07/11 西荻窪アートリオン 高井麻奈由ワンマンライブ | 溝ノ口の山オヤジのブログ

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7月は、ARTRION 10周年ONE-MAN 月間です。
高井麻奈由さんのワンマンライブ【SOUND BREATH】が開催されましたので、
現地におじゃまして来ました。
まずは、アートリオン10周年おめでとうございます!

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Live act.


◇ 高井麻奈由さん / Vo. Pf.
◇ れーみさん / Pf. Key. & Cho.

今回は初めて、れーみさんをピアノに迎えられましたが、アップライトピアノと
 nord electro の音色を曲に合わせて生かして、サポートされましたよ。

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こちらで恒例の開演前の晩御飯ですが、今回は「ゆで鶏と夏野菜の香味ソースプレート」。
麦飯に旬のゴーヤも含む夏野菜が入り、さっぱりとした味わいが良かったですね。
定刻には場内は満員となり、ハンドマイクスタイルでライブはスタートしました。
※ 以下、() 記載なき高井さんはハンドマイク・れーみさんはアップライト演奏です。

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 ♪ I'm in love ・・ with Key.
 ♪ rebirth
 ♪ Do not mind
 ♪ Lotus   ・・ with Key.
 ♪ Jack & roll the music !!
 ♪  愛はスローにちょつとずつ / サザンオールスターズ カバー

 ♪ 夜が明ける  ( Pf. 弾き語りソロ)
 ♪ きみとぼくの1ページ  (新曲・Pf. 弾き語りソロ)
 ♪ It's show time !!  ( Pf. 弾き語り連弾・ with Key. )

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 ♪ 幻想 trip ・・ with Key.
 ♪ 凛
 ♪ もしもあなたが
 ♪ 1986

アンコール

 ♪ 笑うんだ

 

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New album " Rin " の中の、しっとりバラード「 I'm in love 」から素敵な夜が始まる。
れーみさんの奏でるキーボード音色とコーラスが、優しいですね。
ピアノの力強い音色に転換し、お客さんの claps と共に「 rebirth 」へ。
この歌が生まれた札幌に比べ、東京の蒸し暑さはたまらなかったでしょう。
お客さんへの来場御礼の後は、高井さん曰く " ピアノにとっては難曲 " の時間。
ジャジーでパワフルなピアノと共に、お客さんの claps に乗って歌う
 " Rin " 収録の「Do not mind」は、ギターコードの曲なのだそうです。
難曲2曲目の「 Lotus 」は、まるでエレキギターの様なサウンドアレンジで聴かせ、
難曲3曲目の「 Jack & roll the music !! 」は、跳ね回るアップライトで魅せ聴かせる。
激しさから、とっておきの明るさへと変わる高井さんの歌声にマッチした、
れーみさんのピアノアレンジと演奏でしたが、実に見事でしたね。
album " Rin " のレコ発に際しては、高井さんの音楽のルーツまで気にかけてくれて、
札幌の店が販促に配慮してくれたことが嬉しかったと語っておられましたが、
最も耳にされたというサザンオールスターズの曲も、1曲歌われましたよ。
しっとりしたバラードの「愛はスローにちょっとずつ」を聴かせてくれましたが、
高井さんの聴き入らせるバラードは、ここから流れて来ているんですね。

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中盤では れーみさんが一旦席を外し、高井さんのソロ弾き語りも聴く事が出来ました。
ライブが大好きな高井さん自身の思いを綴った「夜が明ける」は、
ライブ終わりの至福の時間を、しっとり染み入る様にゆったりと情感を込めて歌って行く。
そして新曲も披露してくれましたが、応援して来てくれた方との悲しい別れと、
ホームとも言えるフライアーパークへの思いを重ねた作品は「きみとぼくの1ページ」。
悲しさ懐かしさの募る内容ながら、メロディーラインは明るく心は前を向いて歩き出す。
ここで、一度やってみたかったと、2台鍵盤で「 Jack & roll the music !! 」も披露。
高井さんの跳ねるピアノに、れーみさんのシンセサイザーサウンド!
お客さんの claps に乗って、お二人も楽しく跳ね回り、客席からは大喝采でしたよ。

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終盤の高井さんは、再びハンドマイクに戻ります。
 " Rin " 収録の「幻想 trip」はライブでは初披露で、ブルージーな音色はキーボード。
ちなみに歌詞は " トリップ " なのですが、曲名と表記が違うのには意味があるそうですよ。
しっとり力強い「凜」は、New album " Rin " のタイトル曲でありキーとなる作品。
ここまでの音楽人生で心に刺さった様々な棘を、

「凜」の中で昇華して先へと進む思いで書かれたのですね。
続いての「もしもあなたが」は、支えてくれる周りの方々やお客さんに向けて、

しっとりと感情を込めて歌う。
本編最後は、ご両親に向けて書かれた感謝の「 1986 」を歌い上げアンコールへ。

アンコールは、客席でペンライトやサイリウムが揺れる「笑うんだ」。
お客さんの chorus もしっかり添えられ、最後は声を合わせて歌い上げる。
お二人一緒の撮影時間を設けてくれて、客席とのショットも撮影されて、

ワンマンライブは終演となりました。

 

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途中休憩無しで2時間・全14曲に及んだステージは、

れーみさんを初めてピアノに迎えられハンドマイクスタイルを中心に聴かせてくれましたが、

新曲も含むソロの弾き語りや、思いがけない2台鍵盤でも魅せ聴かせてくれた、

濃く豪華な時間でしたね。
アットホームな笑顔の絶えない空間で、色々な思いや音楽のルーツなどについても語られ、
歌や演奏と共に味わい深いものでした。

様々なアーティストのサポートでバンドマイクでも多く歌われている高井さんですが、
それぞれに演奏スタイルやアレンジ・個性が違うものですから、多彩な表現になり
聴く者としては実に楽しいものです。
初サポートのれーみさんは、シンガーソングライターですから chorus もされますし、
曲に合わせたアップライトピアノと nord electro シンセサイザーの切り替えが絶妙で、
高井さんの歌声に浸りながら、そちらの方も十分に堪能させてもらいました。
" また一緒にやろうね " という話も聴けましたので、楽しみにお待ちしたいと思います。
そして 09/23 の札幌公演ついては、村岡さん以外のゲストコーラスの告知も有り、
こちらも正式な告知をお待ちしましょう。
お疲れさまでした、素敵な夜をありがとう。

 

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