何でもはさむ | 対馬シーロード

対馬シーロード

国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     

晴れ晴れ晴れ


用紙はまずはさむ(60才以上におすすめ)

事務の仕事をしていて、先ほどまで手に持っていた物を探す時があります。

特に一枚の用紙はよけいそれがあります。

最近は一枚の紙でも、クリップで挟みます。


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知り合いからお土産にいただいたはがきです。

お見せしたいのはクリップ。

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私は宝石や香水はあまり身に付けませんが、こんな小物は無駄なくらい身の

周りに集めます。(宝石や香水が似合わない女と言うことです)

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使い勝手の良くないものはすぐに飽きて使いません。

飽きやすいのかも知れませんが、気にいったものは30年も使っています。

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とにかく、書類は挟んでおけば探すことはありません。


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クリップが無い時は、せんたくはさみもいいです。


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二年前に知り合いの事務所に入った時目に留まり、コピーをしてもらいました。

その時とても感動したのですが、今はあまり感動しなくなりました。

どうしてでしょう。

それはきっと、私が年を取ったからと思います。

小さい時から、年寄りに育てられましたから、もしかしたら

昔から年寄りかも知れませんが。

はがきの言葉もあまり感動しなくなりました。

60過ぎると、「開き直って生きる」と言った人がいました。

60すぎると、恥ずかしくても顔は赤くならず、不幸にあっても

人生はいろいろと思いはじめ、あきらめに近くなります。


今 五月の風景を見て、あまりの美しき自然を短歌で詠む老人の

句が目に留まり感動しました。

「青年」のような句をクリップでわたしの心にはさみました。

好きな事や 好きな物や 好きな人を 心にはさんだら

心に花が咲き優しくなれます。