「地域共生社会」の構築に向けた「重層的支援体制整備事業」の検討が本格化します。
 
2015年に設置された生活困窮者の自立相談窓口の「暮らし・しごと応援センター」の設置推進や、同年の決算で取り上げてより一貫して支援を求めてきた「 #ダブルケア 」や「 #8050問題 」、ケアする人をケアするなど「制度のはざま」にある方を誰一人取り残さない支援を求めてきましたが、その仕組みとなる「 #重層的支援体制整備事業 」が次年度から #品川区 でも本格的な検討がスタートします。
 

昨年9月の一般質問でも同事業の推進を求めましたが、今回の予算特別委員会の総括質疑では、2020年では福祉部を中心に検討され、次年度では、全庁的な検討や先行自治体の視察、実施計画の策定が示されました。
また、実施時期の目途についても、2022年度以降、着手可能なところから順次、体制整備が図られることも示されました。
 

総括質疑では、そのほか、「 #車椅子ウォーカー 」の活用を提案し、全国初として実現した動画によるバリアフリー情報の提供を参考に、ワクチン接種会場のバリアフリーや導線の状況など動画による情報提供も大変有効な手段の一つとして検討する旨示されました。
 
また、「連帯して危機を乗り越える意識」が持てる広報や #Z世代 などの若い世代への広報については、専門家の活用なども検討していきたいとの答弁を引き出しました。
 
さらに、Zoomなどのオンラインを活用した相談体制については、「 #子育てかんがるープラン 」での導入検討や入園相談等についても併せて検討する旨、答弁がありました。
 
引き続き、その他の提案など、実現に向けて全力で推進してまいります。
 
※予算特別委員会の総括質疑の内容は、ケーブルテレビ品川にて3/28(日)14時から再放送されます。
 
#つる伸一郎