いつかきっと君にもワタシにも・・ | つりざんマンの日記

つりざんマンの日記

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小さな食料品店の5代目。63歳の時、身体を壊しリタイヤ。幼少の頃から魚釣りが好きだったが、最近はカメラで鳥を追っている。自然が大好きなヨレヨレジジの日記です。

「肺に水が溜まってます。針で抜きますか?それとも利尿剤を飲んで様子を見ますか?」
「先生!また身体に穴を開けるのは嫌なんで、利尿剤を・・!」
「じゃあ!明日から2週間分の薬を出しますのでそれで様子を見ましょう。」

ヤレヤレ今年も病との闘いかよ!
来るなら来てみやがれ!どんな悪病も退治してやるわい!クソっ!
これほどいろんな大病をすると病気なんて怖く無くなるもんじゃね。
年末に会った同級生は、初めてのガンで、落ち込んでいたが「大丈夫!」とエールを送ると、ワシの励ましにパっ!と顔が明るくなった。
それから年が明け、手術が成功した事を聞き自宅に行くと。今度は肺に水が溜まったじゃと。
なんてコッタ!ワシと同じじゃないかよ!「一緒に頑張ろうでぇ〜!♪」。
と、また励ます♪
最近は、病気で悩む友を励ますのが、
自分の使命のように思ったりもする
・・ガハっ!

昨日は、昼から気分転換にお弟子様を誘って、鳥撮りに・・
お弟子様はカメラを新調し、ワタシの助手席で早くシャッターを押したくウズウズしている。

撮影の場所は裏山の裏山。
20羽の群れが早くも飛んで来て、
高木に止まった1・・
パシャ!パシャ!パシャ!
「おい!撮れたかぁ〜〜!?」
「いや〜〜、、どうもピントが・・」
拡大してお弟子様に見てもらうと・・
「こりゃ!イスカですよ!♪ いいなぁ〜〜♪♪」
「撮れんかったのぉ〜?」
イスカにしては、身体が赤く無い。
こりゃメスかよ!?

がっくりしてたら、次に飛んで来たのはアトリの群れ。
ツグミもやって来て他の鳥を追っ払りやがった。
お弟子様は「ピントが合わない!」と、ブツブツ、ブツブツ。独り言。。
そこへ現れたのは、ソウシチョウ。
パシャ!パシャ!パシャ!
眼の前にはヤマガラ君。
パシャ!パシャ!パシャ!
ワォーーーっ!!!
今季初めてのジョウビタキのオスまで登場した!♪
パシャ!パシャ!パシャ!
冬場になれば、いつでも何処でも撮れる鳥だけど、今季は数が少ない。
お弟子様、、カメラ操作が追いつかない・・ガハハハハハハ!
「師匠!ルリビタキです!」
「よっしゃーーっ!おまかせ!♪」
パシャ!パシャ!パシャ!
「な〜んだ、今日もメスじゃんかよ!」
ガックリ。。。
すると、今季初めてのキクイタダキ君が・・
パシャ!パシャ!パシャ!
このキクイタダキ君は頭の上の黄色い羽毛が開けば菊模様になる鳥。
その姿から名前がついてキクイタダキ。
だけど、この鳥はじっとしない鳥でなかなかピント合わせがムズイ。。
イライラしてたら、、利尿剤が効いてオシッコが漏れそうになって来た。
ワォ!ワォ!ワォ!
振り向くと、お弟子様も連れション中。
ガハハハハハハっ!
この2人、、同級生の鳥撮りの師匠と弟子の関係だが、カメラ技術はお弟子樣、鳥探しは師匠のワタシ。
自然の中で鳥との戯れに酔うほどに、2人の人生終盤の楽しさが増して行く。
四季折々の野の花に酔い、
小枝に止まる野鳥に酔い、
清流を登る鮎に酔う、

なんと、楽しき人生だろう。とつくづく思う。
ワンショット、ワンショットが、人生の宝。
お弟子様!これからもよろしくお願い致します。
昨日の中国新聞の今月の読者の写真ゃの1席は「過ぎゆく秋」
(ルリビタキのオスじゃが!)
「師匠!こんな美しい紅葉をバックにしたルリビタキって撮れるですかね?」
「いつか、きっと。
君にも、、、ワタシにも・・。」

ほいじゃまた!♪