今春のセンバツ。智辯和歌山高校の試合を観ていて、小骨が喉に引っかかるような違和感がありました。
しばらくして気付きます ー 選手の使う道具がSSK社の物ではない。
智辯和歌山といえばSSK。常総学院もSSK。広陵はZETT。選手全員のグラブやバット、試合後にベンチ裏の通路を一列で歩く彼らが背負うバッグが、同じメーカーの物であることは高校野球ファンにはおなじみの光景ではないでしょうか。それが今年は、ミズノもいればアシックスもいるではないか。監督が変わったことと関わりがあるのか?
こんな事が気になる方は、この本も気に入ってくれると思います。
「君は近藤唯之を知っているか」でフジテレビ夕方のニュースのスポーツコーナーで熱くプロ野球を語る氏を懐かしく思い出す。
水道橋で働いていた頃よく通った「山下書店東京ドーム店」の閉店は聞き知っておりましたが、そこが「オークスブックセンター東京ドームシティ店」に変わるも、店長と品揃えはそのままに野球や格闘技や競馬ファンの聖地になり続けていることを「文系野球の聖地」で知って、胸を撫で下ろす。
止めたバットでツーベース 村瀬秀信 野球短編自撰集
1,620円
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そんなどちらかと言えばコアなコラムが18編。「野球ファン」、いや「野球バカ」を自認するお方にお薦めしたい一冊です。