この世の美は見たもん勝ち | つりざんマンの日記

つりざんマンの日記

ブログの説明を入力します。
小さな食料品店の5代目。63歳の時、身体を壊しリタイヤ。幼少の頃から魚釣りが好きだったが、最近はカメラで鳥を追っている。自然が大好きなヨレヨレジジの日記です。

心して生きんと、この世の美は見つからん。(つりざんマン)


立ちションしようと、

トンネルを抜けると・・・

そこは、裏山の麓だった。

裏山の登山コースはいろいろあって、ここは山陽道宮島パーキング裏口。
一人の登山者が降りて来た。
「やあ!鳥撮りさんですかぁ~?」
「は、はい、そ、そうです。こんにちわ。(漏れそっ)」
白髭の堂々たる貫禄。
「いつも登ってるが、ここから23丁登った所に今日は沢山の鳥が出とるよ。」
・・「丁ですか?」(チョっと漏れた)
「ん〜〜ん、、一丁が100mちょっとじゃけぇ23丁は250mぐらい。」
「は、はぁ〜〜、でも、ワタシ心臓疾患あって登れんのです。」
「そりゃ残念、その場所はワシが木の机と椅子を作って景色が一望出来るええ場所なんじゃがなぁ~。」
(ジョウビタキ)
タケさんと言う地元の方だった。
後ろ姿が遠ざかると草むら飛び込んだ・・。
ファ〜〜〜ぶるぶる。
少しの会話だったが、この山を愛する気持ちがひしひしと伝わった。
33丁登った場所の景色が1番美しいじやと。
あーーっ!!登ってみたい!♪

"登らねば“のその美は見れない。
(シロハラ)
この山の頂上は車で登れるが、現在は木が伸びすぎ廿日市の一部しか見えない。
勿体ない事である。
宮島、安芸の小富士(似島)、江田島、四国まで見渡せる場所なのに・・。

一人の同年輩の鳥撮りさんと出会った。
ワタシと同じように足が少し悪いみたい。
「こんにちわ!撮れました?」
「あっ!ブログ書いてる方でしょ!
私、まだ鳥撮り1年なんですよ!」
(ソウシチョウ)
"勝った!“と思ったが、スポーツカメラマンのベテランさんだった。
「鳥、いないですねぇ〜、今日もさっぱりでした!」
初心者の頃は鳥がいても見えないもんだ。
話しをしてる間も、鳥は飛んでいる。
次に出会ったのは、畑仕事を終えたご老人。
「ワシの畑にゃジョウビタキがおるで!」
「あっ!さっき撮りました。こんな奴も・・・」(自慢する)
「な、な、なんじゃ!?この綺麗な鳥は!?ワシャ何十年もここで畑しとるが見た事ないで!」

人間、普通に生きてたら、目隠しして生きとるようなもんなんじゃろか・・?

あーー誰の足元にも宝石のように美しいもんがゴロゴロしとるんじゃろね・・

この世の美は
見つけたもん勝ちかも。

(初日の出から早1ヶ月)

ほいじゃまた!♪