は痛めるし、すぐ腕がパンパンになる。
動かしている感覚はあくまで「脚で打つ」。

身体を使うとは何でもそういうものだなと思った。
実際は脚から動くと「体幹」が使える。
脚、体幹、腕、という順番よりは、ほぼ同時に動く感覚。
身体が「纏まる」感じ。

合氣道に興味を持ったひとつにこの「体幹」の使い方がある。

これは私のイメージだが、自分と相手の体幹を重ねて相手を動かす、というのが合氣道に対してある。
これまでの運動経験で、そういう距離感での身体の使い方をしたことが無い。
しかし、今私にとって1番の需要である「施術」においては、その感覚が当てはまる。
そんな「体幹」の使い方を感じた今日だった。

相手の身体を捉えた自分の手を、そこから胸に置き場を換える。
その時その距離感がズレないでいるために必要な感覚が「体幹」だ。

自分の重心を下に落と同時に、相手も体幹から崩れて行く。
できている時とできていない時の違いがなんとなく分かった気もするが
合気道しかり、
身体の使い方は頭で覚えるのではなく、身体で覚えるものだ。

ところで、下半身を固めて手先のみを使う「デスクワーク」。
身体が滞りやすく、肩が凝るのも、こうやって身体を使うとよく分かる。




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