対馬の鹿 | 対馬シーロード

対馬シーロード

国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     

くもり雨雨


まだ角がある鹿がいる

鹿の角は春には生え変わるのに、まだ角を落としない鹿がいます。

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この鹿はまだ角がないのか、それとも角を落としたのかです。


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いつもの裏山の法面に草を食べに、出てきます。

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生まれて一年しないと角は生えません。

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一歳くらいから角が生え始め枝分れせず、一本の状態で伸びます。

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次の年春に抜け落ち、新たに生えます。

この年に生えるのは2又に枝分かれします。

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また次の年は3又になり、その次の年には4又で最終です。

そんな決まりがあるのですね。

立派な角は4年しないと生えないとか。

「内の奥さんには角がある」と笑って言われた男性がおられました。

「奥さんの角は、あなたが生えさせているのでしょう」

「いやいや、女はだんだん強くなっていくね。」

「そうですよ。だから女は嫁ぎ先で暮らせるのです。」