こんばんは。
今日は日帰りでホースセラピー(乗馬療法)の視察のため、伊豆大島のブルーヘイズ農場(代表・平山秀茂さん)に伺いました。
視察には社会福祉法人武蔵野会の「大島恵の園」の宗信介支援係長と施設利用者、大島町議会の高橋ちか議長にも同行していただきました。
ホースセラピーは1875年にフランスのパリで、乗馬が麻痺を伴う神経障がいに極めて有効であることが発見され、欧米では乗馬療法が治療システムとして確立されており、ドイツなどでは保険適用されています。
また、ホースセラピーは、自閉症など知的発達障がいを持つ人の学習能力の向上に役立つと言われており、日本では1997から99年にかけて行った研究調査でも、重度障がい者が馬との関わりを通じ、身体機能の向上とともに精神的な自信を獲得し、生活全般に大きな変化を生じた、と報告されています。
2011年現在で、日本で治療を意識して障がい者乗馬に取り組んでいるのは25ヶ所ほどとのことです。
平山さんのブルーヘイズ農場では、2012年4月より社会福祉法人武蔵野会の「大島恵の園」(知的障がい者生活介護・施設入所支援施設)と連携したホースセラピーを月3回実施しています。
同行いただいた施設利用者の方はホースセラピーを受けて、まる2年目とのことでしたが、セラピーを受けてから半年で指導する側になられたとのことで、その効果を実際にご本人からも伺うことができました。
宗支援係長も施設利用者全員が、この方のようになれる訳ではないが、ホースセラピーの効果については眼を見張るように成果があるとのことでした。
ブルーヘイズ農場の平山さんからは、馬との関わり方などについて、優しく丁寧に教えていただき、お会いした瞬間から心が打ち解けてしまいました。
品川区には大井競馬場があり、現在も場内などで障がい者や一部地域の学校との馬とのふれあいなどが行われていますが、ブルーヘイズ農場のように、その取り組みをより充実させて、障がい者の機能回復の仕組みを作っていきたいと思います。
農場のある三原山から降りて来る途中で車中ではありましたが、平成25年の土砂災害の復旧作業の状況も確認できました。
車中より犠牲になられた方に改めてご冥福をお祈りさせていただきました。
帰りには、伊豆大島名物の牛乳煎餅を購入。
今回は、第60代ミス大島の高田蛍さんが、ご両親が経営されている「恵比寿屋土産物店」で牛乳煎餅焼き職人の修行中ということで、恵比寿屋さんの牛乳煎餅にしました。
本当に美味しいので皆様もぜひ!
ちなみに、帰りの岡田港で、全国災害ボランティア議員連盟の研修会に参加されていた日野市議会公明党の峯岸弘行市議にお会いしました。
#ブルーヘイズ農場 #平山秀茂さん #ホースセラピー #ホースアシステッドセラピー #乗馬療法 #社会福祉法人武蔵野会 #大島恵の園 #ミス大島 #恵比寿屋土産物店