07/01 渋谷 JZ Brat 小川徹ワンマンライブ | 溝ノ口の山オヤジのブログ

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コロナ禍のため2月から二度に渡り延期となっていた、小川徹さんのワンマンライブ
『 Espressivo Breeze Night Vol.2 』に、おじゃまして来ました。
バンドメンバーは昨年4月の Vol.1と同じで、お馴染みの方々です。

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Live act.

◇ 小川徹さん   / Pf. & Vo. 
◇ 坂本竜太さん  / E-Ba. ×2 & Cho. コンガ 
◇ 外薗雄一さん  / Drs. & ウィンドチャイム
◇ 杉山つよしさん / E-Gt.  & A-Gt. 
◇ 富岡美保さん・ Dyeru さん・一條絵美さん / Cho. 
◇ 杉直樹さん   / Key. & Syn. カウベル

指定席でしたので、外の酷暑を避け開場時間を少し過ぎてから入場。
知人の方々と言葉を交わしながら涼み、開演時間を待ちます。

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今回はカウンターを除いて、ほぼ以前の客席レイアウトに戻りましたが、
見事に Sold Out となりましたね、おめでとうございます。
終演時間の制限も無くなりましたので、今回は休憩を挟んだ2部制に。
定刻を10分ほど過ぎて、第1部はスタートしました。

 ♪ Hello  my life ・・ ピアノ弾き語りソロ
 ♪ Precious World
 ♪ Midnight Flow
 ♪ 憂愁インピーダンス
 ♪ 桜の季節
 ♪ 葉桜
 ♪ keep on smile again
 ♪ That's the way we are

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ステージ中央で客席に深く一礼し、グランドピアノへ。
しっとり力強いバラード「 Hello  my life 」を、一人だけで弾き語る。
歌い終わりにっこりとしてバンドメンバーを呼び込み、

ここからはフルバンドに展開しました。
コーラス隊とバンドサウンドが盛り上げてくれる「 Precious World 」から、
ベースの重低音とピアノの乱打が響く「 Midnight Flow 」を歌い上げ、
あらためて客席に満員の御礼と、念願の無事開催の御挨拶をされましたよ。
ドラムの刻みと疾走感に導かれた「憂愁インピーダンス」の後は、
少しアコースティック寄りのサウンドへと移って行きます。
しっとりバラードの「桜の季節」は、ウィンドチャイムの優しい響きから
後半はドラムサウンドへと展開し、その力強さはリズミカルな「葉桜」へと
続いて展開して行く。
坂本竜太さん作詞作曲の「 keep on smile again 」は、徹さんの楽曲イメージと違えて、
あえて明るく弾ける作品にされたそうですが、ボーカル・コーラスとも難曲だったそうです。
聴く側としては、いつもと違った雰囲気で聴けて楽しかったですね。
本編最後は徹さんの最新曲で、

昨年4月頃の苦しかった頃の思いを、しっかり形として残した作品。
壮大でパワフルな「 That's the way we are 」は、初めてバンドで聴く機会を得ましたが、
確かに Queen を思い起こさせるような厚みに満ち溢れていましたよ。
1部はたっぷり1時間・8曲を届けられて、ゆったりと20分ほどの休憩に入りました。

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ソロから厚いバンドサウンドへ、そして優しいアコースティックから

壮大なエンディングとなった1部の余韻を楽しんでいるうちに、

2部の開始案内が流れて来ました。
再び携帯の電源を落とし、耳をすませてライブ空間に浸って行く。

 ♪ Moreton Island ・・ 語り~ Inst. (コーラス隊無し)
 ♪ 月が泣く夜  (コーラス隊無し)
 ♪ 太陽は嘆いて、月は笑っていた
 ♪ アンダルシアの夏
 ♪ My Soul Deep
 ♪ 追い風
 ♪ Summer Breeze

アンコール

 ♪ 彗星

 

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2部はコーラス隊無しの Inst. 作品から、今回は語り有りのバージョン。
様々な編成で演奏されることが多い「 Moreton Island 」ですが、今回は
ピアノとウィンドチャイムから爽やかに始まり、やがてバンドサウンドへと展開。
ドラムのソロパートでも、楽しませてもらいましたよ。
" 悲しいけど一本筋の通った女性の強さ " を歌われた「月が泣く夜」も、

コーラス隊無しでしたが、キーボードが十分にコーラスの雰囲気を醸し出し、

エレキの鳴き声が心の内を現していましたね。
3曲目からは、コーラス隊がステージに復帰!
ここで7月3日に誕生日を迎えられる徹さんに、コーラス隊やバンドからの

 Happy Birthday と共に、サプライズのバースデーケーキが登場。
あまり余韻に浸る間もなく、ベースが前面に出て「太陽は嘆いて、月は笑っていた」

へと移りますが、ベースやドラムの重さとエレキギターの高笑い、

そしてコーラス隊の心の叫びが、絶妙なコントラストで雰囲気を醸し出す。
アップサウドに変わっても、その雰囲気は「アンダルシアの夏」へと引き継がれて行きます。

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いよいよ終盤に入り、ここからはライブならではの、パフォーマンスの魅せ聴かせどころへ。
「 My Soul Deep 」では、ベースやギター・キーボードそれぞれのソロも聴けましたが、
エレキギターとキーボードの掛け合いが楽しかったなあ。
一人だけで歌うと結構ハードで辛いと語られた「追い風」は、

ききまたく時代の二人でリードを交代していた作品。
" コロナにもかかわらず支え続けてくれた皆さんは、正に私の追い風 " と、

歌う決意を固められたそうで、コーラス隊とバンド・そしてお客さんに支えられて、

しっかりと歌い上げられましたよ。

そして本編最後は、風つながりの「 Summer Breeze 」へ。
「風音」の時からはイントロピアノの疾走感が様変わりし、

正に夏の風に変身している作品なのですが、ベースの坂本さんがコンガ・

キーボードの杉さんがカウベルのリズム隊を形成しスタートしますから、

ラテンの雰囲気が満載!
ピアノが思い切り風波に乗ったところで杉さんはキーボートに戻り、

エレキギター・ドラム・コーラスが、続々と大きなうねりに乗って行く。
途中から杉さんはベースにも持ち替え、

杉山さんのギターとの楽しい掛け合いが、繰り返し聴けましたよ。
最後は杉さんがキーボードに坂本さんがベースに戻り、本編クロージングへと

盛り上がって駆け抜けて行きました。
アンコールは" 明日生きる力になれば " と、一転してしっとり聴かせる「彗星」です。
見事なバラードでクールダウンし、Espressivo Breeze Night は終演へ。

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2部も多彩な曲風と編成で、たっぷり1時間以上・8曲を届けてくれましたが、
純粋に音色だけに浸りを楽しむ「Moreton Island」から始まり、

終盤の「 MySoul Deep 」から「 Summer Breeze 」にかけては、

ライブならではのパフォーマンス!
聴くにも観るにも、実に楽しかったです。
前回はコロナ禍の制限の下で9曲しか届けられませんでしたが、

今回はたっぷり16曲届けられ、それぞれのメンバーの方々のパフォーマンスも、

十分堪能させてもらいましたよ。
素敵な時間でしたね、次回も楽しみにおじゃましたいと思います。
徹さん、あらためて43歳おめでとう。
これからも楽しい時間を届け続けてくださいね。
 

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