1年ぶりに豪華メンバーが揃った、やもとなおこ変態カルテットのワンマンライブ。
今年は、やもちゃんの地元・伊勢原での開催です。
“ CHOVID なしとげ~る! 2022 ” in 伊勢原 に、おじゃまして来ました。
16日に実施されたソロ公演と、ほぼ同じ環境での開催ですが、
今回はバンドを真横から観覧する席も追加されましたよ。
Live act.
◇ やもとなおこさん / Vo. & Gt. (J-45)
◇ 吉野ユウヤさん / Key. & Cho.
◇ 大西英雄さん / Dr.
◇ 渡邉裕美さん / 6弦 Ba. & Cho.
※ 映像演出 : VJ Bori さん(音景-Onkei-)
※ 音響 : inox
入場番号の関係で、二列目を確保してから昼食へ。
開演までの時間は、オカリナキッチンさんのチーズ入りやもメンチと、
ぺんぺん食堂さんの伊勢原ソバ(伊勢原ならではの具材が特徴)をいただきながら少し休憩。
程好い感じに美味しくお腹を満たし、再び1階のホール空間で開演を待ちます。
定刻になりメンバー全員がステージに上がり、フルバンドでライブはスタートしました。
ライブは二部制で、特記なきやもちゃんは J-45 弾き語りで進行していきます。
♪ Make my way
♪ I wonder why
♪ 宣託 ーセンタクー
♪ 背徳感
♪ コカコーラとアーモンドアイス
♪ Tonight (ハンドマイク with Pf. 吉野ユウヤさん)
♪ 生活の一部 (ハンドマイク)
♪ Swing !! (ハンドマイク)
第一部は、伊勢原街道の映像を背景に「 Make my way 」からスタート。
伊勢原開催の象徴的なこの曲は二番目の歌詞が変化し、より印象的な作品になりましたね。
アッパーな「 I wonder why 」へと claps number は続いて行き、
ユウヤさんのピアノソロが早くも炸裂!
来場御礼を述べた後は、「宣託」からブルージーな「背徳感」
そしてコロナ禍の不安な心情を吐露した「コカコーラとアーモンドアイス」へと、
変態カルテットを意識して書かれた作品が続いて行く。
伊勢原で一番多く歌われている「 Tonight 」は、
ハンドマイクでユウヤさんと二人だけで、しっとりと歌われましたよ。
第一部の最後は、ハンドマイクのままアッパーなバンドスタイルで、
「生活の一部」と「 Swing !! 」を歌い上げ、10分ほどの休憩に入りました。
設備環境は先日のソロ公演と変りはないのですが、やはり低音の迫力が圧倒的ですね。
この一年で、それぞれデュオスタイルでのワンマンは開催されてはいたのですが、
4人が揃うと共鳴して音の厚みが様変わりしてしまいます。
ちなみに、渡邉裕美さんは自作の6弦ベースなのですが、
いせはら place の広い空間には、この音の厚みがピッタリでしたね。
休憩時間が終わり、第二部も4人が揃ってスタートしました。
♪ いつだってそうだ
♪ 伊勢原おどり (変態カルテットアレンジ)
♪ 裸の王様
♪ destination
♪ いつも心にダンシング
♪ 真っ白なノートにメロディを (ハンドマイク)
♪ どこに向かってんだろう
第二部は、アッパーな「いつだってそうだ」からスタートしますが、
2曲目はピアノのイントロから始まり思いがけない曲へ。
なんと地元の「伊勢原おどり」が、バンドアレンジで聴けましたよ!
オリジナルのメロディラインからアップに変調し、ロックアレンジへ。
地元のソロ公演で歌われていたのは存じているのですが、
この変態カルテットアレンジは楽しかったですね。
演奏の後、それぞれに伊勢原の感想を聞くやもちゃんが微笑ましかった。
中盤は、変態カルテット名物の怒涛のアップナンバー連続ステージ。
「裸の王様」から、゛ドラムのリードから入った「 destination 」、
そして英雄さんのドラムソロが炸裂した「いつも心にダンシング」へと、
3曲連続で紡いで行く。
さすがの4人も息が上がり気味なので、ここでやもちゃんから緒告知の時間。
今後も地元を大切にしながら、東京は板橋をベースに活動をされて行くようですね。
水曜日は注視しておきましょう。
本編最後は、ハンドマイクで「真っ白なノートにメロディを」、そしてギターを取り
" Be Myself Be Me " 「どこに向かってんだろう」を、お客さんの claps と共に歌い上げ、
一旦袖に下がります。
お客さんの要請を受け、今回新たに作られたカルテットTシャツを着てアンコールへ。
お馴染みの黄色は英雄さん、赤が似合うやもちゃん、渡邉さんはダークグリーン、
ユウヤさんはネイビーブルーで決めて、変態カルテットならではの2曲をブレイクします。
♪ CHOVID なしとげ~る!
♪ 透明人間
今回のワンマンのタイトルにもなった「 CHOVID なしとげ~る! 」は、
お客さんの CHOVID ジェスチャー付きのアップナンバー。
最近は年のせいか、素早い VID について行けなくなって来ました (;^_^A
変態カルテット初期からの「透明人間」は、今や欠かせないカ看板曲。
目いっぱいお客さんの claps と共に盛り上がって、ワンマンライブは終演となりました。
全17曲・2時間を超えるステージは、ホール空間ならではの響きと音響・
そして映像演出にも恵まれ、実に素晴らしい時間でしたね。
前回の聴き入るソロも今回の弾けるバンドも、それぞれの良さが溢れておりました。
ユウヤさんも英雄さんも渡邉さんも、皆さん個としても十分秀でているのに、
やもちゃんとのコンビネーションが、実に多彩な色合いで抜群!
一部の「 Make my way 」や二部の「どこに向かってんだろ」辺りは、
バンドアレンジとしてリニューアル音源化して欲しいものです。
「伊勢原おどり」は、ぜひ地元のお祭りでも聴かせてあげて欲しいな (@^^)
ここ4年は全員揃うのは年一回のペースですが、またこちらでも都内エリアでも、
変態カルテットとしてワンマンを開催いただけたらなと切望します。
お疲れさまでした、楽しい時間をありがとう。