お婆ちゃんの鳥撮り「アカゲラ」 | つりざんマンの日記

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小さな食料品店の5代目。63歳の時、身体を壊しリタイヤ。幼少の頃から魚釣りが好きだったが、最近はカメラで鳥を追っている。自然が大好きなヨレヨレジジの日記です。

梅雨の晴れ間は気持ちいい。


イキイキした青葉を抜ける風は心地よく、身体の全細胞を若返らせてくれる。

「なべ師匠! この花は何の花?」

「その花はマムシグサですよ。」


パシャパシャパシャ!



珍しくなべ師匠が花にカメラを向けた・・ガハッ!

ワタシも、
パシャパシャパシャ!


気持ち悪る〜〜〜〜。。。
ヘビは大の苦手である。


土曜日だと言うのにアカゲラの場所には先客がお二人だけ。
「こんにちわぁ〜。」
4日前にお会いした女性鳥撮りさんがいた。
多くの会話はマナー違反。
たっぷりの笑顔の笑顔挨拶もマスクが邪魔。
笑い目で応えようとするが、眉毛が下がっただけ・・ガハッ!

2m離れソーシャルディスタンス。


人一倍気遣いのあるなべ師匠はさらに離れ手持ちの撮影。

「な・べ・さ・ん。親鳥が帰って来たよ!」
パシャパシャパシャ!


その瞬間、もう1羽が巣穴から飛び出した。
パシャパシャパシャ!


ムム、、シャッター速度が遅い・・ガク。

警戒して巣穴に入ろうとするオスを
パシャパシャパシャ!


まあまあ綺麗に写っとる。


巣穴に入って雛に餌をやり終え、次は飛び出る瞬間の写真撮・・・

出たーーーっ!
パシャパシャパシャ!


まだ気に入らん!

先客のお二人さんは成功の笑顔。
さっさとカメラ仕舞いが始まった。
「もうお帰りですか?」
「なんとか撮れましたから、どうぞこの場所で。」
眉毛を下げて
「ありがとうございます。」

コロナは人間に気配りを教えてくれた。
そして鳥撮りさんの先達は鳥への気遣いまで教えてくれた。

なべ師匠は撮影に成功したみたいで場所を離れた。
ワタシ・・ひとりで再チャレンジ。
10分で親鳥が帰って来た。


巣穴へ入った。


巣穴から出る所を、
今度こそ!
パシャパシャパシャ!


また失敗・・ガクっ。

今度こそ!

 
出るで!
出るで!
出るで!

 
出たっ!
パシャパシャパシャ!


ん〜〜〜〜ん、、んっ!
気に入らんが納得としよう。

次の鳥撮りさんのお出ましだ。
なんと、お婆ちゃんを連れいる。
息を切らしながらお婆ちゃんが乳母車へ腰かけた。
「お婆ちゃん!こんにちわ〜。」
息子さんがお婆ちゃんに三脚をセッティング。
婆ちゃんが、
パシャパシャパシャ!
ワタシ・・唖然。
「お婆ちゃん、撮れた?」
「ど・お・か・のぉ〜〜?」
息子さんがカメラを点検。
「婆ちゃん!なんも撮れとらんでぇ!」
我慢出来なくなり笑ってしまった。
ガハハハハハ!!失礼。

息子さんはワタシのブログを見ておられるらしい。
「お婆ちゃん! もう鳥撮りは長いん?」
「ふ、ふ、ふ、70から始めたじゃ〜。ハヒハヒハヒ。」
「お婆ちゃん! まさか、物干し竿にぶら下がった写真の人かぁ〜〜???」
「ありゃ〜ワシじゃない・・ハヒハヒハヒ。」

息子さんが、なんとかお婆ちゃんに撮らせてあげようと一生懸命の姿がなんとも微笑ましい。

お婆ちゃんが何度も呟いた。
「巣の中で雛の声が聞こえる。
巣の中で雛の声が聞こえる。」

なべ師匠が言った。
「自然の中で遊ぶんが一番エエなぁ〜〜、どうせ自然に帰るんやから・・」


ほいじゃまた!♪