当初5月6日に企画されながらもコロナ禍の影響により延期となっていた
小川エリさんと Aila さんの共同企画「情熱と情熱の間」の振替公演が開催され、
ジャズユニットのオルタード (有坂ともよさん&高田慶二さん) も出演されたので、
おじゃまして来ました。
こちらはカフェレストランなので、フリードリンクと共に軽くお昼も済ませます。
Live act.
◇ 向江陽子さん (ピアノ弾き語り)
1月にエリさんのワンマンにもバイオリンサポートで出演されていますが、
弾き語りで聴かせてもらうのは、昨年1月の吉祥寺以来になります。
♪ 雨のワルツ ♪ 心のアルバム ♪ ラベンダー など6曲。
バイオリンの時とはイメージが変わり、バラードでも力強いですよね。
エリさんのサポートでも大活躍、演奏もコーラスも聴かせてくれました。
◇ Aila さん (ボーカリスト with Pf. サポート古賀弘史さん)
初めての歌姫ですが、川崎銀座街フリーライブにも出演されている様です。
サポートは、銀座街ではお馴染みの古賀さんでした。
♪ Marbles ♪ 強く生きる ♪ 小さな花 など5曲。
伸びやかな歌声で、優しいバラードも、切なく力強いバラードも素敵ですね。
カバーでは Eagles の Desperado も、実に伸びやかに歌われましたよ。
結成5年目になるオルタードは、二番手でステージへ。
今回も、ジャズ以外の作品も絡めて楽しませてくれましたよ。
♪ Corcovado ( Jazz STD )
♪ カルミアの花 (有坂ともよオリジナル) ・・ Pf. & Gt. Inst.
♪ All Of Me ( Jazz STD ) ・・ Pf. & Gt. Inst.
♪ 異邦人 (久保田早紀さんカバー・ samba arrange ver. )
♪ Angel (有坂ともよオリジナル)
ジャズバラードの「 Corcovado 」をしっとりと歌い上げ、まずは初めての方もジャズの世界に誘う。
続く2曲は、ピアノとギターだけの演奏で音届け。
「カルミアの花」はともちゃんの懐かしい歌曲ですが、高田さんのギターと相まって、
より穏やかで流れるようなバラードに変化。
一方の「 All Of Me 」は、アップで軽快なナンバーですから、両曲のコントラストが鮮やかですね。
色んな邦楽のアレンジもされているオルタードですが、今回は「異邦人」をサンバアレンジでカバー。
ギターはサンバテイストですが、全く違和感なく歌声に馴染んでましたよ。
最後は、等身大の自分自身に寄り添うように歌った「 Angel 」へ。
途中のアンプラグドパートの生声が、これまた素敵でした。
短い時間ながら、ほんわかMCと共にバリエーション豊かに聴かせてくれて、楽しかったです。
次回は来月、北参道でお会いいたしましょう。
8月の北参道以来になる小川エリさんは、とりでステージへ。
ソロでも出演された向江陽子さんが、今回は全曲に渡り多彩にサポートされて、
エリさんはギター弾き語りに専念します。
♪ 笑う門には福きたる ・・ with Vln.
♪ ロードムービー ・・ with Vln.
♪ キラキラ ・・ with Pf.
♪ ノクターン ・・ with Pf.
♪ 生きて ・・ with Pf. & Cho.
こういうコロナ禍の制限下だからこそ、普通の日常の素晴らしさが心に染みる。
前半は、そんな穏やかな気持ちに戻らせてくれる「笑う門には福きたる」、
そして少し懐かしい私もお気に入りの「ロードムービー」へ。
向江さんの穏やかなバイオリンと、エリさんのアルペジオのマッチングが良いですね。
3曲目からは、向江さんはピアノへ。
一転してアップな「キラキラ」は、華やかな冬に向けての序曲だなぁ。
締めの「ノクターン」と「生きて」は、エリさん持ち味の涙声を存分に生かします。
ピアノのみをバックにボーカルだけでスタートし、やがてギターも重ねて行く。
「生きて」では向江さんのコーラスも添えられ、デュオながら豪華な味わいでしたよ。
私好みのしっとりした作品が多めで嬉しかったですし、向江さんのサポートも実に贅沢でしたね。
Pf.Gt.Cho. サポートを、よくされていた頃のエリさんも思い出されて、
少し懐かしい気持ちにもさせてくれましたし、エリさんが元気そうでなによりでしたよ。
次回は月末の北参道、南瓜酒でお会いしましょう。
イベントの最後には、もう一度出演者を紹介し、集合写真の時間も設けてくれました。
それぞれカラーの異なる四組による、穏やかな午後の時間をありがとう。