この所毎日新患さんがいらっしゃる。
毎回スタッフ1人につき一回は問診を取っている。
その中の1人の症例報告。
一ヶ月前に遊んでいる最中に転倒し足首をひねってケガをした小学3年の男の子。
整形外科に行きレントゲン撮影をして骨には異常なし。
ドクターの指示により松葉杖にて絶対安静。
ここで一つ疑問。
絶対安静っと言っているのに足首の固定無し。
『？？？』しかない。
そしてまじめにいうことを聞き一ヶ月松葉杖生活。
勿論こころぎに来たということは予後は最悪。
まだ歩けないほど痛みが残っている。
小学3年生の1ヶ月といったら大人が考えているより大事。
それを松葉杖生活で体に負担を強いられた日常。
足首の痛み以外にも不調を起こしてしまう危険がある。
こころぎでは足首の整復と固定が最重要。
捻ってケガをしているので微妙に関節のアライメントがずれてしまう。
そうすると人の体は精密機械より精密なので痛みや動きの悪さが起きる。
案の定整復をしてあげたら松葉杖無しで歩けるようになった。
その瞬間の男の子の笑顔と驚きの顔がたまらなく嬉しい。
そりゃそうですよね。
この一ヶ月大好きな体育も我慢して見学していたのですから。
修行時代にも同じような状況があったのを思い出します。
そんな子を1人でも減らすように今日のこころぎ勉強会は実践を交えながら。
一人一人問診を取った患者さんの申し送りと自分が導き出した結果。
そして院長から再確認のあった自分が見落としていた場所。
最終的に院長は何に特定して治療していたか。
治療の仕方を交えながら解剖と運動学、生理学を解説。
より実践的にしていきます。
そして治療に一番大切なのは仮説とイメージ。
このケガはこんな風にしてこんな生活をこうして来たからこう痛みが出たのだろうという仮説。
そして検査で検証。
さらに
構造をイメージ。
ケガのなり方をイメージ。
どうしたら正常に戻るかをイメージ。
どの圧をどの方向でどの位かければ反応するかをイメージ。
より明確なイメージができると治療効果が上がる。
なのでより立体で！
枕を使って説明(笑)
アプリや骨模型は綺麗には見えるけど想定外のケガの動きは表現できない。
なので今回は枕を使いました(笑)
そしてそのイメージを手に伝え実際に整復をどうするのかを伝授。
さらに一応14年程この業界にいるので今まで見て来た捻挫のパターンなどの経験の話を。
教科書には絶対載っていないこと。
そんな事を実践と交えて話すと一番覚えているもの。
こんな伝え方が一番いいなと思った定期勉強会でした。
徹底した問診と検査で痛みの根本的な原因を突き止めます！
こころぎ整骨院
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