朝夕が涼しくなりました。
今年の夏の対馬は雨が降りませんでした。でも草は元気です。

お盆前に草取りしていましたが、また草が生えてきました。
一本,ぬき始めると とうとう素手のままで草ぬきです。
手細工するので手の怪我をしないように、気をつけていましたが夢中で
爪もどろだらけです。

抜いた草の中にこの花が混じっていました。
名前は解りませんが、愛らしので花瓶に活けました。
用事があり草取りどころではありませんでしたが、
ふと祖母の声が聞こえるのです。
祖母との会話
私の祖母は明治生まれのとても厳しい人でした。
9歳くらいの私に祖母が言うのです。
「人の心をよみなさい。」
子供心に人の心の中には辞典があると信じました。
どうして人の心の中に本があるのですか?
姿が見えないものは読めません。
しつこく説明をせまります。
私は納得するまで質問責めをする子でした。
そんな私に祖母が言うのです。
「納得いくまで尋ねることは、いいことだが、素直にそうなのだと思う
こころが もっと大切だ」。
まだまだ たくさんありました。
子供にはこんなことはまだ理解できませんでした。
今 祖母の年になって分かります。
ですから草を取らないと、人間の下のような気がするのですが。。。。
とってもとっても生えてくる草を、取り続けるのもどうかと思う私は。。。
人間の下でしょうか。
8月23日追伸
花の名前 ヘクソカズラ。