ブログをすると自分のブログの「アクセス解析」というのを見れます。
そこの中に「記事アクセスランキング」という項目があり
私のブログのタイトルのどこを皆さんが見てるかが分かります。

この人形にアクセスが毎日あるのです。

題して「ちりめんの童」です。
同じ方が見てあるのではないでしょうか。
コメントいただけば嬉しく思います。

この人形にはモデルがいます。
モデルの子は今春中学校を卒業して高校進学をします。

振袖なのに素足で 衣装と似合いません。
当初は絣の着物を着せたので素足でした。

あいまいな記憶ですが10年前くらいの作品と思います。
個展をするときもこの人形は出品しませんでした。
モデルになった子が対馬を離れる時贈りたいからです。

このような童の人形は私の得意とするところですが、
現在このように作れるかは疑問です。

それは今の私が童のような純粋な心を持っているかです。
作品が出来上がったとき、自分の作品の未熟さは認めますが、
常に作品に情熱を注ぎますから、これ以上は不可能の域までを
目標とします。
人形に魂は入れませんが、人格は入れます。
人形を作って感動したことは、10年前の作品は素朴で粗末なもの
でしたがそんな人形を個展で購入してくださいました。
その後大病をされてお元気になられ、毎年年賀状をいただきます。
「お人形に見守られて励まされたような」と手術後かすれた声での
お礼の電話はそれからの私の創作の力になっています。
でもその方とお会いしたことはありません。
一度もお会いしたことはなくても人の出会いは不思議なものです。
年賀状には「遊びに来てください」と毎年書いてあります。
私の我流の作品は人様にお見せするほどの物ではありませんが
私も人生を区切るとしたら、今から何もできないような年齢です。
しかしそれは人生の終わりでなく
まだ人生の始まりかも知れません。
そんな不思議に希望を乗せて今年も皆様と
我流の作品に私は出会うでしょう。