和紙が仕上がり届きました。
福岡県八女で和紙を作ってもらいます。
和紙の産地もいろいろ探しましたが、八女の和紙が一番です。

和紙に粘りがあること。

和紙と和紙がよくくっつくこと。

乾燥したときに強度が出ること。

腰をかけている人形、まだ和紙のくりぬきに布を着せた状態。

石膏より和紙をくりぬいた状態。
右側の和紙は55人の訳官使人形の大きさ、次のシリーズ300体は少し
小さめですでに和紙のくりぬきは120体終わっています。

①はじめ油粘土で作りたい原型を作ります。
②油粘土の原型を石膏で型ぬきします。
③その型ぬきした石膏に和紙を内はりして、型をぬきます。
人形に動きを表現するために、両足で立ち姿 右足を出した姿
左足のポーズ 座り姿、等すべて油粘土で原型を作ります。
男は肩が張って、女は胸で、子供はお腹かで、よく特長を出します。
まずは時間があれば和紙の体のあら姿を作っておくのです。
和紙がなくて一年ほど体はできませんでした。
時々思うように作れない時、挫折があります。
そんな挫折を繰り返しながら、仕上がった時の感動を想像してまた作り
それでも挫折する時、どうしようかな私の根性なし。