老後の過ごし方 | 対馬シーロード

対馬シーロード

国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     

くもり晴れ晴れ


おまじない

昨日は仕事の打ち合わせで88歳のおばあ様とお会いしました。

60坪ほどある平屋に一人住まいです。

玄関入ると、家主の生活状態がだいたい判断できます。

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きちんと整理整頓されています。

「どうぞ上がって下さい。」と言われて居間に通されました。

今日の新聞を読んでありました。それもびっくり。

テーブルの上はきちんと必要なものばかりです。

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必要なもの 不要なものの整理ができれば、脳が若いし活動していますが

整理整頓ができなくなると、少し考え直してみることです。

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打ち合わせも終り、帰る時に下駄箱の上の、

可愛いかっぽんに気が付きました。

私が手に取って、おばあ様のサンダルの横に置くと

「これはね。おまじないなんですのよ。おまじない。

いつまでも元気に歩けるようね。

毎日この履物に感謝して いってきます と外に出て 

帰ると  ただいま ありがとう と言います。

おまじない はよく願ごとをかなえてくれますよ。」



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夕方、これも近くのおばあ様なんですが、

「花がきれいなので、あんたに見せたいので持ってきたよ。」

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これは何と言う花ですか。

「これはゆりたい。ゆりも知らんかったとね。」

はあ~。ゆりは知っているけど、、普通のゆりではないですよね。

お年寄りや子供からは優しい順風ですが、

どうもそれ以外には恐い順風の様で、おまじないをしたいです。

何でおまじないしましょうか(笑)

二人のおばあ様に、共通して言えることが心がけの良い方です。

そして娘のように心が弾んであります。


          人は心がけの世を渡る。