鶴野です。
ブログタイトルをオシャレにしてみたんですが、今から書くことも多分オシャレというか空想的な事になるのでいいかなって。
ただ、起きた瞬間に「あ、書こ」って思い立ったので勢いが強いです。下書きなんてしてない。許せ。
てな訳で、お暇な方はどうぞ読んでください。
近頃自宅にいることが増えて、私は必然的に睡眠が増えました。
睡眠のタイミングは結構バラバラで、日付変わる頃には寝てしまうシンデレラモードと、やい今日は寝てやんねーからなと夜更けや朝まで起きるやさぐれモードの大体2パターン。
どちらのパターンにしても朝には目が覚めるし、昼には眠くなります。
睡眠欲がおそらく人の何倍もあるんだろな。
眠くなくてもベッドに横になると気づいたら眠ってる時も多々あります。
実際、さっきも朝起きて色々活動してたはずなんですが、ふとゴロンと横になってたら寝てたので……。
恐るべし、私のナチュラルフェードアウト睡眠。
と、危ない。話がズレる所でした。
私は多分眠りが浅いタイプです。
疲れたりしてるとぐっすりシンデレラモードからの朝に8時間睡眠からスッキリ起床!
みたいになるんですが、いかんせんほら、自宅にいるだけだと怠惰なもんで……。
寝れても5時間くらい?はやい時には20分とかで起きます。
だからこそ、こまめに寝ちゃうのかなぁ。
まぁそこのメカニズムやらなんやらは今回どうでもいいんです。
私が話したいのは、その20分とかしか寝なかったのに、起きたら1〜2時間寝た気分の時の話です。
こういう睡眠の時、必ずと言っていいほど夢を見ます。
そして起きた直後、その夢を確実にはっきりと覚えています。
明晰夢、に近い気がします。
夢の中で夢だ!と理解してる事は少ないんですが、起きたあと、夢で出てきた場所や人、シチュエーションを頭の中でぐるぐる思い出して……。
あぁ、鮮明だ、面白い夢だった、変な夢だった、って思うのが癖です。
何ならそのぐるぐる思い出してる間にまた別の夢にダイブしてる時もあります。
でもやっぱり年齢を重ねたからなのかな、大抵はしばらくしたらほとんどの夢を忘れるんですけどね。
断片的には覚えてたりするんですけど……。
だから気になる夢を見たら、起きた時にぐるぐる思い出すだけでなくメモを取ったりもします。
ただこのメモは取りすぎると危ない気がして最近はあまりしていません。
なぜ危ないかって?
夢に溺れてしまうからです。
正直、起きた後にぐるぐる思い出している行為も最近危ない気がしています。
夢と現実の差がわからなくなって、ぐちゃぐちゃに混ざってくるんです。
あれ?あそこのアメリカンなレストランで私働いたことなかったっけ?私注文とるの下手くそで苦労したし1回ケチャップぶちまけたんだよな……
とか
あの舞台めっちゃよかったなぁ。最後号泣しすぎちゃった……。そのせいで全体写真撮影の時顔隠しちゃったし……
とか
あのアニメのキャラ、演じるのが難しいけど楽しいなぁ……
とか
これら全部、夢なんです。
私が働いたアメリカンなレストランも、私が泣いた舞台も、私が演じたあのアニメも、実在しない。
マジで何もかもがオリジナル。
脳内で作られただけのもの。
でも、その時の感情や景色を私は知っている。覚えている。
なんなんだこの感覚は。
触れない水にずっと浸ってる気分。
面白いのに、悲しい。
そしてこれらの夢の記憶は最近のものなので、恐らくしばらくしたら消えていく。
確かに私の思い出としてあるのに、消えていく。
私の感情や見た景色が、消えていく。
いわば簡易的な記憶喪失な気分です。
だからぐるぐる思い出す事を止めようと思うのですが、どうしても起きた直後、夢だったのか……って思うのと同時に、忘れたくない私の心が勝手に夢を思い出していくというか
……なんなんだろうなぁ、この感じ。
ほんと、さっきまで学校でドタバタ文化祭の準備してたはずなのに、パッと目が覚めてそういやあれしてなかったやって家の中歩いたりすると
段々と、段々と、夢と現実の差が薄れていく。
不意に、さっきの文化祭の準備面白かったな……って思い出して
いや違うこれ夢か……
ってなる。
なんならデジャブみたいな事もあるんです。
昼下がりぼんやり外見てたら子供の笑い声が聞こえてニコニコしてしまったんですが、あれ?私こういうこと1回経験したことあったっけ……?いや、した事ないはずなんだけど……。
夢で……?
みたいな、結局どっちかわかんない!って終わる事が何度かあります。
この道歩いたっけ、この店来たことあるっけ。このメッセージのやり取りしたことあるっけ。
それは夢で?現実で?
実際、そういう訓練を知らずとしてるからなのか道を覚えるのは得意で、2年前に1回しか通ってない道を再度通る時、コンビニやカフェの位置を完璧に覚えてて感動しました。
無意識に景色を見て覚える癖が、夢か現実かでついて、それをもう片方でも実行してるんだろう。
良いスキルのような、どうなのやら。
あれ?話逸れちゃった?逸れてない?
そもそも私はこの話の着地点決めてないな?
うーんと。
えーと。
そう、そうね、夢と現実の差がわからなくなるのは怖いね。
でも夢を見ることは基本楽しいし、見ようと思って見てることは少ないから不可抗力ってやつね。
だから私は別にこの感じを変えようとは現段階で思っていなくて、まぁさすがに区別はきちんと出来るようになれればいいね〜ってくらい。
私のトンチキな夢たちも、ちゃんと、私の思い出だから。
ちゃんと私は夢でも生きている。
あのアメリカンなレストランも、あの舞台も、あのアニメも、あの遊園地も、あの街も、現実にはないかもしれないけれど
私の思い出の中ではちゃんと存在している。
例え忘れる運命でもね。
こうやって私は今日も、夢に溺れていく。
逃げてるのかもしれない。
思い出が作れない今の現実から。
代わりに思い出作ったげるって、夢に囁かれてるのかも。
でも嫌じゃないよ。
むしろ楽しいよ。
悲しいけど嬉しいよ。
怖い夢見た時は絶望的にメンタル滅びるけど、推しとの夢とか見た時はさすがにメモっちゃうもんね。
これぞ自給自足じゃんって思うわ。
まぁ夢はそこの所シビアで推しとの夢はそんな見せてくれないけど。
それでもいいや。
触れない水に、夢に、私は今日も溺れよう。
底から浮上したら、そこは現実ってか。
うるせ〜(笑)
以上です。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
