マ?
そんな世界線あるんすか??
という訳で、今回
舞台『戦国送球〜バトルガールズ〜』
にて竹林夢花役を演じさせていただきました。
どうも、鶴野有紗です。
まだ本編見てない方はまだアーカイブあるので配信見てくれぇ〜!
書きたい事は山ほどあるんだけどちっともまとまらないので、思いついたことをひたすらに書いていくことにします。
なので順序とか多分ぐちゃぐちゃになると思われ。許せ。
まず、2時間半もの舞台に立つのは初めてでした!!!!!!
ちゃんとガッツリした舞台に立つのは多分中学での演劇部以来なんだけど、あの時の公演時間は1時間くらいだったからなぁ。
そう考えるとブランクがもう10年くらいあるし、よくやったよ……ほんと……
声優になったのも台本がないと上手く喋れないからだったりしたので、今回の舞台はかなり自分の中で挑戦でした。
しかもヒロイン!!
チョイ役と聞いてオファーを受けたのですがァ!?
……とにもかくにも私はかなり焦りました。
なぜなら私はヒロインという柄ではないからです。
どっちかというとヒロインの友達ポジションとかだろうし、きゅるん(* ∂ω∂*`)とした女の子ってあまり演じる機会なくて……。
ていうか、ヒロインってともすればぶりっ子になってしまったり、同性から嫌われてそーな子になったりして難しいイメージあるんですよね。
私は声質的にも性格的にもかなりヒロインから離れていると自覚しているので、ハードル高すぎィ!!って、焦っていたのです。
一応そういう役を演じた事はあれど、数分の収録とかだったりなので、2時間半もの間ヒロインとして全身で演じなければならないという状況はかなりやばくて。
ひぇ……やば……荷がオモ……
しかも周りもみんなヒロイン級の可愛い女の子達と聞き、最初ホント絶望しましたね。
おいおいヒロインいっぱいいるじゃねーか!!
って(笑)
まぁ今回の舞台はかなり全員が主人公でヒロインでも過言ではないと思います。
みんな一人一人にストーリーや成長がありましたもんね。
あとダブルキャストの吉武千颯さんがガチのマジで可愛いんですよ。
声も演技も見た目も存在も!!!
リアルJKと言われても信じるし何ならもっと若く見えt
……。
ダブルキャストの演技を見る機会が結構あったんですが、千颯ちゃんが夢花を演じる度に「かわいい〜」って声があがっていて、私も声をあげていた内の1人なんですが
内心はバックバクでした。
おまけに致命的にセリフ覚えが遅かったんですよぉ……。
みーーーんなもう台本見てない中ギリギリまで台本チラ見してやってたくらいやべぇ奴でした。
だからかすごく劣等感みたいなのがずっと心の中にあったんです。
それがなくなったのは通し稽古が終わり、あとは小屋入りして舞台でのゲネプロを残すのみ!ってなったタイミングでした。
セリフもようやく、まだ不安だけど覚えれたし……もっと竹林夢花という存在を理解しますか……
って、一度考える時間を設けたんですよ。
そもそもに観劇された方は夢花ちゃんの事をどう思ってくれたんだろう。
また今度教えてください。
んで、色々私自身が考えた結果
意外と臆病なのでは?
なんて思ったりしました。
夢花ちゃんはとっても明るくて真っ直ぐで純粋でかなりアクティブな女の子です。
ハンドボールに対する思いはきっと誰にも負けない。
なのに臆病とは?と思うかもしれませんが、これは高校1年生ならば自然な感情だと思うのです。
好きだからこそ不安になる。
知らない事を知って臆病になる。
段々この1歩が正しいのかわからなくなる。
現に夢花ちゃんは一人ぼっちのシーンだと結構弱音とか切なさを滲ませているんですよね。
どうして?なんで?どうしよう?って。
それから希望ちゃんに対してもちょびっと本音を零していましたね。
大丈夫かなぁ。って。
ものすごく明るくて天真爛漫な彼女でも、ちゃんと悩んでるし悲しい時は悲しい。
不安な時は全く進めなくなってしまう。
そんなアンバランスさは若さの醍醐味です。
そこを上手く出せればいいなぁと思いました。
あとなんでハンドボール大好きなのに本人はプレイしないのか問題もちょっと考えました。
これに関しては前回のバトルボーイズ版で、男子ハンド部のマネージャーだったのをそのまま女の子版にしたから……という理由が1番に来そうなんですが、せっかくなら超解釈しとくか〜ってなりまして
私自身かなりの運動音痴なので、ハンドボール大好きだけど上手くプレイ出来なくてマネージャーになった説
ハンドボールを楽しそうにプレイしている人が大好き説
の2つを提唱していました。
多分後者が一番しっくりくるやつですね。
なので後者の説を強めで考えていくと……
あら不思議、セリフがめちゃくちゃ自分の中に入ってくる!!
ハンドボールを楽しそうにプレイしてるみんなを見たいから、全力でサポートするし応援する!
これを根底に置いた事でようやく、どうして夢花ちゃんがハンド部を廃部にしたくないと頑張るのか理解できた気がしました。
だから練習試合では楽しくなさそうなみんなを見て、あまり声かけが出来ませんでした。
どうしたらいいんだろ、どうしたらみんなもっと楽しんでくれるだろ、安土桃山のあのチームプレーを上手くうちに持ち込めないかな
とかずっと考えてました。
だからこそ希望ちゃんとの出会いは革命だったんですよね!
希望ちゃんは全く知らないはずのハンドボールをとても楽しそうにプレーするんです!
琴音ちゃんとの1on1、めちゃくちゃいい顔してるの!!!!
あれすごく嬉しかったなぁ。
琴音ちゃんもつんつんした態度だけどハンドボールへの姿勢は誰より真剣で全力だから、とても見ていて好きでした。
そして希望ちゃんの活躍……からの安土桃山の圧倒的な強さ。
練習試合の段階から泣いてしまいそうでした。
そこから先も本当に喜怒哀楽全てを150パーセントでお届けするべく奮闘していました。
演出と脚本、そして小松姫も担当されていた加藤さんから、選手達の疲れは演技にも出てくるから、その明るさでテンションあげていって!みたいな事を言われて意気込んだのを覚えています。
ほんっとーに台本無しでの演技は難しい!
しかも自分のセリフじゃないところもずっと演じてなきゃいけないんだから大変!
けど、ちゃんと夢花ちゃんに寄り添えたら、全部全部すんなりいけました。
役柄的に絶対噛んじゃいけないセリフが多くて。
あの、たった1人スポットライトを浴びて喋るシーンはさすがに緊張する……と思いきややっぱりそんなでした。
直前までは「あれ?セリフ思い出せないやばいやばいやばい」とかなってるのに、不思議とスポットライト浴びるとすんなりセリフ出てくるんですよね。
ほんと不思議な感覚だ。
アフタートークにて、アドリブやってる時の記憶ない〜的な話をしましたが、実は演じてる時の記憶も半分朧気だったりします(笑)
それくらい、必死に夢花として生きていたんだと思います。
改めて、今回の舞台に携われてとてもよかったです。
貴重な経験をありがとうございました。
未だに舞台への苦手意識はありますが……(笑)
それでも、また機会があれば出てみたいなと思えました。
もっと書きたいことはあるんだけど、今回はここまで。
書ききれなかった思いは次の演技に繋げるとします。
見に来てくださった方、本当にありがとうございます。
舞台本番中はほとんど客席意識してなかったのですが、カーテンコールの度にぐるーっと客席を見ては、ありがてぇ……ってなってました。
今回応援するマネージャーの立場になったからこそ、改めて応援の大切さを知りました!
なのでこれからも応援よろしくですぜ〜
その分全力で頑張ります!!
ではここらで!
あでゅ〜