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★★★★★
キャスト:ジョニー・デップ ジェフリー・ラッシュ ペネロペ・クルス イアン・マクシェーン
ケヴィン・マクナリー
監督:ロブ・マーシャル
パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズ四作目。前作で完結される予定であったが前作の興行成績が良かったので制作された。ただしメインキャストだったオーランド・ブルーム演じるウィル・ターナーやキーラ・ナイトレイ演じるエリザベス・スワンは出てこない。これはシリーズ全てを映画館に見に行くほどのファンの管理人は非常にショックだった。
ストーリーは、前作の最後にジャック・スパロウがバルボッサから奪い取った地図で、永遠の命が手に入る「生命の泉」に行こうとするが、同じ生命の泉を狙う史上最恐の海賊「黒ひげ」とペネロペ・クルス演じるジャックのかつての恋人「アンジェリカ」、国王の命を受けたバルボッサ率いるイギリス海軍、そして永遠の命を手に入れようとする異教の対象を破壊しようとするスペイン海軍たちとの4つ巴の戦いである。
相変わらず戦闘シーンや音楽は迫力があった。ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウの頭の回転や奇抜なアクションを駆使した戦いっぷりも健在だ。
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冒頭のイギリス海軍からの脱出シーンや、ジャックとアンジェリカの戦いは第1作を思い出し、パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズらしいスタートになった。
アンジェリカも色気たっぷり。しかもそれが他のキャストを際立たせているようにも感じる。
ジャックの崖からバンジーシーン(ロープなし)や人魚登場の海底からのシーンなど迫力あるシーン満載!
最後の「生命の泉」での戦いで、黒ひげも最恐オーラが出まくってるし、スペイン海軍指揮官も威圧感丸出しだし、個人個人がすごい活きてる作品だね。
ジャックとアンジェリカの恋愛も、よりを戻しそうで戻さない、お互いに恋愛感情を持っていそうな描写があるが一定の距離を保つ。それであのラスト。まさかだろ(笑)
脇役の宣教師様と人魚の恋愛もしつこ過ぎず、ストーリーの邪魔をしていないので良かったんじゃないかな?
オーランド・ブルームやキーラ・ナイトレイが出ていないので、パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズとしては少し評価は下がるが、単体で見ると不満はなくかなり面白い作品だったので評価は高い。