人生の初本「銀河鉄道の夜」 | つりざんマンの日記

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小さな食料品店の5代目。63歳の時、身体を壊しリタイヤ。幼少の頃から魚釣りが好きだったが、最近はカメラで鳥を追っている。自然が大好きなヨレヨレジジの日記です。

アワワワワ・・・

宮沢賢治の舞台劇
「イーハートーボの劇列車」が明日に迫った。(汗)(汗)(汗)



2年前、
パソコン教室に通い始め、
初めて入った「山猫コーヒー」。


トイレに・・・


雨にも負けず  風にも負けず
・・・・・

なんなんじゃこの店?

何度か通ううちに、
オヤジさんマスターが宮沢賢治と郷里が同じ岩手だと。
「山猫」の店名は賢治の作品の中に出てくるらしい。

人生で、読みきった本は一冊も無く、そんな事は知らない。
小・中・高、図書館に入った事無し・・・ガハッ!


パソコンで賢治を調べると興味を持ち始め、
人生で初めて、本読破に挑戦を決めた。


その初本が・・・


これっ。

「そりゃムリ!ムリ!ムリ!」
と何人に言われただろう????
読書家の人でも難解たと言った。


さて、
読み始めたものの、、、
1ページ読んでは戻り、
2ページ読んでは戻り、
3ページ読んでは戻り、

雨にも負けて、
風にも負けて、、、

季節はめぐり、すでに、、
1年半・・・ガバッ!

この単行本、
銀河鉄道だけじゃなく、
短編童話12連発じゃった。

数ページの短編童話を進むうちに、本番の「銀河鉄道の夜」にやっとたどり着いた。


小学校の教室から物語は始まる。
先生の天の川の講義で頭がクラクラして来て、一年休憩・・ガハッ!


子供の頃、我が家の裏庭から見えた天の川。
この一年、何度見上げただろう?


今はもう街の明かりで、天の川なんて見えやせん!


そんな日が続き、
「イーハートーボの劇列車」の舞台劇がいつの間にか明日に迫っていた。

イーハートーボは賢治が育った岩手の原野。そこを走る鉄道の作品は賢治に多い。

「銀河鉄道の夜」は
P185から始まり、P262までの77ページの作品だ。

この77ページが、みんな難解だと言う。

根性の読破挑戦!
プロ野球のピッチャーに挑むワタシ・・・ガハッ!


高校野球の、
「打ったーーーーーっ!」
の声に気が散る!

チャンネルを歌謡ポップスに変えた・・・。


♪♪♪あっ、あ~~ん、あっ、あ~~ん、あなた知ってる~~~


青江三奈
あっ、あ~~~ん。。
ダメじゃーーーーーーっ!!!

で、
「山猫コーヒー」へ行く。
ここで、なべさんはいつも平然と読書してる。
が、ワタシは常連客さんとオシャベリになってアウトーーーっ!!!


で、コメダ珈琲店へ・・・


根性!
根性!
根性!


だんだん乗って来た!♪♪♪

家に帰って、夜中に読破ーーーーーっ!!!!

スゲっ!
人生初本・・スゲっ!
宮沢賢治に・・スゲっ!スゲっ!スゲっ!スゲっ!スゲっ!

身体中が破裂しそうになったね!

これ以上の本がこの世にあるんかいな!???

絶対ない!と思ったね!

【本文】
「けれども、本当の幸せは何だろう?」ジョパンニが言いました。
「僕わからない」カムパネルラが
ぼんやり言いました。

ここを引用して、
お笑い芸人の又吉直樹氏はテレビで賢治は人生の幸せって何か?の結論を出さなかったと。

そうかねぇ~~~~???
そうかねぇ~~~~???

正しいか、間違いかは別として、
賢治なりの結論を見た思いじゃったね!

その結論に同感して感動したけどね!

「天上へなんて行かなくたっていいじゃないか。僕たちここで天上よりももっといいとこをこさえなきゃいけないって僕の先生が云ったよ。」
(ジョバンニ)


「如蓮華在水」2018年6月撮影


ほいじゃまた!♪