キネシオロジー その1 | 敦賀明子のN.Y.漫遊記

敦賀明子のN.Y.漫遊記

NewYork在住のジャズオルガニスト敦賀明子の日記です。

あれはかれこれ6、7年前、まだiPhoneが発売される前でiPod全盛だった時のこと。ドクター・ロニースミスがiPodを次々に壊していくのを見て、なんて物を大切にしない人なんだろう?と心の中で思っていたのですが、ある日、アップルコンピュータでシステムエンジニアをしている友人にこのことを話したところ、実は手の力(指の力)が強い人はiPodを壊しやすいと聞いて、思わず映画E.Tを連想したのでした。

 
じゃあ指や手の力が強くなったらドクターみたいな演奏ができるってこと???
 
まったく他力本願なんですが、その後レイキの存在を知って早速ネットでニューヨークでやっているところを調べて、その中でもブログが面白くてお値段も手ごろだったブルックリンのサンセットパークに住んでいるのりこさんという方にレイキの伝授を受けることにしました。
のりこさんのホームページはこちら、ブログはこちら
キネシオロジーについてはこのサイトがわかりやすいです。こちら
 
ただ、目に見えるものじゃないし、気のせいといえば気のせいかもしれないんだけど、レイキは手術を受ける前の人の気持ちを落ち着けたりするのにも使われているし、色々な人にやってあげたら喜ばれることが多く嬉しくなった私。確かにそれから演奏している時のお客さんの反応が良くなった気が。
 
そしてレイキ2の伝授を受けた最後に、その頃のりこさんが始めたばかりのキネシオロジーについて聞いて見たら、筋反射を通してその人の潜在意識にアクセスするというもので、お砂糖を使って実験してくれたんだけど、まるで魔法を見ているようでした。
ちょうどその頃、日本からNYに越して来た元ポップスターの人と知り合って、その人の集中力のすごさに、私もこのくらい集中できたらもっと効率的に練習できるかなー?と思い、キネシオロジーで調整してもらおうとのりこさんのセッションを受けたのが始まりでした。
 
私が受けたIHキネシオロジーは主に心の問題を取り除くことに重点を置いていて、セッションでは今まで心にわだかまっていたことを私の潜在意識からのメッセージとして聞いて、その後ヒーリングしていくのですが、私の潜在意識からのメッセージはどれもストンと納得いくものばかりで、ヒーリングを重ねるにつれて自分自身もどんどん生きやすくなっていっているのを実感しました。それと同時に、キネシオロジーは日本ではカイロプラクティックの治療にも使われていて(筋反射を通してその人にとってどの部分を治療するのが最適かを見つける)私もツアーでボロボロになった体の調整もしてもらっていました。
 
そのうち、のりこさんがものすごい勢いで色々なテクニックを身につけて、それと同時になかなか予約が取れなくなった頃、だんなさんのおさむさんもキネシオロジーをやり始め、おさむさんにもお世話になることに。
 
そして、セッションを受けても体と疲れた心の回復を元に戻すだけで何時間もかかってしまう状態が約1年続き、私自身もこれじゃいかん、自分でなんとかしなくっちゃ!と思い始めました。
 
続く・・・