皆様どうも、破壊と慈愛の鶴野有紗です。
本日は『イロアワセ vol.1 ~イロアイ~』にゲストとして出演させていただきました。
内容にディープに触れますので、まだイベントを見ていない方はミクチャというアプリでぜひアーカイブを購入していただければと思います(販促)。
メインで書きたいのは、やはり書かせていただいた朗読台本「イロ・アイ」についてです。
どうでしたか……。
自分で書いたものを自分で演じて披露するのは緊張の二重がけでめちゃくちゃドキドキでした。
そもそもこの朗読台本は、松田さんに依頼されてから、イベントタイトルが出来上がり
「なるほど『イロアワセ』ね……(なるほどね)」
となり(?)
色の世界を旅するものにしようと決めました。
そこに更に、松田さんからオリジナル楽曲『SiKI』の出来たてホヤホヤ1番の歌詞を読んだ時、基盤が出来たように思います。
悩んでいる人は1人でなく、みんなが誰しも何かを抱えていて。
物語といえど主人公を1人と決めてしまうのは、今回のコンセプトとは何かが違う気がして。
だから、今回の朗読台本「イロ・アイ」は『君』も『案内人』も主人公というつもりで書いています。
そして主人公2人の特徴として、1人だけど1人じゃない、です。
ここの『君』は私自身かもしれませんし、これを読んでいるあなたかもしれない。
『案内人』も然り。
少女漫画のような恋に憧れる人もいれば
少年漫画のようなバトルに焦がれる人もいれば
思うようにいかなかった人もいれば
大切な人を失った人もいるだろう。
色は時に眩しく、時に優しく、時に残酷。
そんなことをイメージして書きました。
結果どこまで伝わったのかはわかりませんが、1部と2部で配役が入れ替わり全く別の世界観が生まれたように、この台本の解釈には各々の正解があるのだと思います。
今回のイベント内容を聞いて
「せっかくだから声優として持っている力を発揮したい」
というのもあったので、コロコロ変わる役を、更に入れ替えるというチャレンジも上手くハマったように思います。
みんなもみたいでしょ!!色んな演技!!!
っていう。
そして実際演じてみて思った事も書きます。
『君』
わかりやすく自分自身であり誰かである存在だなーと再確認しました。
きっと『君』は元の世界で悩み苦しみ辛いことがあったのだろうけど、叶うはずない夢があったからこそ、出会えたことがあるのだなーとも。
そして、『案内人』役の松田さんの演技プラン的に、楽しさや恐怖、色んなものを感じました。
それはまるで走馬灯のような、それはまるでこれから起こる出来事のような、不思議な感覚で。
『私自身を愛してる』と気づけたその後はとても清々しい気分でした。
『案内人』
迷子の『君』は不確かで不安げ。
そんな存在を優しく楽しく導く存在なのかなーと。
でも決して案内人は完璧な存在ではなく、『君』と同く不確かで不安げ。
君を導きたいけれど、上手くいかない。
けど確かに気づいて欲しい、この気持ち。
大丈夫だと何度も言うのは、『君』を救いたいから?『君』を知っているから?それとも『君』が自分自身だから?
なんて色々考えていました。
特に案内人のセリフは、私自身にも、『君』自身にも、見てくれている人に向けても届くといいなと意識しました。
届いてるといいね~。
てな感じです。
あくまで私の主観ですので、皆様は皆様が思ったことを大事にしてくださればと思います。
私が演技の道に進むきっかけが、小学生の時に好きになった教科書の朗読なので、今後もどんどん経験していきたいなぁ。
また、自分の世界をいかに外に出せるかっていうのが今回楽しすぎたので、またこういう経験が出来るといいなぁ。
自分で満足して終わりの短編とは違って、時間や人数、演出に制限がある中で仕上げていくのは難しいものの達成感がはんぱないのですよ……。
そして歌ね!
『再教育』と『Blessing』は鶴野のリクエストでした。
『再教育』はイベント中も話しましたが、元々私がめちゃくちゃ好きな歌というのと、松田さんの声に合うんじゃないかなーという理由です。
『Blessing』はもう歌詞読んでくれ。
イロアイなのでぇ。。。
(誰かと歌いたくてチョイスしたらめっちゃ今回のコンセプトとマッチしててびっくりした)
楽しかったなー。
歌はライブ形式でただ歌うのは個人的になかなかない経験だったので緊張しましたが、それ以上にテンションあげあげでした。
これからももっと頑張ろっと!
改めて本当に今回のイベントありがとうございました。
トークも歌も踊りも朗読も、全部が楽しかったです!!
そして最近ボケるのもツッコミも楽しいです!!!!!(笑)
『愛』が少しでも皆様に届いていたら幸いです。
今後ともよろしくお願い致しますー!!!
あでゅ~。