まだ角がある鹿がいる
鹿の角は春には生え変わるのに、まだ角を落としない鹿がいます。

この鹿はまだ角がないのか、それとも角を落としたのかです。

いつもの裏山の法面に草を食べに、出てきます。

生まれて一年しないと角は生えません。

一歳くらいから角が生え始め枝分れせず、一本の状態で伸びます。

次の年春に抜け落ち、新たに生えます。
この年に生えるのは2又に枝分かれします。

また次の年は3又になり、その次の年には4又で最終です。
そんな決まりがあるのですね。
立派な角は4年しないと生えないとか。
「内の奥さんには角がある」と笑って言われた男性がおられました。
「奥さんの角は、あなたが生えさせているのでしょう」
「いやいや、女はだんだん強くなっていくね。」
「そうですよ。だから女は嫁ぎ先で暮らせるのです。」