ドイツから→イギリスへ


車に乗ったまま「ル・シャトル」で

ドーバー海峡を渡った翌日


私はまたもや

ドーバー海峡を渡っておりました。



イギリスから→フランスへ



今度は電車です。


なんだかラグジュアリーです。

津島亜由子のオフィシャルブログ『あゆこのあゆみ』



この乗り物の正体は…


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「ユーロ・スター」



久しぶりの電車の旅。

車内食が意外に美味しくて

パンをおかわりしてしまったほど。



こんな強行日程を

無理して向かった先は

表題の通り


「凱旋門賞」!


ヘ(゚∀゚*)ノ



憧れだったのです。



数年前にNHKで担当していた

「世界の競馬」


凱旋門賞が行われる

「ロンシャン競馬場」を

世界一美しい競馬場として

ご紹介した時から


「わたしもいつか訪れてみたい!」


密かな野望でした。




ブローニュの森に佇む

ロンシャン競馬場は

ビッグレース当日とあって大盛況。


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そしてこの日は

ご婦人達が纏うコスチュームも

見どころのひとつです。


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眺めてるるだけで目の保養。


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お気づきでしょうか

お洒落アイテムの主役は、帽子です。


こんなお店も。


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勢いで欲しくなりましたが

宝の持ちぐされになる予感がしたので

購買断念。


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圧倒されます。


でもやっぱり

私にとって帽子といえば

日本競馬界の鈴木淑子さんです!


(*゚ー゚*)♪



セレブな雰囲気の一方では

クレープやワッフルなどを焼く

カジュアルなお店も。


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な~んか、お洒落でしょ?


入場口では

訪れる子供たちのために

「競走馬の塗り絵ブック」が

無料配布されており

そんな大人たちの思惑通り

塗り絵に熱中する可愛いお嬢ちゃま↓


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世界に知れ渡るグランプリだけに

もっとガッついたイメージを持っていましたが


場内は思いのほか落ち着いていて

各々がのんびりとした

時間を過ごしているような雰囲気でした。



パドック


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人の中に馬がいる状態です。

日本とはだいぶ違う印象です。

インタビュースペースまであります。



レーシングプログラム(らしきもの)で

出走馬チェック


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読めない…


(TωT)


お恥ずかしいハナシ

不勉強のまま参上したもので

ひとまず知っている騎手を中心に

赤を入れてみました…

(O.ペリエ騎手の綴りがわからんかった。恥。)



個人的には日本でもお馴染み

C.ルメール騎手を応援。


ジャパンカップで

コスモバルクを2着に導いた方です。

あの時は燃えた…泣いた…(懐)


(TωT)

馬券はというと

これまた日本とはだいぶ異なり

入場券のようなぺラッとした紙。

馬名が印字されていないのも

競馬ファンとしてはちと淋しい。


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19番スタセリタから馬連流し

&自分の誕生日ナンバー(笑)

合計20ユーロちょいの闘志、投資。



…そして、ターフへ。


緑の絨毯に赤が映えます。


美しい。


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スタンド

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上階席は花で埋め尽くされておりました。


しかしこの写真を見ていると

日本の…昔の府中競馬場と似てるような…



そして、主役達の登場。


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この距離感


観客の大歓声に

イレこんでしまうのではないかと

ひやひや。


そうした間にも

買った馬券を何度も確認(笑)


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…さ、ここまでの長文ブログの中で

既に「ツッこんで」いただいている方も

いらっしゃるでしょう。


そう、この時点で

私は重大な過ちを犯しています。



私が応援していた

ルメール騎手は



この日



「騎乗していなかった」のです!


((((((ノ゚⊿゚)ノ



なんでも心配なことに
私がドーバー海峡越えをしていたその日

C.ルメール騎手は落馬負傷していたとのことで

この日は全鞍乗り替わり。


おなじ「クリストフ」でも

乗っていたのは

「C.スミヨン」騎手でした。


いや…


「おかしいな」とは思っていたのです。


なぜなら

凱旋門賞の前に行われたレースで

レープロ(らしきもの)には

記されていないはずの

スミヨン騎手の名前を

場内放送が

「スミヨン!スミヨン!」

と連呼していたから。。。


確認すべきでした(恥)


※詳細を知りたい方は

どうぞ「世界の合田(直弘)」さん

の解説を検索してお読みください。


ロンシャンの2400は

スタート地点がポケットになっていて

そこからしばらくは直線。

しかしながら向こう正面を眺めていると

結構な勾配があることがハッキリと確認でき

(例えるなら緩やかなジェットコースターのような)

凱旋門賞を勝つことの難しさを

ひとつ実感として学びました。



ゴールの瞬間


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圧倒的イチバン人気に応え

シーザスターズは、強かった!


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確定↑



確認↓


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(赤字は購入馬券のメモ)


あぁ…

惜しいようで惜しくない

いちばんやってはいけない

「嬉しくないこすりかた」

してしまいました。。。


ちなみにこのメモをそのまま

馬券購入口でおばちゃまに渡したら

買えましたよ!

フランス語に自信のない方は

この方法お勧めします。



結果的にこの凱旋門が

最後の雄姿となったシーザスターズ

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後日引退が発表されましたものね。

おつかれさまでした…!



当初は大好きな

「ブエナビスタ」の参戦を期待して

観戦を決めました。


理由は素人目で恐縮ですが

ブエナビスタの走りを見ていると

ディープインパクトを思い出すからです。


「飛ぶように走り、そして強い」


グリーンチャンネルで

ブエナの活躍をお伝えするたび

ゾクゾク&ワクワクしてました。


なので凱旋門断念のニュースを知った時は

心底…心底、残念でした。



だけど今回


「来てよかった」


心から思いました。




この大舞台で


過去には

エルコンドルパサーが

モンジューの2着に。


輸送のアクシデントに見舞われながら

会員様たちの夢をのせ駆け抜けた

個人的にも印象深い

タップダンスシチー。


そしてあの

武豊騎手とディープが挑んだ場所。



なんだか


想像するだけで


目に涙が浮かんでしまって。



もちろん競馬は

「勝つために戦う」ものです。



でも



こんな遠い国で…


こんなにも日本とは違う環境で…


馬も、人も、



ここへ辿りつくだけで大変なことです。



様々に「感じる」ことの多かった

今回のフランス遠征

わたし、きっと、忘れません。



そして最後に

どうしても記しておきたいコトは


「ロンシャンは確かに美しい。

けれど日本の競馬場も負けてはいない」


というコトです。



あ~

府中の芝生でねっころがりたい


( ̄ー ̄)~♪


津島亜由子のオフィシャルブログ『あゆこのあゆみ』


あゆみ史上最長ブログかも…?


(σ・∀・)σイエーイ



それではそそくさと


おはよう&おやすみちゃんこなべ☆