10/09 横浜 mint hall ヒサ絵ワンマンライブ | 溝ノ口の山オヤジのブログ

溝ノ口の山オヤジのブログ

ブログの説明を入力します。
心癒される自然や山の風景・シンガーソングライターの情報など

この日は夜も横浜に。
ヒサ絵さんの関東でのワンマンライブ

「あしたは満月~月の言葉に魅せられて~」に、おじゃまして来ました。
コロナ禍の間はワンマンにおじゃま出来ていなかったので、
リアルで拝見するのは19年1月の銀座ヤマハホール以来になります。

 221009N-01R

 221009N-02R


今回は、普通の穏やかなワンマンライブとの事前アナウンスで、
チケットにもわざわざ「※ 普通のライブです」と注記されていましたが、
さて如何なったでしょうか (^^)

Live act. (事前公開されていた方々)

◇ ヒサ絵さん / Vo. & Gt.
◇ 高田慶ニさん / Gt.
◇ キタオヒ◇ユキさん / Gt. & Cho. Vo. 
◇ 山本佳祐さん / Pf. & Key.

キタオさんは、関西でのヒサ絵さんライブではお馴染みの方ですね。
高田さんはワンマンサポートは珍しく、私はワンマンでは初拝見。
山本佳祐さんは、関東ワンマンでもブッキングでも、すっかりお馴染みです。

定刻を少し過ぎて、この4人でワンマンライブはスタート。
ヒサ絵さんがチャイナドレスで登場したのはともかく、

キタオさんも何故かチャイナドレス・・予想通りこの後に色々と有りましたよ。

 

 221009N-03R


※ 以下 () 内はバンド編成・特記なき編成は上記のメンバーで、
   Vo. のヒサ絵さんはハンドマイク歌唱です。

 ♪ 幻滅
 ♪ 戦

ここからはサプライズゲスト登場。
( Vo. / Gt. & Cho. / Gt. / Pf. / Fl. 世古美月さん)

 ♪ 蒼い幻 
 ♪ ワガママナミダ
 ♪ 夏ノヌケガラ

再びサプライズゲスト登場。
( Vo. / Gt. & Cho. / Gt. & Cho. 中田朝子さん / Pf. れーみさん / Tp. 菊池宏さん)

 ♪ サプライズ
 ♪ 恋のドロボー3210!

 ♪ 雨が盗む恋人 ( Vo. ヒサ絵さん&キタオさん / Pf. れーみさん)
 ♪ 夜空の指揮者 ( Vo. ヒサ絵さん&キタオさん / Pf. 山本さん)
 

 ♪ 夜黒の記憶 ・・ 山本佳祐さんピアノソロ

 ♪ コンビニエント ・・ 新曲 ( Vo. / Gt. & Vo. / Gt. / Key. )
 ♪ アオノソラ
   ( Vo. / Gt. & Cho. / Gt. / Pf. / Key. れーみさん / Cho. 朝子さん)
 ♪ 月ニカクレテ ・・ ギター弾き語り
   ( Gt. / Pf. & Cho. 朝子さん / Key. & Cho. れーみさん / Fl. 世古さん)
 ♪ 不届きな願い
   ( Vo. / Gt. / Pf. 朝子さん / Fl. 世古さん / Tp. 菊池さん)
 ♪ 祈り
   ( Vo. / Gt. & Cho. / Gt. / Pf. / Fl. 世古さん)
 

 221009N-05R


アンコール

 ♪ ワスレモノ ・・ ギター弾き語り with Gt. 高田慶二さん
 ♪ まほろば  ・・ ギター弾き語り
   ( Gt. & Cho. / Gt. / Pf. / Key. れーみさん)
 ♪ 蛇 heavy baby 
   ( Vo. / Gt. & Cho. / Gt. / Pf. / Key. れーみさん / Cho. 朝子さん
   / Fl. 世古さん / Tp. 菊池さん)

 221009N-04R


「普通のライブ」のはずでしたが、

平穏に行くはずが無いと期待してしまうのが、ヒサ絵さんのワンマン。
序盤はアップナンバーからフルートが入ってしっとりバラードへと、

テンポ良く進行して生きましたが、
中盤以降は大きく編成が変化して行き、歌はしっかり聴かせつつも実に楽しい時間でしたよ。

途中から出演されたサプライズゲストは、以下の4人の方々でした。

◇ 世古美月さん / Fl.
◇ 中田朝子さん / Gt. & Pf. Cho.
◇ れーみさん / Pf. & Key. Cho.
◇ 菊池宏さん / Tp.

 

さて、キタオさん・山本さん・高田さん・ヒサ絵さんの4人で、
お客さんの claps も得てアップナンバーの「幻滅」「戦」からスタートしましたが、
早々に3曲目のバラード「蒼い幻」に参加すべく、サプライズゲストの世古美月さんが
チャイナドレスで客席後方より登場。
ヒサ絵さんはあらためて来場御礼とメンバー紹介をされ、

しっとりしたフルートの音色と共に「ワガママナミダ」軽快に弾む「夏ノヌケガラ」

へと歌い紡いで行く。

ここでヒサ絵さんが一息入れてますと、

バックスクリーンに " エロジジイ " の高田さんが大映しに、
そしてピアノの山本さんも続いてスクリーンに大映しにされ、再びサプライズゲストが登場!
これまたチャイナドレスの、中田朝子さんとれーみさんがステージへ上がりましたので、
二人とも今回は縛られるんだと客席は納得です !!(^^)
世古さんが二人を縛って(というか自ら縛られてましたな)、連れ出されて行きました。
代わりに、高田さんの先輩でも有るトランペットの菊池宏さんもステージへ。
れーみさんはピアノ・朝子さんは久しぶりのギターサポートで、お客さんの claps と共に
アップナンバーの「サプライズ」「恋のドロボー3210!」へとヒートアップ。
こういうナンバーには、トランペットが良く似合いますね。
楽屋の裏話も有り、ヒサ絵さんのドレス姿を写メってた菊池さんは、

次の機会には生贄の対象に成りそうです。

ここからは、ヒサ絵さんとキタオさんのデュエット曲へ。
シンガーソングライターでもあるキタオさんは、ギターも歌声も素晴らしいのですが、
この2曲はピアノだけに身を委ねて歌唱に集中する。
れーみさんのピアノで「雨が盗む恋人」

縛りから解放された山本さんのピアノで「夜空の指揮者」。
聴き入らせてしまうお二人でしたよ。
山本佳祐さんのピアノソロが1曲入り、その間に皆さんは模様替えへ。
提供曲だそうですが、穏やかに瞬く星々が見える様な素敵な作品でしたよ。

 

ワンマンも後半に入ります。
ヒサ絵さんは新しいチャイナドレスに、キタオさんはTシャツに着替えて、
縛られていた高田さんと共に戻ってこられました。
「コンビニエント」は、ヒサ絵さんらしい言葉の鋭い問いかける様な新曲で、
キタオさんとのツインボーカルに、キーボードの音色も印象的でした。
この先は、曲ごとに目まぐるしく編成や楽器の持ち場が変わって行きます。
世古さん・朝子さん・れーみさんも、新しいチャイナドレスで戻って来られましたよ。
朝子さんのコーラスが美しく重なって響いたのは「アオノソラ」、
本編で初めてギターを弾き語られた「月ニカクレテ」は、ツインコーラスとフルートが幻想的。
「不届きな願い」はトランペットからスタートする斬新さで聴かせ、
アカペラ歌唱だけで一番を歌い切る「祈り」は、今回も静寂の中で圧巻のステージでしたね。

 

そしてアンコールへ。
「ワスレモノ」は、高田さんと二人だけでツインギターでしっとりと届けられました。
「まほろば」もギター弾き語りで、しっとりと壮大に展開。
最後はトランペットもフルートも入り、アッパーな「蛇 heavy baby 」で弾けて、
山本さんのピアノソロも含め全18曲、2時間半近くに及んだワンマンライブは

終演となりました。
 

 221009N-07R

 221009N-08R


ワンマンライブの編成や様々な仕掛けは、まさにエンターテインメント!
ヒサ絵さんそのものが言葉の力の有る方で楽曲も歌唱も素敵ですし、
サポート陣も信頼の置ける方々の集まりですから、バリエーションに富んだ演奏も秀逸でした。
色んな仕掛けに関しては " 直前に降ってくる " そうなので、ライブハウスも演者の方々も
対応が大変だったでしょうけど、楽しんで魅せ聴かせてくれるのは我々としては嬉しい限り。
「私も、ようわからんようになった~」とステージでおっしゃってましたが、
結構多彩ながら楽曲に対してポイントを見事に押えられた編成でしたよね。
通常のブッキングライブでは歌の世界にどっぷり浸り、

ワンマンライブでは編成の妙や笑いの世界にも浸る。
これが、ヒサ絵さんのライブにふさわしい聴き方なのかも知れません。
来年のワンマンも既に決まっている様ですし、時々のブッキングもまた、
時間を作っておじゃましたいと思います。
お疲れさまでした、素敵な時間でした。

 

 221009N-09R