アインホールディングス(9627)
「調剤薬局産業は今、M&Aの時代を迎えています。「m」*(management)を最善することによってキャッシュフロー総出力が高まったということは、M&Aの時代を積極的に攻められる地力が高まっているということでもあります。時価総額もコンサルタントの導入以降、2倍を超える水準に達しています。
この事例もピジョンと同様、「b」*(business)や「p」*(people)が変わったわけではなく、「m」が洗練されたことで企業価値と競争力の向上が見られた事例だと思います。 」
(出所:「投資される経営 売買される経営」(みさき投資株式会社 中神康議著、日本経済新聞出版社))*追記
あれっ、M&Aってそんなに有効なの?
2009/4期末と2017/4期第1Q末の数値を比較では、時価総額が何と13倍超!
「managementの洗練⇒M&A⇒キャッシュフロー総出」の重要性が理解できる。
<アインHD(9627)>(単位:百万円)
2009/4期末 17/4期1Q末
売上 115,387 *265,000 2.3倍
営業利益 5,296 *16,300 3.1倍
当期利益 2,128 *9,000 4.2倍
ROE 13.0% 16.9%
株主資本 16,428 53,340
総資産額 62,033 139,150
株主資本比率 26.5% 38.3%
株価 1,481円 **7,840円
時価総額 1,901億円 **2,500億円13.2倍
店舗数 375店 894店 2.4倍
従業員数 2,741人 ***5,511人 2.0倍
*2017/4期予想、**2016/11/18終値、***2016/4期末
(株式分割:2014/10 分1→2)
2017年4月期1Q IR資料の医薬事業成長推移(P21)もご参照ください。
http://www.ainj.co.jp/ir/news/ir_2017_1q_3.pdf