千藤卓 = センドウ タカシ = ニンジャ のブログ

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プロフェッショナルアングラー・千藤 卓 のブログです。
琵琶湖・北湖を中心にフィッシングガイドも行っています。

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今シーズンもいよいよ始まりました、トラウトキング選手権。
トライアル&ペアシリーズの第1ステージが、心のホーム平谷湖で開催されました。

土曜日のペア戦は、いつもの指宿マイスターと参戦。
仕事のためブッツケ参戦の指宿マイスターの代わりにプラクティスに入り、なんとな~く雰囲気はつかめていた気がしてたんですが、いつもと違う放流魚に大苦戦。
なんとか食らいつきはしたものの、自分のバラシのせいで2試合も引き分けて、リーグ3位と微妙な感じで終了・・・。

 

でも、今回がトラキン初参戦となるバスオブジャパン時代の戦友・小原君が決勝に進出。
プラクティスも一緒に行っていたので胸アツ。
そして、いつも仲良くして下さる野口さんとモヒカン氏のペアが優勝、塩澤さんのペアが準優勝ということで、翌日へのモチベーションも俄然UP。
良い戦いでした!!!

トライアル戦は、優勝した門澤選手に1回戦で蹂躙され、涙涙の敗者組・・・。
しかし、その後は気合で勝ち進み、敗者組決勝まで残りました。
敗者組とは言え、マイスター&エキスパート揃い踏みの豪華メンツ。
ペア戦のパートナー指宿マイスターも決勝に進出。
・・・が、お互い優勝にはあと一歩届かず、残念無念。

後ろで観ていた方曰く、「後半は、ほぼ毎キャストあたり出てたけど、見えてなかったんですか?」と・・・。。
逆光&光量少なくオッチャンの目ではサイト出来ず・・・。
瞬発力鈍く速いバイトはアワセ切れず・・・。
セッティング合ってなくてブラインドでは掛からず・・・。
ということで、全バイトの半分以上を逃すというね。
まさに、タラレバな結末。
全てにおいて鍛錬不足でした。
でも~、クジ運悪い中、マイゲームで楽しめたので良し!
ということにしておかないと、悲し過ぎる~。

まあ、ここで上がっちゃうと皆に会えなくなるので、残れて良かった(笑)。
良くないけど・・・。
という感じで、今年は長いトラキンロードになりそうです。

対戦&審判して下さった選手の皆様、釣りビジョン&オフィシャルスタッフの皆様、平谷湖の皆様、ありがとうございました!!!
参加選手の皆様、おつかれさまでした!!!
そして、今シーズンもよろしくお願いします。

ということで、トラキン最高~!!!!!

 

61㎝・4860g。
10ポンドOVER。

 

ガイド中のお手本フィッシュだったので、嬉しくも後ろめたい1匹(笑)。
本当は、ゲストさんに釣って頂きたかったんですが・・・。

ヒットルアーは、ワイルドカードの時にリグったままデッキに転がっていた、ダブルモーションのチェリーリグ。
状況チェックのためキャストしただけなので、決してヤル気が無いわけではありません・・・。
クロー系やホッグ系のワームは、ベイトフィッシュ食いのバスが多い場所ではバイトが減りますが、やはり来ればデカいですね。

ガイドの際、毎回のようにBIGチャンスは有りますが、ものに出来るかどうかは、まずタックルが重要。
と言っても、単なるパワーの問題ではありません。
ヘビータックルでもベイトフィネスでもスピニングでも、ちゃんとファイトすればキチンと獲れます。

リフトパワーを備えつつ、魚とケンカしないしなやかさ・粘りが重要。
いくら20lbのラインでも、ただ堅いだけの竿だと瞬殺で切られます。

そして、ファイト。
魚がデカければデカいほど繊細に。
かつ、ラインを信じて大胆に。
ラインを切られる人の多くが、動画で見るような大袈裟なファイトで魚とケンカしてブチ切られるか、ビビり過ぎて障害物やウィードに潜られるかのどちらかです。

今時のラインは、かなり丈夫です。
最近は、あえて安価なラインを使ってみたりしていますが、よっぽどのことが無い限り、まず切れません。
もちろん高価なラインの方が良いのは間違いないんですが、ラインのグレード以上に、タックルバランス、ファイトの仕方、結び直し、巻替えの方が重要です。

今の北湖、数釣りがメインですが、デカいの狙いも行けます。
10月中の土日祝日は予定埋まってしまいましたが、平日はまだ空き有ります。
時期が進み、数釣りパターンが収束して行くと、更にデカいのが狙いやすくなります。
ガイドのお問合せお待ちしております~!!!

10月6日は埼玉からお越しのTさん&Hさんと出撃。
お二人との釣行は、これで5回目?6回目?ですが、毎回必ず荒れるというジンクスが・・・。
今回も、晴/くもりで風も1~2mの予報でしたが、朝はウネリまくりで、雨は降るわ風は吹くわで、予想通りの荒れ模様でした(笑)。

朝イチは、好調のシャローエリアからスタートするも、前日の雨による水温低下と強いウネリのためか、良い反応を得られず、小バスが数匹釣れたのみ・・・。


それならばと、深場狙いに切り替えると、バイトも急増。
この時期のディープは小バスも多いですが、BIGも混在してるので、数を釣ってサイズアップを図って行くのがセオリー。
お二人とも、ネコリグ、ダウンショットで連発です!



ちなみに、数を伸ばすなら細身のワームが◎。
ディープクランクやプロップベイトなどの巻きも有効です。
一発狙いなら、フットボールジグや、クロー系やホッグ系などバルキーで動きの強いワーム。
バイトは減りますが、来ればデカいです。
ワームは、透け感の有る色や淡い色よりも、濃い色の方が、圧倒的にバイトが多い印象。
ハードベイトはゴースト系のカラーが無難です。


という感じで、手堅くネコリグ&ダウンショットで連打しながら、BIGバイトが来るのを待ちます。
すると・・・、まずはTさん、続いてHさんに、BIGバイトが連発!!

が・・・

しかし・・・

いずれも、岩に擦られて無念のラインブレイク。

う~ん、残念!!!

という感じで、惜しくもドデカこそ釣れなかったものの、ナイスサイズ混じりの数釣りで、秋の北湖を堪能して頂けました。

Tさん、Hさん、いつもありがとうございます!!
次はBIG仕留めましょう。
またよろしくお願いします!!
 

10月3日は、Kさん&Sちゃんとの親子釣行!
 

Kさん親子には1年前にも遊びに来て頂いたのですが、Sちゃんは、その時ぶりのバスフィッシング。

エンジョイ数釣りを希望とのことでしたが、風が強くなる予報なので、あまり遠くまでは行けません(行きません)。
大人だけの場合、3m~4mの予報であれば遠出することも有りますが、小さなお子様の場合、少しの波や風でも恐怖心が出てしまって楽しめなくなることが有るので、3mくらいの予報でも安全策を取らせて頂いてます。

Sちゃん1年ぶりのバスフィッシングなので、まずはキャストなどの勘を取り戻すところからスタート。
…と思いきや、ものの2投目でファーストフィッシュをGET!
サイズは小さいけど、嬉しい1匹!


風の影響を受けず、数も釣れて、あわよくば少しでも大きいのが混ざるところ、というポイントチョイスで展開して行きますが、この日はなぜか、驚くぐらいにバイトが遠い・・・。
試しに自分が竿を出すとポロポロは釣れるんですが、極小バイトだったり、すぐにルアーを吐き出したりして、フッキングのタイミングが難しい・・・。
そんな中、さすがのお父さんは、ネコリグ、ダウンショットで着実にGET。

 

同じ場所でも、ほんのちょっとの差がサイズの差につながります。


昨年は小型ミノーの巻きが中心で、比較的イージーな展開でしたが、今回は容赦無きライトリグ展開。
深場で風も有ったりしてバスフィッシング数回のお子さんには少々難しかったかもしれませんが、それでも、キャストを重ねるたび、着実にレベルアップして行くSちゃん。
コツコツと数を重ねて行き、目標の2桁は余裕で達成!!
素晴らしい!!



エリア制限有り&遅出&早上がりの短時間釣行ではありましたが、楽しんで頂けたみたいで良かったです。
次はまた来年かな?
是非また遊びに来て下さいね!!
お父さんは・・・、冬の修業もお待ちしております(笑)!!

10月1日は、久々のFF中津川。


チーム高田の一員としてお声掛け頂き、DYFCのお手伝いに行ってまいりました。
名古屋住まいになった今でも、こうやって声掛けて頂けるのは、本当に嬉しい限り。
心の師匠である高田さんはじめ、中津ローカルな面々ともお会いできて、そして何より、子供たちの楽しそうな笑顔に囲まれて、最高の一日を過ごさせて頂きました。

自分の受け持ちの生徒さんは2名の予定だったのですが、そのうち1人の子は車酔いが酷くて参加できず…。
この日を楽しみに来てくれたその子の気持ちを考えると、非常に残念でしたが、その分、もう一人の子に全力で指導。

初めてのルアー釣りで、リールを使ったキャスト自体が初めてということでしたが、とても勘の良い子だったので、すぐに上達。
釣り座が良かったことも有り、3時間弱の講習時間内で30匹近くも釣ってもらうことが出来ました!!


周りと見比べても、圧倒的に最多の釣果だったと思うんですが、特別なことは何もしておらず、基本は教科書的なルアーローテーションで、食い渋り出してからトルネードなどのドーピング系ルアーを少し使っただけ。
釣り場によるクセは有ると思いますが、基本はやっぱり大事だな~と、指導しながら再確認しました。

エリアトラウトに関して言うと、自分は運良く、良い師匠方に指導を乞うことが出来、多くのことを学ぶことが出来ました。
自分は、それを、そのまま伝えているだけに過ぎません。
とは言え、師匠方に教えて頂いた技術を用いて自分が釣ることは出来るとしても、それを他の人、ましてや子供達に嚙み砕いて伝えるというのは、正直かなり難しい。
この様な機会が有る度に、教える側も、勉強、努力が必要だなと痛感します。
 

主役は子供達。
その時をMAXに楽しんでもらって、後々に残るテクニックや楽しい思い出、成功体験を持って帰ってもらう。
難しいけど、やりがいのある仕事(?)ですね。
言っても外様なんで、自分みたいのがコーチとして参加させて頂くのもちょっとバツが悪く感じますが・・・(笑)、機会が有れば、またお声掛け頂けると嬉しいです。

参加して下さった子供達&保護者の皆さん、運営スタッフ&釣り場スタッフ&コーチの皆さん、お疲れ様でした!!!
ありがとうございました!!!

P.S.
DAIWA有名バスプロの皆さんも、多数、コーチとして参加しておられましたが、自分はあくまでも外様なので、気付かれぬようにあえてヒッソリと。
自分の性格上、話し始めたら夢中になっちゃうので、先輩方にもあえての挨拶も無しで、大変失礼いたしました・・・。
まあ、主役は子供たちですからね。
大目に見てやって頂けるとありがたいです。

 

※写真はチーム高田コーチの皆さんと。