こんにちは。
今日(5/22)の午前中は、「平成23年度品川区・品川消防署合同水防訓練」(西大井広場)に参加をいたしました。
これは、集中豪雨や台風シーズンを前にして、水防の万全を期すために行われたものです。
訓練想定は、積乱雲が発生し、1時間に80ミリを超える集中豪雨。区内の河川が危険水域に達し、家屋への浸水被害が相次いでいるという想定。
品川区の指揮本部
建設工機を使っての災害援助作業。
たしか、現政権は、こうした災害時にも活躍をいただく建設業界の設備投資を
鈍らせることにつながった政策を打ち出した記憶があります。
あくまでも視点は、国民の区民の安心・安全に力点を置かなければいけません。
河川の氾濫を防ぐために築いた「積み土のう工法」作業
皆様の理路整然とされた作業様子に頼もしさを覚えるとともに、
作業員の安全確保の充実も必要であると痛感しました。
↑↓土のうを築かれた各隊の精鋭の皆様。
この隙間も作らない完成度の高さは、日ごろの訓練と高い指揮のもと、
区民の命を守るのだとの各機関の団結の賜物です。
蟻が通れるくらいの穴があったら、どんな堅固な土手も崩れてしまうとの言葉も
ありますが、この完成度は本当に高いです!!
↓こちらは、鋼製釜だん工法という作業
マンホールから水が噴出したことに対する対応とのこと。
こちらは、隧道(ずいどう)<※トンネルですね>対策にあたられた隊。
災害時に発生したゴミの回収作業
↑この清掃車はスケルトンになっていて、回収車の中がわかるようになっています。
↑回収作業にあたられた精鋭の方々m(_ _)m
こちらはゲル状の土のうです。
人命に貢献するものは、優秀な技術者の方々の英知を結集して
どんどん世に出てきてもらいたいです!
終始、緊張感のある訓練でありました。
訓練に参加された6機関・292名の方をはじめ、地域の災害対策意識向上のためにも
ご参加された皆様、本当にお疲れ様でした。