今月(5月)から品川区でデング熱対策が実施されています。
これは、昨年のデング熱の発生に関する報道を受け、区民からの強い要望を受け、品川区に交渉をし、昨年の決算特別委員会での議会質問でも同僚議員に質問をしていました(私が副委員長のため款別質問ができなかったため)。
結果、デング熱対策として、平成27年度予算に850万円が計上され、このたびの実施となりました(詳細は品川区ホームページをご覧下さい※無断転載ができないのためここには貼り付けません)。
品川区として区内の公道や公園、保育園、幼稚園などの雨水ますに、昆虫成長制御剤を投入する作業を進めていますが、雨水ますは、構造上ボウフラの防除が難しいとのことで、状態を調査しつつ5月末を目途に、昆虫成長制御剤を投入し、ボウフラが蚊になることを抑制するそうです。
薬剤については、区民の健康を配慮して、なるべく環境にやさしい薬剤を使用しているとのこと。
この作業を5月末で一巡目を終了し、10月にかけて、必要な場所に計4回行う予定。
品川区として、化を発生させないための工夫として、ボウフラの住めない環境を作るために、
①空の植木鉢や受け皿、ジョウロ、ビニールシートなどの不必要な水たまりはなくす。
②雨どいや排水パイプは、水が正常に流れるように清掃する。
③なくせない水たまり(家庭で準備している防火用の水など)は、こまめに水の入れ替えや清掃をする。
④池や水生植物の鉢には、金魚やメダカを買うことも有効。
と呼びかけ、さらに、蚊の対策として、
①防虫網・網戸などで蚊の侵入を防止する。
②雑草は定期的に刈り取り、風通しを良くする。やぶや草むらは、蚊の格好の潜み場所になるので注意が必要。
とも呼びかけています。
万全の対策で、快適な夏を過ごしたいですね!