明治の帯 | 対馬シーロード

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国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     

くもり晴れ晴れ


袋帯

繻子織の帯で、明治初期のものと思われます。

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既婚者用の地味なものですが、いたる所におめでたい絵柄です。


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地模様が 繻子です。真っ黒の繻子に光沢があります。

私はこの繻子織の感じを 布の色気 となずけています。

女性の艶めかしいほどのものが、繻子織には感じられます。

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帯の裏は真綿が芯の代わりをしています。

この縫製が古さを表しています。

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袋帯でもこの柄になると昭和のものです。

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帯の裏表が 柄違いです。

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お雛様も この帯も 女性には美しい姿が一番似合います。

今はおばあさんでも、若くて美しい時があったのです。

女性は年老いても、美しくありたいですね。