【 貞明皇后のお言葉 】
物知りな知人から、貞明皇后(大正天皇お妃様)が、終戦後の皇室について、「狼狽えることはない。明治以前に戻るだけの話なのだから・・・」というようなお言葉を述べられたとお聞きした。
皇居内に今も建物(皇宮警察本部として現存)として残る、天皇の諮問機関としての「枢密院」。大日本帝国憲法(1890年施行)と共に生まれ、日本国憲法(1947年施行)と共に廃止された。その間、57年。
2600年を超える皇紀に比べると、*統治権を行使された僅か57年が特別な時代であり、貞明皇后のお言葉が腹に落ちる。
*「衆議院議員三浦久君提出天皇及び天皇制に関する質問に対する答弁書」
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumona.nsf/html/shitsumon/b104020.htm
大日本帝国憲法は、いわゆる立憲君主制を採り、同憲法下においては、天皇は統治権を総攬する地位にあつたが、憲法上の確立された慣例として、天皇は、国務大臣等の輔弼、補佐に基づいて統治権を行使したといわれており、こうしたことから、「君臨すれども統治せず」と答弁したものである。
<感想>
ご長男の昭和天皇との確執もあったとされる貞明皇后。関連書籍は少ないが、内容を確認してみたい。
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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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