ちりめんの童アクセス | 対馬シーロード

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国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     



ブログをすると自分のブログの「アクセス解析」というのを見れます。

そこの中に「記事アクセスランキング」という項目があり

私のブログのタイトルのどこを皆さんが見てるかが分かります。

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この人形にアクセスが毎日あるのです。

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題して「ちりめんの童」です。

同じ方が見てあるのではないでしょうか。

コメントいただけば嬉しく思います。

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この人形にはモデルがいます。

モデルの子は今春中学校を卒業して高校進学をします。


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振袖なのに素足で 衣装と似合いません。

当初は絣の着物を着せたので素足でした。

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あいまいな記憶ですが10年前くらいの作品と思います。

個展をするときもこの人形は出品しませんでした。

モデルになった子が対馬を離れる時贈りたいからです。


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このような童の人形は私の得意とするところですが、

現在このように作れるかは疑問です。

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それは今の私が童のような純粋な心を持っているかです。

作品が出来上がったとき、自分の作品の未熟さは認めますが、

常に作品に情熱を注ぎますから、これ以上は不可能の域までを

目標とします。


人形に魂は入れませんが、人格は入れます。

人形を作って感動したことは、10年前の作品は素朴で粗末なもの

でしたがそんな人形を個展で購入してくださいました。

その後大病をされてお元気になられ、毎年年賀状をいただきます。

「お人形に見守られて励まされたような」と手術後かすれた声での

お礼の電話はそれからの私の創作の力になっています。

でもその方とお会いしたことはありません。

一度もお会いしたことはなくても人の出会いは不思議なものです。

年賀状には「遊びに来てください」と毎年書いてあります。

私の我流の作品は人様にお見せするほどの物ではありませんが

私も人生を区切るとしたら、今から何もできないような年齢です。


しかしそれは人生の終わりでなく 

   まだ人生の始まりかも知れません。

      そんな不思議に希望を乗せて今年も皆様と

          我流の作品に私は出会うでしょう。