昨日のこと。
中古車屋へ、アリストの確認に出かけた。
車は内外とも予想以上にきれいで、試乗した感触も悪くない。何枚かの書類に捺印し、今月末の納車をお願いした。
体調を崩して会社を休んだ女房にも同伴してもらっていた。契約を済ませたらすぐに帰宅するつもりだった。
「レガシィでちょっと遠出したいの。お別れの前に」言い出したのは彼女だった。
我々は東神奈川へ走り、小さな中華料理屋で美味いサンマーメンと餃子を食べた。
そのあとで女房が小学生の頃に住んでいたアパートを見に行った。横浜から私鉄で10分位の街の高台。今回で2度目だ。改築されて新しくなってはいたけれど、アパートはまだそこにきちんと建っていた。2階の左端の部屋だった、と彼女は言った。
あそこをノックしたら小さい頃のお前さんが出てくるかも知れないね。真新しいドアを指して私は言った。
よくそんなこと真顔で言えるわね、と笑われた。