約2ヶ月のレッスン期間、そして本番を無事終えることができました。
応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!
今回初めてのオリジナル曲を2曲作ることができました。
作詞は私が担当して、作曲は小松原諒子ちゃんが担当してくれました!
2曲ともすごく大切な曲です。さらにパワーアップさせて踊り続けていきたいです!
まずゲストダンサーとして出演してくれた3人。
王子こと咲楽星太、矢神久美、菅なな子、本当にありがとう。
レッスンに対する姿勢も、舞台に対する意識も、やっぱり群を抜いていたので、この3人がいてくれたことが救いでした。
ツルノヒトコエはただ元SKEを集めたいわけでもないし、でもSKEで出会った何人かの仲間は本当にダンスが好きだったり、ステージが好きだったり…創りたいものや目指すベクトルが同じなので、何年か振りに一緒にやって改めて気付くけど本当に居心地がいい。
SKEだったからなのか、矢神久美、菅なな子だからなのかは分からないけど、やっぱりこの子たちを超えるダンサーっていうのは、いくらオーディションを重ねても見当たらない。
ダンスが上手いと思ってる、ダンスしている自分が好き、なのはダンスをしている人にとって当たり前の意識だと思いますが、そこから「お客さんに伝えるダンス」を伝授するのは本当に簡単なことではないなと思いました。
久美は、初参加ながらしっかりとステージに立ってくれました。
レッスン終わってからも、「本当に楽しかった!みぃのためにいいステージにするね!名古屋で練習してきますっ」って連絡をくれて…その時は、なかなかキャストに私がやりたいことが伝わらない時期だったので、久美の言葉にすごく救われました。
久美は本当にダンスが好きなんだなと思います。ただダンスが好きっていうんじゃなくて、ダンスで人に何かを伝えることにすごく意味を感じてる子です。
何日も一緒にレッスンができたわけじゃないのに、本番は同じ土俵で戦える、同じ土俵で夢を語れる。そんな仲間がいるって幸せだなと思いました。
久美と夢やダンスについて語り合えた時間は宝物です。
いつか、一緒にやりたいことがあります。
それが実現できるように、日々頑張ろうと思いました!
去年の9月、今年の3月と、レギュラーでダンサー出演してくれた菅なな子。
誰よりも自分に厳しい。なな子を見てて、そんな印象を受けます。
ダンスが好き、ステージが好きなのはもちろんですが、お客さんの前で踊るためには自分が1番できていないと、という気持ちと責任感がすごくある子です。
振り覚えがダントツ早いというのは言うまでもありません。でもそれ以上に、ステージで生きる何かを持っています。
あやともよく話しますが、センターで踊ってて、本当に華があるなと思います。
説明ができるものじゃないのですが、全くSKEとかを知らない関係者が見に来て、ほとんど100発100中でなな子がよかったって言います。
どれだけすごくても技術だけを持ってる人には絶対に敵わないものをなな子は持っています。
そしていてくれるとすごく安心感があり、橋本ちゃんや麻希やRYOTAときゃっきゃ言って遊んでる姿は微笑ましいです✨
みぃあやにとって、ツルノヒトコエにとって、確実に必要不可欠な存在になっています。
あ、あと、橋本ちゃん麻希にとってもやね😊
熱いゲストダンサーと一緒にやることで、支えてもらう部分や、高め合える部分がたくさんありました!
そんな中、3月から一緒の、なな子ともすごく仲が良くて、なな子や久美からたくさん吸収して成長しているのが橋本ちゃんと麻希。
毎日、本番前に座らずに楽屋で練習してた2人は「3月より成長した姿が見られた」と多くのお客さんからコメントをいただきました!
レッスン場での涙や悔しい思いはちゃんと結果としてついてきたし、2人がしっかり努力してくれた証だと思います。
2人には華だけでなく、人を思いやる気持ち、ステージを良くしようという気持ちがあります。
橋本ちゃんは夜中の公園で練習して、その動画をいつも送ってきていました。千秋楽の前日にメールをくれましたが、「みぃとあやの期待に応えたい」という気持ちが誰よりも強かったんだと思います。
実は最終日にあやの足の痛みが悪化して、急きょ麻希が初めてのあやの立ち位置で本番入ってくれたユニットがありました。
朝、一度だけステージで練習して、本番しっかりあやの代わりに踊っていました。
そんな麻希を見て、みぃもあやも本当に嬉しかったです。
見に来てくれる人のこと、そしてみぃあやのことをいつも考えてくれてた2人だからこそ、うちらも乗り越えることができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです!
また一緒にやろう!
1日目ゲストダンサーの王子がMCで語ってくれたこと、すごく嬉しかったです。
どれだけ怒られても前向きで、泣いたり落ち込んだ姿を一切見せない。でも、次来るまでに確実に練習してきてくれていました。
「怖くもないし、辛くもない。みずきちゃんたちがいいもの作りたいって気持ちが熱いだけだから」
そう言ってくれてた王子と、実は同じ気持ちだった新メンバーが1人いました。
高橋りらちゃん。
ダンサーの中で1番年上のりらが、打ち上げで話しかけてくれて、
「私は辛いと思ったことは一度もなかったです。毎日勉強で、毎日吸収することがたくさんで、本当に本当に楽しかったです!」
確かにりらはレッスン場で涙を見せたこともないし、いつも強く、前向きでした。
ほとんどの新メンバーが、2ヶ月辛かったといつも言っていますし、終わってからも「怒られることが理解できなかった、何でそこまで揃えるのか分からなかった」と言ってた人もいました。
でもりらは、私は他の子とは違いますと言わんばかりにいつも前向きでした。
りらは表情が硬くてたくさんアドバイスしていました。
でもお客さんの感想として、「りらちゃんのコロコロ変わる表情がよかった」「りらちゃんが1番表情豊かだった」というコメントを見て、すごく嬉しかったです!
私がよく注意していたところが、本番には褒められるところになっている。りらには、本当に言ってよかったって思わされました。
王子やりらみたいに、自分に足りないものに対して落ち込むのではなく、前向きに捉えられる強さを持ってる人はどこに行っても大丈夫だと思う。
ツルノヒトコエがさらに強いチームになったとしても、この2人はしっかりついてきてくれると思います。また一緒にやれるのを楽しみにしています!
名古屋から来てくれたみつき。
レッスン場でも笑ったり泣いたり、素直で感情豊かな子でした。
みつきも期待に応えてくれた子です。
素直に聞いてくれる姿勢、悔し泣きをしたあとは一人でひたむきにダンスと向き合う姿勢。そんなみつきに胸を打たれました。
レッスン最終日に「2ヶ月前に戻りたい」と言ってたのがすごく印象的でした。
きっと意識がものすごく変わったからこそ、そう思ったんだと思います。
今のみつきが、2ヶ月前に戻ったら私もたくさんユニットを任せたかったです。
でもそんな風に思えたっていうのがみつきにとっての成長だと思います。
千秋楽、近くで踊るみつきはすごくしっかりステージに立っていて、レッスンが始まった頃とは別人のように表情も意識も変わっていました。
あどけない笑顔の中にも強さを持ってくれた子で、これからが本当に楽しみです!
名古屋での活動、頑張ってね!
高知県出身、歌手の2人。
ツルノヒトコエ一回目から出演してくれているRYOTAと、みんなのお母さん、ひろろん。
この2人のうるささは半端なかったです。笑
いつも元気で明るくみんなに話しかけていて、ピリピリしてても笑ってしまうほどおもしろい2人です。
理由を尋ねると、「自分が落ち込んだり嫌な気分だとそれが歌に出てしまう、だから1番いい声をお客さんに届けるために、楽屋ではいつもこんな感じです!」って…
うるさい理由がプロでした!Σ(*゚д゚*)笑
音程•歌詞を間違えない、渡された振り付け•演出を守る、というのはプロとして当たり前だと思いますが、それ以上にステージやチームのことを考えていてくれた2人に感謝しています。また一緒にやれるのを楽しみにしています!
去年の9月公演、名古屋公演、3月公演、そして今回と照明を担当してくれた太田さん。
毎公演ビデオを撮って休み時間に確認して、誰もいないステージで照明を足したり直したりを毎日やってくれました。
もっともっと良くするために。
ここまで熱い気持ちでやってくれたこと、感謝と共に、こんな素敵なスタッフさんに出会えて誇らしいです。
私も今までのツルノヒトコエでは、毎回本番の動画を見て、みんなにアドバイス•ダメ出しをしたり、変更を多々したりしていました。
実際照明などありきで本番を見ると、ここもっとこうしたい!
こう変えたい!っていう思いがどんどん出てくるのですが、対応力の無さが今回のチームの欠点だったので、そこまで至らなかったことが残念です。
例えば3時間後の公演で、立ち位置や振り付けを変更しても対応してくれるのがプロだと思うので、そういうチーム作りを目指したいです。
ツルノヒトコエ初参加の音響、日影さん。
DREAMの時、一緒にブンブン回してくれてたのが印象的でした。笑
すごく謙虚で温かい方で、急な変更にも対応してくださり、たくさん助けてもらいました。
またぜひ一緒にやりたいです!
ツルノヒトコエ一回目から、ずっと関わってくれてる舞台監督のケンさん。
もう、ケンさんがいないとツルノヒトコエはできないですね。ケンさんがいないと喧嘩が止まらないですね。笑
全てを理解してくれてて、問題があるといつも率先して解決してくれて…
キャストの気持ちもスタッフの気持ちも重宝してくれる本当に素敵な方です。
またよろしくお願いします!
素敵な方が携わってくれたおかげで、成り立ったという部分が大きいと思います。
その他の部分は…たった2ヶ月で、あまりこういう現場を経験してない人を育てるというのは難しかったです。
上に書いたような、強さや熱い気持ちを持ってる人たちはしっかりついてきてくれます。
私がいたミュージカル劇団が1年くらい練習をして発表会をするように、時間をかけることが出来たら違うのかもしれませんが、今後はプロ意識をもったチーム作りが課題だと思います。
さすがに10回程言ったダメ出しが本番も出来てないような子には、最後ダメ出しする気すら起きなかった自分もいました。
今回の公演に限っての話ではないのですが、そういうキャストに限って「決められた振り付けで個性を出すのは難しい。ここまで振り付けの角度を揃える必要があるのか。現場の空気が悪い。」と必ず言います。
細部までダンスを揃えるツルノヒトコエに不満があるのなら、自分のダンスでたくさんファンをつけてから異議申し立てしてほしいと思ってしまう。
自分が今までやってきたことにしか焦点を合わせられない、しっかりやってる子が近くにいるのに受け入れられないのは、すごく視野が狭くてかわいそうだなと思います。
SKEにはダンスをやったことがない子が小学生〜たくさんいましたが、思い返すとこんなことを言ってる子なんて1人もいませんでした。
環境がそうさせていたのか、みんなしっかりお客さんのためを思って頑張っていたのかは分かりませんが、私の指導方法はSKEにいた時と変わりありません。見に来てくれる方は、SKE時代のファンの方もすごく多いですし。
そう思うと私がいた時のSKEって本当にみんなプロ意識があったんだと思いました。全員同じ方向を向いててやりやすかったし、居心地がよかったです。
今回そういう子にツルノヒトコエという舞台を背負わせてしまったことは、私の中でも選び方や指導の仕方など反省をして、しっかり次に進んでいきたいと思います。
3月公演が終わった時は、次も早くやりたい!という気持ちになりました。
しかし今回は、必要ならばしっかり時間をかけて、ちゃんとした環境作り、チーム作りをしないといけないと思いました。
人が足りないからオーディションをして補い、長期間レッスンをするというやり方を続けていくのは厳しいかなと思います。
少人数でも、同じ方向を向ける人たちと一緒に始めたいです。
でも待ってくれてる方が1人でもいる限り、必ず改善策を見つけて1日でも早くいいお知らせができるように頑張ります!!
たくさんコメントをくれる、拍手をくれる、花を贈ってくださる…そんな皆さんがいるから、今回もやっと本番でツルノヒトコエは完成しました。
公演直後にお話しした時に、笑顔で感想を言ってくれた方々の顔が忘れられません。その笑顔をまた見たいし、また同じ世界を共有したい!本当にそれだけの思いです。
一部のキャストにどう思われようと、16歳からこの世界でやらせていただいていること、数え切れないほどのステージでたくさんと仲間とやってきたこと、その経験を信じて、そして応援してくださっている皆さんを信じて、私は突き進んでいきたいと思います!
これからも応援、よろしくお願いします!!