対馬市厳原町下原若田地区には ”若田すずり” と言う
すずり石 があります。
名ある書家が何人も来島された話は聞いています。

大きさは名刺大です。
この大きさは私が人形の大きさに合わせて特注しました。

若田硯は書家の間ではかなり人気のようです。
”光照作” の名が彫ってあります。この方とは古くから知り合いです。
先代の若田硯師はお亡くなり、後継者がいない今この方 ”光照” 氏に
対馬の若田硯を存続していただきたいです。

創作のものは、作るその人の個性が作品ににじみ出ます。
光照氏は対馬市退職後も若田硯に熱心されています。
作品が ”石なのに温かいものを感じる” のは私だけではありません。

裏面の仕上がりが、またいいですね。余韻があります。
光照氏は大きな作品展に入賞されました。
私の記憶に少し確認が必要なので作品展の事は後日にします。
私の我流の創作人形もこの硯石を恥かかせないように作ります。
光照氏の作品またご紹介します。