07/23 銀座 Miiya Cafe きしのりこ&ヒサ絵 | 溝ノ口の山オヤジのブログ

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Miiya Cafe 20th Anniversary Year「音♪交差点vol.61」に、
きしのりこさんが出演されましたので、銀座におじゃましました。
久しぶりに、ヒサ絵さんにもお会い出来ましたよ。
Miiya さん、20周年おめでとうございます!

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Live act.

OA SENA さん (ピアノ弾き語り)
 昨年10月の高円寺以来でした。
 ♪ close ♪ 青春の飛行機雲 ♪ マグネット など6曲。
 随分長く聴かせてもらっているのに、まだ19歳なんですね。
 恒例の早口言葉は、カピバラねたで場内を沸かせ、
 今回は珍しいスタンドマイク姿も拝見出来ましたよ。

◇ 伊藤さくらさん (ギター弾き語り/ハンドマイク) 
 5月の二子玉川以来で、ピアノサポートは中田朝子さんでした。
 ♪ Answer ♪ Puzzle Game (HM) ♪ Miraiwo など6曲。
 タイアップ曲にもなった「Answer」は新境地のダークロックで、
 今までのさくらさんには無かった味わいですよね。
 弾き語りとハンドマイクでの両スタイルで、たっぷり楽しませてくれました。

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きしのりこさんは、二番手でグランドピアノヘ。
持ち時間40分の中に、イベンターさんリクエストも3曲盛り込み、
かなり起伏があって心揺さぶられるセットリストでした。

 ♪ 夢とほんと
 ♪ おにぎり
 ♪ ブルースター
 ♪ あなたとわたし

 ♪ 夜の歩き道
 ♪ また明日
 ♪ 感謝状

しっとり癒されるラブソング「夢とほんと」からスタートし、
満員のお客さんへの御礼と Miiya さんへのお祝いなどもされた後、
イベンターさんリクエストの1曲目へと進んで行く。
決してハッピーじゃないラブソング「おにぎり」は雰囲気をガラリと変え、
聴く者の心に濃厚に沁み入って来る。
そのまま続けて、しっとりラブソングの「ブルースター」から、
明るくお客さんの claps と共に弾ける「あなたとわたし」へと、
全く色合いの違う3曲をコントラスト鮮やかに紡がれました。
ちなみに「ブルースター」はレコ発されたばかりで、伊藤さくらさんとヒサ絵さんを
サポートされた中田朝子さんが、CDでは素敵なピアノを弾かれています。
再び雰囲気が重く変わり、イベンターさんリクエストの2曲目はライフソング。
私も大好きな「夜の歩き道」は、どん底の気持ちを飾らずにリアルな言葉で描き、
人生そのものに寄り添った作品で、今回はその迫力が際立ちましたよ。
ライフソングはさらに、心の内を吐露するかのような「また明日」へと続きます。
最後は、もう1曲イベンターさんのリクエストから「感謝状」をセレクトし、
ステージを締めてくれました。
 

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今回はイベンターさんのリクエストが効を奏し、普段のブッキングライブでは
組まなかった様なセットリストが、表現や歌唱にも大きく影響したように感じられます。
聴く方も大きく揺さぶられましたが、それはやはり「おにぎり」や「夜の歩き道」が持つ、
飾らない内から滲み出た言葉に、選曲のコントラストが共鳴したからなんでしょうね。
実に素敵なステージでしたよ、お疲れさまでした。

 

大阪から来られたヒサ絵さんは、とりでステージへ。
20年2月の東新宿以来、久しぶりにリアルでステージが聴ける機会が得られましたよ。
今回のサポートは「アオノソラ」以降のピアノとコーラスに、中田朝子さんが入られました。
※ 特記なきヒサ絵さんはハンドマイク歌唱です。

♪ 空蟬 (ソロギター弾き語り)

♪ アオノソラ
♪ 夏ノヌケガラ (ギター弾き語り)
♪ 恋のドロボー3210 !!
♪ 月ニカクレテ (ギター弾き語り)
♪ 祈り

アンコール

♪ まほろば (ギター弾き語り)

 

夏の夕暮れの風景が見える様な「空蝉」を、ソロで弾き語ってスタート。
過去にお話しした折に、一人でも動けるように弾き語りを始めたとの事でしたが、
私はヒサ絵さんのギターの穏やかな音色は好きなのですよ。
2曲目からは、ヒサ絵さんから " 関東の右腕 " と紹介された中田朝子さんが、
グランドピアノへ入りコーラスも添えて行く。
ハンドマイクで歌われた「アオノソラ」は、朝子さんならではのピアノアレンジで、
耳慣れたオリジナルとは結構雰囲気が違って聴こえます。
軽快な「夏ノヌケガラ」は、ギター弾き語り&お客さんの振り付きで届けられました。
今はまさにこの曲にピッタリの季節で、聴くと私が思い出すのは裏山の蝉たちなのですが、
今年は異常気象で羽化が進まず、未だ「ヌケガラ」を見られていません。
心象や情景描写の詞は素晴らしいヒサ絵さんですが、時々チクリと刺すような詞も・・
ハンドマイクに持ち替えて歌ったのは、そんな中から「恋のドロボー3210 !! 」。
朝子さんのジャジーなピアノが、ぴったりハマりますね。
ちなみに、SENA さんのお母さんが大好きなもう1曲は、次回にお預けですって ( ̄▽ ̄)
終盤は、ヒサ絵さんの詞の深みに更に惹き込むナンバーへ。
ギターで弾き語られた「月ニカクレテ。」は、朝子さんのコーラスも素敵だった。
本編の締めは、ハンドマイクに持ち替えて「祈り」を歌い上げる。
お馴染みのアカペラ歌唱から、控えめのピアノと共にクライマックスの絶唱へと膨らんで行く。
この曲はライブハウスやフリーライブのみならず、

警察署のイベントなどでも歌われて来た大切な作品で、
コロナ禍やウクライナ侵攻の今の時代には、より必要な名曲ですよね。
アンコールは再びギターを持ち、朝子さんのピアノと共に、しっとりと「まほろば」を紡ぐ。
" 悲しいことは星に埋めて今日は眠ろう " よと、優しくステージを締めてくれました。

 

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久しぶりのヒサ絵さんは、コロナ禍で色々な変化も有ったと思いますが、
歌の持つパワーは全く色褪せずより強さを増し、実に素敵なステージでした。
そして朝子さんのピアノアレンジとコーラスが、
耳慣れた曲の雰囲気をより素敵に変えていて、個人的には思いがけない発見でした。
サポートの方が居られると、ヒサ絵さんの爆笑トークは冴え渡りますが、
今回も朝子さんとのやり取りも含め楽しかったなあ。
10月の横浜ワンマンは朝子さんはいないそうですが、楽しみにおじゃましたいと思います。

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イベントの最後は、とりのヒサ絵さんが出演の方々を招き入れ集合写真の時間。
SENA さん・のりちゃん・伊藤さくらさん・ヒサ絵さん・そしてサポートの中田朝子さん。
四者四様の音楽とトークがたっぷり聴けた、実に素敵な時間でした。
また、皆さんともお会い出来ます様に。
 

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