レアな月食
 
2021年5月26日に皆既月食が日本各地で見られます
正確には,月が出ている場所なら地球上のどこからでも観測することができます。
 
しかしながら,日本列島は梅雨前線の影響であまり天気はよろしくないようで,観測するのが難しいかもしれません
ただ私は晴れ男なのです。
きっと当日は月が姿を現してくれると信じているのです( ・`ω・´)キリッ
 
 
 
ところで月食の方が日食よりも起こる頻度が少なくレアな天文現象だって知っていました?
 
例えば20世紀の100年間では,日食は合計224回月食は合計142回で,月食の方が日食の6割ほどの回数しか起こっていないのです。
(※皆既となると,皆既日食の方が皆既月食よりも頻度は少なくなりますが。)
 
月食は広い地域で観測できるんですが,日食は限られた場所でしか見ることができないので,日食の方が起きる回数が少ないと思われがちなんですね。
 
 
 
2021年5月26日の皆既月食
 
そんな月食ですが,今月の皆既月食は西日本や北海道の一部では月が欠けたまま東の空から昇ってきます
このように月の出の前から食が始まった状態を『月出帯食』と呼ぶそうです。
 
 
当日の夜は,20時10分から20時26分までの約15分間が皆既食となり,22時ごろに部分食も終わり再び満月の輝きを取り戻すという経緯をとるそうです。
 
引用元:国立天文台
 
さらに,今回の満月は2021年の一年を通して最も大きく見える月なんですって。
『スーパームーン』てやつです。
引用元:国立天文台
 
コロナ禍に見せてくれるスーパームーン食という天体ショー。
もし晴れて観測できるのであれば,思う存分楽しんでやろうじゃありませんか
 
 
 
月の撮影練習
 

でも本番に向けてやるべきことがあります。

 

それは先日購入した望遠レンズ(フルサイズ換算で焦点距離150-600mmのズームレンズ)を用いて撮影練習をしておくこと

当日は月食の様子を写真に収めておこうと考えています。そのための準備は大切ですね。

 

しかし最近梅雨のせいでそのチャンスがなかなかなかったのです。

 

 

本日,2021/05/19(水)は雲がありますが,たまに雲の切れ間から月が顔を覗かせます。

 

月撮影練習に残された数少ないチャンスなのです。

 

何枚か撮影してみました。

薄雲がかかっていましたが,当日も同じように雲がかかることも想定した中での予行演習です。

 

 
今日は月齢7の月。
明日が上弦の月です。
 

やはりピント合わせるの難しい。。

撮影日:2021/5/19

カメラ:OLYMPUS PEN E-P3

レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II

焦点距離:600mm(35mm換算)

F値:13 / シャッター速度:1/6秒 / ISO感度:400

 

 

もう一枚。

F値:9 / シャッター速度:1/25秒 / ISO感度:400

 

 

薄雲がかかっていた場合はこの辺の設定が良さそうでしょうか?

 
クレーターの凹凸が見えますね
月の撮影は満月も美しいですが,欠けた月のクレーターが際立つ姿もまた美しいのです
 
 
その後すぐに月は厚い雲に覆われてしまいました。
ほんの束の間のシャッターチャンスだったようです。
 
 
 
最後に
 
ちょうど一週間後に控えたスーパームーン食を楽しみにしておきましょう。
あとは当日の天気を願うばかりです。
 
 
あとガッキー結婚しましたね。
明日会社休もうかな。。(ずっとテレワーク)