〓筑波書房 書評情報〓(日本農業新聞 2022年12月25日号 書評欄に載りました。)『農村計画研究レビュー2022』中塚 雅也・山下 良平・斎尾 直子 編 税込価格 3,850円+税→(https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784811906225)
【書評内容】
 副題は「10年間の農村計画学を読み解く」。編者は、農村地域を対象とする、計画分野横断の学際的な学術組織である「農村計画学会」の会員。学会は今年で、発足40周年を迎えた。その年に当たり、主に2012年からの10年間に焦点を当て、記念事業として農村計画に関する文献をまとめている。
 農村コミュニティー、参加とワークショップ、外部人材と関係人口、農村の景観保全、地域の伝統的価値設定制度、農村の生物多様性、獣害と農村、農村における地域資源の管理、生活空間構造と震災復興、情報通信技術(ICT)・スマート技術による農業資材の機能再生、再生可能エネルギーと農村、移行と農山村再生成の12章と、補章に農村計画研究10年の軌跡を加えた。