セントレア→アムステルダム | つたんかーめん。のブログ

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つたんかーめん。の平々凡々なる日常をそこはかとなく書き綴る日記なのかもしれないし、そうでないかもしれない。Workers of the world, unite!

オランダ在住のロシア人の友人が,もしかすると9月でオランダからロシアに戻るかもしれないってことで,オランダまで会いに行きました。

せっかくなので,オランダに近いドイツの都市ケルン,ベルギーも訪れることにしました。ドイツは以前から訪れたかった国ですが,機会が無かったのです。

本当は,何都市か周りたかったのですが,各国2日ほどの滞在で郊外まで行くと,都市内すら全然見ることができなくなるだろうし,とても疲れることが予想されるので,計画は緩めにして,まぁ時間が余ってもいいやぐらいのつもりで出掛けました。

航空チケットは,HISで7月に何とか異常なほど高い値段じゃなくて押さえることができました(約23万)。ルフトハンザもありましたが,到着時間等の都合でフィンランド航空にしました。

ホテルはBooking.comで押さえ,電車は各国鉄道の英語ホームページで予約しました。

毎日,授業を教えているので,前夜まで準備する時間もなく,準備完了したら30分ぐらいしか寝る時間がありませんでしたが,着替えやプレゼントなどを登山リュックに詰め込んで出発!

早朝なのに大変暑く,半袖に短パン,片手にタオルといういでたち。これがあとで災いを呼ぶ。

金山駅で乗り換えて,名鉄のミュー何とかでセントレアへ。車内は結構な混みよう。ほぼ満席でした。

フィンランド航空のチェックインカウンターの前には,結構長い列ができていた。30分以上並んで,無事チケットをもらい,荷物を預けて,中へ入る。見送る人もいないからスルスルと。外国に比べて,あっまあまの,いちごミルクのようにあま~い保安検査を受けて,出国審査でパスポートとチケットをチェックされて,搭乗口へ。(掲示によれば,保安検査が今度から厳しくなって,ボディーチェックなどが導入されるようです。帰国時にアムステルダムの空港ではボディーチェックがありました)

飛行機がたくさん泊まっている。自分が乗る飛行機も。



おっと,こっちじゃないや。




飛行機の席は,ちょうど非常口のところで,何も前に置けない。その代り脚は伸ばし放題。離陸時に,目の前に黒髪ショートのキレイなCAさんが着席。目を閉じて心を静めておられました。ちなみに帰りも同じCAさんでした。隣は,パツ金の若いねーちゃんだった。機内食はあんま旨くなかったな。というか量がえらく少なかった気が。日本は物価が高いから,あまりたくさん仕入れられないのかねぇ。

ヘルシンキまでのフライト。半袖半ズボンじゃー寒い!外は-50℃とかだし,そらそうやわな。毛布をずっとかぶって寝てました。風邪ひいちまう。いくら日本は暑くても,空港で着替えて,長袖長ズボン着用で飛行機には乗らないと,寒い!ということを思い知りました。

そしてヘルシンキ到着。乗り換え便の搭乗口へ行くまでに,保安検査と入国審査を受ける。ここでシェンゲン協定国内へ入国したということになるみたいだ。こんな所で時間をロスすると思わなかったから,搭乗口へ行くまでは安心ができないなと思った。搭乗口を確認してからトイレへ。トイレも4人ぐらい並んでいた。お店を散策。トナカイの毛皮らしきものやら,ムーミンTシャツやら面白そうなものがゴロゴロ。




キティーちゃんはフィンランドにも。



管制塔。



ユトレヒト半島だと信じて疑わない海岸沿い。



ヘルシンキからオランダまでは,なぜかビジネスクラスだった。多分,さっきのフライトが非常口に近い所だったので,その見返りとしてランクアップされたのかなと思う。3列ある席に自分だけで誰も来なかったが,それがビジネスクラスのルールになっているようだ。あと,食事も出た。帰りは出なかったので,ビジネスだけの特権なのかもしれない。

オランダのスキポール空港に到着。荷物をピックアップして,アムステルダムの地図を探そうとお店をウロウロするも全然見つからない。地図がついたガイドブックはあったが,そのためにガイドブックを買うのももったいないので,諦めて鉄道へ。多分,スマホが普及して地図なんか売れないんだろう。クレジットカードで乗車券を買って地下のプラットフォームへ。海外は何でもカードが使えていいねぇ。

この時点で,19時半ごろだっただろうか。20分ほど電車に揺られてアムステルダム中央駅へ。案内に従ってフェリー乗り場へ。フェリーに乗って運河を渡り,ホテルへ向かう。徒歩5分ぐらい。結構,穴場なホテルだったと思う。(そんなに安くはないが,中央駅に近いので便利)

ホテルのWi-fiでiPodからロシア人の子と連絡を取る。フェリー乗り場で待ち合わせしようと言って,フェリー乗り場へ行って1時間ほど待つも全然来ない。ホテルに一度戻って,ホテルの電話を借りて,その子の携帯に電話する。どうも駅にいたらしい。もう一度,フェリー乗り場で待つことを伝えて,フェリー乗り場で1時間ほど待つも全然こない。この時点で21時ぐらいだった気がする。だだっ広い運河の脇で待っていたので,体が冷えてしまって,せきが出るようになってしまった。

今日,会えなければ,明日から一緒にドイツやベルギーに行くことになっているのに,どうしよう…。明日は8時台の電車だから,早く寝たいのに,と思いながらトボトボ帰っていると,ホテルの前で管理人と話していた人が自分の名前を呼んできた。「なんでここにおんねん!」と思って,"What are you doing here?!"と言ってしまった。

どうやらフェリー乗り場が二つあって,西の方のフェリーニ乗って,そっちからホテルに来たということだった。てか,何年もアムステルダムに住んでるのに,自分が住んでる地域のフェリーのことすら知らんなんてあり得ん。見識せますぎ。

荷物を置かせてもらうために,荷物を持ってその子のうちに移動。途中からバス停に乗って,終点まで行って,少し歩いて着いた。日本からのプレゼントを渡して,明日からの旅に必要なものを詰め込んで,少しだけ話をして再び出る。途中で降りると帰れないので,終点の中央駅まで帰って,また運河をフェリーに乗って,ホテルに帰った。23時過ぎなので,バスには酔っぱらった若者(アラブ系や黒人)が乗ってきて結構怖かったりする。いやー,会えてホッとしたー。ホテルに戻ると24時ぐらいで,シャワーを浴びないとと思いつつ,電気点けっぱでベッドで寝落ちしてしまって,5時ぐらいに目覚めた。