今日は、「そなエリア東京」を視察してきました。
東京臨海広域防災公園内にある「そなエリア東京」は防災体験学習施設で、大災害時に、国や自治体などの支援体制が十分に整うまでは、自力で生き残らなければなりませんが、その目安が3日間、72時間と言われています。
ここでは、「東京直下72h TOUR」を無料で体験でき、マグニチュード7.3、最大震度6強の首都直下地震の発災から避難までをニンテンドーDS®を使ったクイズに答えながら、生き抜く知恵を学ぶ防災体験学習ツアーになっています。
今日はあいにくの雨でしたが、学生服姿の方や若い世代の方もいて、昨年の東日本代震災以来、防災に対する関心の高さを感じました。
施設内のアニメーション等も工夫されており、学校の課外事業等で積極的に活用するべきと思いました。
ここは実際に、大規模災害が起こったときは、緊急災害現地対策本部が設置され、国や被災都県市等との連絡調整、情報収集・集約、応急復旧活動の指揮を執る場所になります。
自助・共助の観点でも、こうした防災体験学習施設等の積極的な活用だけでなく、ソフトの面でも区内地域に展開し、区民の皆様の防災力向上に寄与できるように、今後更に研究してまいります。