本日の夕方、区長に対して「児童等の交通安全の確保についての申し入れ」を致しました。
申し入れ内容は以下の通りです。
引き続き、区民の命を守る提案を行ってまいります。
以下、申し入れ内容。
新年度がスタートして間もなく2か月が経ちます。全国では児童等が犠牲になる痛ましい交通事故が多発しており社会的問題となっています。先月には残念ながら、品川区内においても小学生児童が尊い命を失くしました。
一連の事故は、運転者の重大な過失が原因であることはもとより、その要因となった交通安全対策の不備についても目を向けなければなりません。
品川区は、学校、保護者、地域、関係機関と連携し、児童の交通安全対策に尽力し効果を上げてこられましたが、多発する事故を受け、これまで以上に、交通安全対策の強化を図り、悲惨な事故から子どもたちを守っていくための具体的な対策強化が必要です。
そこで、品川区におかれましては、特段の取り組みを推進されますよう、下記の通り申し入れをいたします。
記
1.通学路安全調査・点検
① 通学路安全総点検を、子どもの目線も入れて実施し、必要な改善策を講じること。
② 児童と保護者に「ヒヤリハット・アンケート」等を実施し、結果を改善策に早急に反映させること。
③ 日常発見される危険箇所の改善を速やかに実行できるよう、警視庁などの関係機
関と学校、保護者などで構成する(仮称)「通学路安全対策協議会」を設置するなどの仕組みを構築すること。
④ スクールゾーンの安全対策を強化すること。(取締り、表示拡充など)
2.交通ルール順守の更なる徹底と意識向上
① 学校での交通安全教室や自転車安全教室などの開催を拡充すること。
② 保護者への交通安全情報の発信を徹底すること。
3 . その他の交通安全対策
① 歩道と車道の段差を速やかに解消し、子どもから高齢者・障がい者の転倒を防止すること。
② 幼児・児童の自転車ヘルメット着用を推進するため、斡旋または貸与を実施すること。
③「83運動」を拡充すること。