
今回も
「モトクラシ大調査」
のアンケートに便乗してます。
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昨年家の購入を決めたときに、もうひとつ
実現させたかったのが猫の室内飼いだった。
最初は中古マンションを買うつもりだったので、
物件を訪れるたびに
「ここは『ペット可』ですか」
と業者へ質問を繰り返した。
購入の対象が最終的に新築一戸建てと
なったところで、今度は女房を説得し、
最後は女房のお母さんにも了承していただいた。
お義母さんとは電車で小1時間の距離。非常に
きれい好きな人だ。猫のせいで足が遠のかれては困る。
最初は驚いていたけれど、後日、猫用のベッドを
プレゼントしてくれた。
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市内にある譲渡団体に伺ったのは8月中旬。
20頭くらいの仔猫たちが飼い主を待っていた。
皆、生まれてすぐに捨てられて、保健所へ
集められた。そのままいけば金属の箱の中で
ガスで殺されてしまうところを、この団体に
引き取られたのだ。
私はずっと前からトラ猫と決めていた。
だから最初に目が合ったキジトラに
「おまえ、ウチくるか」
と言ったら、にゃー、と鳴いたので即決した。
女房は三毛か白黒か、しばらく悩んで
白黒を選んだ。
この仔はおっとりしてますよ、という飼育係の
言葉が決め手になった。
オスとメスの2頭飼いにすることと、
名前は早くから二人で決めていた。
白黒はメスで、にゃーこ。このとき推定4か月。
トラはオスで、ねこぞう。こちらは3か月。
2頭とも岐阜からやってきたのだと知った。
上の写真は譲渡時の記念撮影です。
名前についてはもうひとつ、私は「キクとアネモネ」
という案を温めていたのだが、出典を知った女房が
凶暴になりそうだからやめよう、と言った。
「ハシ」もいないと、やはり片手落ちだと私も
考え直してボツにした。
一緒に暮らし始めて9か月が経つが、2頭とも
「あたり」だ。
私は当初から春樹さんの件のエッセイのことが
ずっと頭にあったので、折に触れて
「この仔たちはあたりかスカか」と自問してきた。
基準もないし、他所さまの猫さんと比べることも
できないけれど、「スカ」にする理由が見つから
ないと気付いて、そのうちに自問をやめた。
残業も20時を回ると無性に会いたくなってくる。
女房と彼らを路頭に迷わすわけにはいかないと
ときどき考える。
帰宅が毎晩遅いうえに、「サイエンスダイエット」の
ドライフードしかくれない飼い主のことを、2頭は
「スカだったにゃー」と後悔しているかもしれないけどね。