06/01 四ツ谷 Doppo 小林未郁 | 溝ノ口の山オヤジのブログ

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2月の水道橋以来になる小林未郁さんのブッキングライブ
「 Doppo 12th Anniversary Piano Creek 」に、おじゃまして来ました。
移転もされながら12周年を迎えられた Doppo さん、おめでとうございます。
入場に際しお店からは12周年記念ファイルと、

予約の未郁さんからはフランス公演のお土産を頂きましたよ。
ありがとうございました。

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Live act.

◇ 平井ミエさん (ピアノ弾き語り with SE )

 昨年1月の西荻窪で、ミヤザキナオコさんとのユニット

  " ジャポネ " としてお聴きして以来。
 ソロでは、15年2月の渋谷「和の宴」以来久しぶりの機会を得ました。
 ♪ 逃した魚 ♪ 鬼の泣く夜 ♪ オリフィスの涙 ♪ ゴールデンスランバー など7曲。
 伸びやかでパワフルな歌声の平井さんは、曲によりSE・エレクトロも駆使するのが特徴。
 じんわり染み入るシンプルな弾き語りと、双方を楽しませてもらいました。

◇ 富山優子さん (ピアノ弾き語り)

 箱では17年6月の阿佐ヶ谷以来・配信では20年8月の南青山以来になります。
 ♪ Intro ♪ ソング・ジエンド ♪ ポーラベアー ♪ バタフライ・エフェクツ など8曲。
 クラシック調のピアノに、幻想的な雰囲気のメロディーや激しいピアノ曲が入り混じる。
 完全英語詞の作品も有ったり、今回も少し不思議な雰囲気のステージでしたね。

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小林未郁さんは、とりでグランドピアノへ。
今回はお馴染みの猫足ヒールでは無かったですが、弾き語りのスタイルは変わりません。

いつもの様に緊張の " 儀式 " が幕を開ける。

 ♪ 桜の園
 ♪ カタマリ
 ♪ 毒

 ♪ 透明な青
 ♪ 内緒話 ( Inst. )
 ♪ 終わらない回廊
 ♪ 闇市へ

 ♪ 雪の町

アンコール

 ♪ 迷宮入り
 

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圧倒的な迫力のアカペラが空気を引き締める、「桜の園」からスタート。
やがて流れるピアノが渦を巻き、壮大な世界へと展開して行く。
そのままMCを挟まずに、情念を込めた「カタマリ」から
小林未郁の名刺曲とも言える「毒」へと、一気に3曲を紡ぎ歌う。
緊張の時間は一旦緩み、お客さんへの来場御礼とお店への12周年祝いを述べた後は、
久しぶりに聴く機会を得た「透明な青」へ。
未郁さんの作品の中では比較的明るくメロディアスで、私の大好きな中の1曲です。
続いての「内緒話」は、ひと時の息抜きの様に Pop にリズミカルにピアノが弾む Inst. 曲。
その内緒話に必ず続くのは、いつまでも叶わない願いを「終わらない回廊」に思いを重ね、
しっとりと壮大に紡いで行く。
この2曲は、背中合わせの表裏の気持ちみたいですよね。
さらに、雲間から三日月が照らす「闇市へ」と、比較的変化が有りながら4曲続いた
緊張の時間は解け、本編最終曲前のお知らせの時間へ。
最後の「雪の町」は、旬の時期は過ぎてしまいましたが、K2カンパニーの東北の拠点・
福島県会津のしんしんと降る雪景色が目に浮かび、情念がパワフルに表現される。
もちろんアンコールの拍手にも、早めに答えてくれましたよ。
お馴染みの「迷宮入り」を、圧巻の歌唱とピアノで歌い上げステージを締めてくれました。

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MCを控えめに曲数を多く届けられる未郁さんですから、今回も持ち時間とアンコールで、
たっぷり9曲を聴く事が出来て十分堪能させてもらいました。
スタートの「桜の園」から締めの「迷宮入り」へと、前後をその歌声で圧倒し、
久しぶりに歌ってくれた「透明な青」も、実に心地好かったです。
今回は、逐次情報を上げられているレコーディング中のアルバムについてもお話があり、
早ければ7月にも先行発売かという、嬉しいお知らせでしたよ。
ちなみに、次の国内ライブは未定、決まっているのはメキシコ公演だそうです (;^_^A

今回は個人的には、身体の蓄積疲労や不具合が回復しないままおじゃましましたが、
久しぶりにお会い出来ましたし、気持ちは十分に浄化されて家路に向かえて良かったです。
スリーマンのお相手のお二人、平井ミエさんも富山優子さんもそれぞれ個性的で、
なかなか濃いブッキングを楽しめました。
お疲れさまでした、なるべく近いうちにお会いできる機会が有ります様に。

 

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