用紙はまずはさむ(60才以上におすすめ)
事務の仕事をしていて、先ほどまで手に持っていた物を探す時があります。
特に一枚の用紙はよけいそれがあります。
最近は一枚の紙でも、クリップで挟みます。

知り合いからお土産にいただいたはがきです。
お見せしたいのはクリップ。

私は宝石や香水はあまり身に付けませんが、こんな小物は無駄なくらい身の
周りに集めます。(宝石や香水が似合わない女と言うことです)

使い勝手の良くないものはすぐに飽きて使いません。
飽きやすいのかも知れませんが、気にいったものは30年も使っています。

とにかく、書類は挟んでおけば探すことはありません。

クリップが無い時は、せんたくはさみもいいです。

二年前に知り合いの事務所に入った時目に留まり、コピーをしてもらいました。
その時とても感動したのですが、今はあまり感動しなくなりました。
どうしてでしょう。
それはきっと、私が年を取ったからと思います。
小さい時から、年寄りに育てられましたから、もしかしたら
昔から年寄りかも知れませんが。
はがきの言葉もあまり感動しなくなりました。
60過ぎると、「開き直って生きる」と言った人がいました。
60すぎると、恥ずかしくても顔は赤くならず、不幸にあっても
人生はいろいろと思いはじめ、あきらめに近くなります。
今 五月の風景を見て、あまりの美しき自然を短歌で詠む老人の
句が目に留まり感動しました。
「青年」のような句をクリップでわたしの心にはさみました。
好きな事や 好きな物や 好きな人を 心にはさんだら
心に花が咲き優しくなれます。