2月28日、市内で開催された伊藤真さんの講演会。
流れるような話し方で、分かりやすく、ユーモアを交えながら、90分。
その中で、現状認識として次のような話があった。
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ヒトラー(ドイツ)、ムッソリーニ(イタリア)、フランコ(スペイン)、スハルト(インドネシア)、ピノチェト(チリ)等のファシスト制度を研究している政治学者のローレンス・ブリット博士は、14項目の共通点を見出したという。
「ファシズムの初期症候 / Early Warning Signs of Fascism」(ローレンス・W・ブリット起草/米国・ホロコースト博物館展示パネルより)
見事なまでに、
今の安倍政権にあてはまるんだな、
これが。
順番に私見を加えながら。
・強情なナショナリズム
⇒教育基本法改正と愛国心教育
・人権の軽視
⇒基本的人権を制約する自民党憲法草案
・団結のための敵国づくり
⇒北朝鮮恐怖論・反韓反中ブーム
・軍事の優先
⇒集団的自衛権容認・防衛費の拡大
・性差別の横行
⇒根強い固定的性的役割分担意識
・マスメディアのコントロール
⇒報道の自由度ランキング180カ国・地域中72位
・国家の治安に対する執着
⇒特定秘密保護法・盗聴法の拡大
・宗教と政治の癒着
⇒日本会議との関係・公明党との連立・
・企業の保護
⇒財界や経団連との癒着
・労働者の抑圧
⇒非正規雇用の促進、貧困層の拡大
・学問と芸術の軽視
⇒教養軽視、マイルドヤンキー現象
・犯罪の厳罰化への執着
⇒共謀罪等の制定
・身びいきの横行と腐敗
⇒モリカケスパ疑惑、明恵夫人
・不正な選挙
やっぱり、やばい、改めて。