市は学校体育館での体育活動や
部活動時等の熱中症予防を図ると共に、
避難所環境の向上を目的として、
2ヵ年で全小・中学校及び市立高校の
体育館に空調設備を設置する。
設定温度は18~28℃内。
熱中症にならない程度を想定。
「快適」レベルではない。
5月31日、先行実施された
神津小学校体育館が公開された。
■熱中症予防で体育館に空調設備 災害想定した訓練 兵庫・伊丹(NHK 関西 NEWS WEB)
設置はバスケットゴールの両側に、
空調室内機とエアーファンがセット。
神津小では8セット設置されていた。
体育館の構造により、
設置位置は異なるとのこと。
冷風・温風をファンによって、
床上2m付近に送る、という。
リモコンは各セットで調整可能。
消し忘れ対策として一斉停止ボタンも。
各空調・ファンのリモコン
設置工事と同時に、
体育館窓ガラスに遮熱断熱フィルムも付ける。
問題は電気代をどうするか。
年間160万円ほどを見込む。
体育館の使用率は
教育・授業が3~4割、
その他が6~7割とのこと。
負担のあり方については今後検討される。
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大規模災害時、
体育館は指定避難所となる。
空調用200ボルト発電機
大規模災害で停電した場合は、
災害協定を結ぶレンタル会社から
発電機や接続部品を運搬してもらい、
非常電源を確保する。
電灯・ファン用100ボルト発電機
空調用200ボルトと
電灯・ファン用100ボルトの
軽油1日分入り発電機を
クレーン付きの車で運ぶという。
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ボクの学生時代には無かった猛暑。
その対応を見て驚きの連続だった。