前の記事で「ぼざろとアジカンの邂逅について書くぞ!」と意気込んでおきながら

気付くともう8月末。。。

 

JAPAN JAMの次はロッキンで再び邂逅があったと思いますが

それは追うことが出来ず。

多分ファンはエモさで死んでると思うのでそれはそれとして・・・

(JAPANJAMの話はどこかできちんと書きます)

 

アジカンのファン感謝祭に行ってきました!!!

 

 

 

 

遠征してライブ行くのも3カ月振りくらいで、

横浜となると「ワルキューレ」の横アリ2Days以来ですね。

たぶんその時と同じホテルに泊まりました。笑

それにしても遠征となると宿代が馬鹿にならない。

ライブ遠征も贅沢になる時代なんだなあ~としみじみと思います。

 

今回の、事前にファンに聴きたい曲のリクエストを集計し、それに基づいた曲を演るという

「ファン感謝祭」という形式は、アジカン的には2013年のハマスタ公演以来の試みかと思います。

前回の開催時にはまだ高校生だったので遠路はるばる行くのも憚られ、

その後ネットで見たセットリストに涙をのんだ覚えがあります。

 

しかし!

今はもうすっかり大人!

チケット争奪戦は3度目くらいの先行を無事引き当て、

有給取っていざ横浜へ!!!

 

 

出来たばかりの「横浜BUNTAI」という会場で、もちろん入るのも初めてでしたが

結構広々としていい会場だな~と思いました!

用意された席が上手サイドで若干音のバランスは悪かったように思えましたが、

一人ひとりの空間がしっかり確保されてるのと、

動線が分かりやすいのはいいハコだなと思いました。

グッズ売り場を体育館という形で確保できるのもいいし、

会場内に軽食を出すラウンジが常設されてるのも良かったです。

 

着席し、辺りを見回して思ったのは、

「やっぱりこの公演に来る層は自分より年齢上がほとんどだな」

という感想です。

 

年下の人に「アジカン」と言うと、

「そういう名前のバンドですか?」という返しをされることもまああるので、

世代で聴いてた人となるとやっぱり30~40代、その辺の層が多いかなという感じがありました。

 

でも、この辺りの層が多いということが分かれば、今回のセトリの構成も納得がいきました。

 

事前に中間発表は出ていたのですが、その顔ぶれが「玄人すぎる」と界隈ではちょっと話題になっていました。

それがこちら。

 

 

 

 

 

 

 

いや、渋っっっ!!!!

5位でようやく王道ベスト盤から1曲出てくる上に、それが「或る街の群青」ってのが素敵。

2013年の時に「もうちょっと普段やらない曲に投票しても良かったのに・・・」みたいなコメントがあったからか、

「フィードバックファイル」とか「ファンクラブ」といった辺りから良く選ばれていた印象を受けました。

ちなみに2013年の投票結果がこちら。

 

 

 

 

 

 

 

はい、20番までに「ファンクラブ」からは1曲も入ってません。笑

根強く今年の中間トップ20にも入っている曲も散見されますが、

やはり2013年はスタンダードナンバーが多かった印象を受けます。

 

そんな2013年から約11年の時を経て、どんな曲が最終的に残ったんだろう?

開幕、いきなりの「遥か彼方」→「羅針盤」で脳を貫かれ、トータル150分強。

参戦した2日目のセトリはこんな感じでした。

 

 

1.遥か彼方

2.羅針盤

3.夏の日、残像

4.ワールドアパート

5.路地裏のうさぎ

6.バタフライ

7.センスレス

8.橙

9.君という花

 

ゴッチ弾き語りパート

10.ソラニン

11.ボーイズ&ガールズ

 

コスモスタジオパート

12.ウェザーリポート

 

コスモスタジオ loves 潔

13.冷蔵庫のろくでもないジョーク

 

14.ブルートレイン

15.ムスタング

16.無限グライダー

17.或る街の群青

18.十二進法の夕景

19.未だ見ぬ明日に

20.迷子犬と雨のビート

21.Re:Re:

22.リライト

23.転がる岩、君に朝が降る

 

アンコール

24.MAKUAKE(新曲)

25.All right part2(ゲストボーカル・橋本絵莉子)

26.海岸通り

 

Wアンコール

27.柳小路パラレルユニバース

 

4~7の「ファンクラブ」連投は熱かったですね。

多分アジカン曲でも屈指のシャウトを抱えた「ワールドアパート」をバシッと歌い上げたゴッチ。

案の定、その後のMCでも

「『ワールドアパート』で声出てんじゃんって思ったファンも多いと思うけど~」と言ってたので

その辺のご挨拶も踏まえた構成だったのかなと思います。

 

1枚目のベストアルバム「BEST HIT AKG」からは、弾き語りも含めると27曲中8曲の選出。

中間発表で「リライトが30位以内にない」ということでもザワつきましたが、

「代表曲を押さえずに何がファン感謝祭だ」と言わんばかりのラストの畳みかけ、ヤバかったです。

そりゃ声も拳もあがるわ。

 

中間発表で入ってなくて、本番セトリで入ってきた曲としては

「リライト」の他に「遥か彼方」、「ソラニン」、「ブルートレイン」

「遥か彼方」はデビュー曲、圏内に入ってた「羅針盤」との繋ぎも含めての選出、

「ソラニン」は2013年の1位で今回は弾き語りでしたが、やはり思い入れの深い曲なんでしょう。

(MCでは「歌詞がやっぱいい」と言われて「俺書いてないのに・・・」とボヤいてましたが笑)

でもって「ブルートレイン」は今公演の第2のテーマでもある

「伊地知潔加入アニバーサリー」を飾るに相応しい1曲かと。

あんな変態的なリズムを狂わずに叩けるのは潔さんくらいっすよ、ホントに。

 

「潔アニバーサリー」のムーブメントとしては、やはり中間発表の30番以内に「潔曲」である

「冷蔵庫のろくでもないジョーク」が飛び込んできたってのもあるのかもしれません。

これ、初めてライブで聴いたけどしっかり背景映像も作り込んでてよかった。笑

 

 

ちなみに今回のステージセットのテーマは「土手」らしく、

会場に飛び込んでからまず目に入る緑の多さ、

スクリーンとステージをいっぱいに使った横長の舞台がよく映えていました。

で、「弾き語りパートは俺が無理やりねじ込んだんじゃないから~」と言いつつ

しっかりと自分の最推し曲「ボーイズ&ガールズ」をねじ込むのがゴッチらしいな・・・と思いました。笑

 

会場で個人的に一番びっくりしたのは、

「十二進法の夕景」でしっかりノッてくる層が多いということでした。

「夏の日、残像」は分かる。しっかり盛り上がりどころあるし。

「橙」も分かる。好きっていう人周りにいたし。

でも「十二進法~」が好きな人は今だかつて周りにいなかったので、

この曲で盛り上がりを見せる光景はなかなかに驚きでした。いい曲だけど思い入れある人多いんだな。

自分が知らないだけで、何かこの曲に曰くがあるのかも。

 

で、ファン&アジカン側が「よく分かってるな~」と思った点が

今回「サーフブンガクカマクラ」系統から1曲も選出されなかったこと。

直前までアルバムを引っ提げてツアーを周ってたこともあって、

「ここに来る奴はみんなツアー行ってるだろ」という暗黙の了解があるのが何か良かったです。

Wアンコールで「柳小路(若干出町柳?)」が聴けたのは思いがけないラッキーでしたが、

あれが無ければ普通に終わってたと思うと、攻めたセットリストだと思います。

 

んで、逆に「マジか・・・」と思った点が

2013年のファン感以降にリリースした曲が今回のファン投票でほとんど選出されてないこと。

「プラネットフォークス」とか「Wonder Future」から1曲も出てこないのは結構ショックでした。

「最近の曲はツアーに行けば聴けるから、あえて古い曲をリクエストしてみよう」という気持ちならいいけど、

「最近の曲はそこまでピンとこないな・・・」という理由で選ばれていないのなら結構悲しい。

熱心に支えているファンが来る場だからということはあれど、現状は厳しいなぁとも思いました。

 

もう一つ「マジか。。。」と思ったのは

個人的なリクエスト3曲が3曲とも演奏されなかったことですね!笑

「新しい世界」、「マーチングバンド」、「踵で愛を打ち鳴らせ」に投票していて、

次点で「Easter/復活祭」、「夜のコール」、「今を生きて」、「惑星」辺りかな~と思ってましたが

結果、見事に全飛ばし!

で、「2日目の方が熱いだろ」と思って選ばなかった1日目に

「夜のコール」と「マーチングバンド」やるっていうね。

相変わらず読みが外れやすい・・・泣

 

多分盛り上がるポイントは人それぞれだったと思いますが、

総じて満足そうな顔でライブ会場を後にしていた人が多いように感じたこのライブ、

やはり行けてよかったです。

この物量を地方都市で感じようとするのはあまりに無謀なので、

お金をかけてでも遠くに参戦するって大事だなって思いました。

 

 

ありがとう、アジカン。まだまだ活動応援してます。

今回のを経てツアーも参戦してみようかな・・・笑

 

 

 

 

前回の続き。

 

実際にフェスを回る計画の話。

今回発表されたタイムテーブルから、見る順路としてはこんな感じかな~と企てていました。

 

 

 

 

ユニゾン(SKY)BEYOOOOONDS(BUZZ)結束バンド(SUNSET)すりぃ(WING)アジカン(SUNSET)

 

ホルモンとキタニタツヤは泣く泣く切りました。

全部見てると体力が尽き、本当に見たいところを見逃してしまうのは本末転倒。

それがフェスの一番難しく辛いところなので、そこを自分に言い聞かせながらスケジュールを組みました。

スタンスは「主戦場:SUNSETSTAGE、他の会場の様子は気になるアーティストついでに覗いてみて堪能する」という感じ。

 

この日のタイムスケジュールが

「WANIMA軸(テンフィ、ホルモン、ヘイスミ等のロックフェスファン御用達ルート)→SKY STAGE中心」と

「ユニゾン軸(アジカン、DISH//等のロックフェス初心者でも優しいルート)→SUNSET STAGE中心」というふうに、

客層が分かれるような感じで出来ていたことも幸いしました。

実際、会場入っても「この人は結束バンドなんて知らないよな・・・」みたいな人と

「この人は絶対そう。むしろ結束バンドだけ見に来てるまである」みたいな人が分かれてたのも面白かったです。

ロックフェスは自己表現の場だから全然いいんだけど。

ハロウィンなんかで仮装したり野次馬になったりしない分、こういうのは結構見てて楽しい。

 

あとSUNSET側はファン層が明確に違うから、

演者ごとに結構ファンの循環があるかな~みたいなのも期待してました。

 

で始まってみて。

ユニゾンは3曲目で一番聞きたかった「オリオンをなぞる」を演ってくれたので、

早々に輪から離脱。まずは腹ごしらえ(既に11時半過ぎ)ということでフードトラックで食料を買い込み

アリーナで食事を摂りましたが、これが結構快適で。

席が大量にある&屋外で匂いも気にならない&日陰も十分確保できる&音もしっかり聞こえる!

と良い事尽くしの環境。しかも飯は豊富で美味しいときた。

「これは控えめに行って過去一番では・・・?(自身の胃腸の調子が良ければ)」

麺しかろくに食べれない自分を横目に、スタミナ満点のカレーを食らう友人と共に食事を済ませ、

いざビヨーンズの元へ!!!!

 

入り口近くのBUZZステージまで戻ってみると、冗談抜きのすし詰め状態で

お客さんは外まで膨らみ登場を待っていました。

自分たちも一応動けるように外の見えるポジションを探しながらうろうろ。

なぜか待機BGMにはマツケンサンバとももクロのマッシュアップ曲。

(あとあと考えてみるとこの曲たちはJAPANJAM出演者のを使ってるって分かった。ってことは別の日に今日のアーティストの曲が流れてたりするのか・・・と思うと大変激熱。)

 

ビヨーンズを生で見るのはこれで2度目でしたが、

いや~全員すっかり成長しちゃって・・・と感激してしまいました。

一曲目に演った「灰 to ダイヤモンド」、これで一気に雰囲気作ったのさすがでしたね。

キャッチーな振り付けで掴み、ハモリ、ラップパート、フォーメーションダンス、ピアノ、

シャウトや被せなんかの個性の武器を存分に発揮しながら、各自が存在感を出すの素晴らしすぎる。

古き良きハロプロ楽曲の良さを取り入れつつ、今風のアレンジで音楽好きにも刺さる楽曲になってて、

初見のフェス参加者を巻き込んで盛り上がる姿に胸が熱くなりました。。。

ハロプロの現場で見るハロプロと、そうじゃない環境で見るハロプロの思い入れってこんなにも違うんだ!と

少し親の気持ちが分かった気もします。

怒涛のメドレーラッシュとかはアイドルのお家芸だし、そこで曲を色々知ってもらえるの強みだよなぁ。

あと、卒業を控えた山崎夢羽をもう一度生で見られてよかった。

ソロになっても頑張れ、ゆはえもん。

 

昼の時間帯を迎えてヘイスミやPeople1のステージと、

その音楽を全身で楽しむファンをぼんやりと眺めながら待機。

そして、入れ替わりのタイミングで前方移動。

 

・・・存外前の方まで行けました!

ただここから50分くらい待ちなので、結構周りの人たちも座り込む感じで待機。

リハを待ちます。

待機中、どんな曲を演奏するかという話をしながら待っていると

結束バンドの音楽を支えるメンバーの方たちが登場。

弾き始めた曲が・・・「カラカラ」・・・!!!

 

よりによって一番好きな曲をここで聴けるとは!と感動。

ただ、「リハで演奏する」ってことは「本番は演らないよ」ってことと同義なので、

ん~でもワンフレーズだけでも聴けてラッキーと思っておこう!と思っていると

作中でのボーカル担当、長谷川さんが登場。

で、リハで歌い始めた曲が・・・「カラカラ」・・・!?!?!?

嘘だろ・・・?

こんなフェスの場で別ボーカルver.のカラカラ?

(オリジナルver.は別の声優さんがボーカルを担当する)

 

これは周りも結構ザワついてました。

予期せぬ形でテンションのボルテージを上げられてしまい、始まる前から盛り上がる自分。

そんなひとり興奮冷めやらぬまま開始時間となり、『「結束バンド」としての初フェス』という

記念すべきステージが始まりました・・・

 

まずは挨拶代わりに「青春コンプレックス」

徐々にギアを入れるようにぶつかり合うセッションを皮切りに、

結束バンドのロゴを背負って出てきた長谷川さんの力強い挨拶と共に始まるイントロ。

印象的なギターのフレーズに始まり、間奏では個々の楽器が存在感を出す

「ザ・ロック」といった感じの王道進行で一気に観客の心を掴みにくる感じが堪りません。

「結束バンド」の生音を聴くのはもちろん初めてでしたが、

屋外でもズシンと響いてくる音圧の凄さに「フェスに来た!」という実感がありました。

 

続けざまに始まる「ギターと孤独と蒼い惑星」で自然と沸き起こるハンドクラップ。

サビで爆発する拳の一体感。

何度でも沸き起こる歓声と熱狂。

自分達も音楽の一部になってるという感覚。

この非日常にハマるとやめられない。

またフェスに来たくなってしまう。

 

畳みかけるようにこれまた骨太のサウンドが売りの「あのバンド」が始まると、

もう観客側もすっかりノリ方を熟知したのか、ロックフェス特有の雰囲気が出来上がっていました。

作中で聴いてる時にはあまり意識しなかったけど、女子高生がこの曲やってるって考えると

結構胸アツだなあと思いながら、目の前で起こっている音と音とのぶつかり合いを見ていました。

そして、とてもこのステージが初とは思えない堂々とした歌いっぷりが素晴らしいな、長谷川さん。

 

アニメの演出なんてこれっぽっちも無くて、作品の音楽を背負って立つ姿のカッコよさったら無い。

普段の主戦場で場慣れはしているのかもしれないけど、今回はいつもと違う覚悟を持って戦ってる、

でもその姿もキラキラと輝いていて良かったです。

 

まだまだ続きます。

 

ご無沙汰です。

今年のGWはフェスに行って参りました。

JAPAN JAM(@千葉市蘇我スポーツ公園)へ・・・

 

 

 

 

自身、春の音楽フェスは初めてだったのでどんなもんだろうと思っていましたが、

結論、やっぱり時期もあるのか気候がよい!!!

日光はそれなりに出てるけど、風があったり夏ほどのジメジメした感じがない分

汗をかいても休めば回復できるくらいで、うんざりせずいられるのが凄くよかったです。

これにハマると夏の酷暑の中は無理になりそうです。

 

あとは長くフェスとの親和性があるであろう環境や運営ノウハウがあるからなのか、

移動、物販、食事、休憩、トイレ、規制、タイムスケジュール等々・・・

何事もスムーズに事が運ぶのが素晴らしかったです。

もう完成されたひとつの形というか・・・

4日目という日程とそれまで数年のイベントの積み重ねの賜物だなあと思いました。

 

で、話を少し戻して。

 

なぜこのJAPANJAMに行こうと思ったかということなんですが、

ズバリ『「アジカン」と「結束バンド」が一気に見れるやん』というところに尽きます。

 

一応日課(?)ともいえる情報収集の合間、

「アジカンがJAPANJAM出ます~」みたいな情報が流れてきて

フェスの公式情報を見てみると同じDAY4に「結束バンド」・・・

・・・え!?

あのぼっち・ざ・ろっくの「結束バンド」・・・!?

・・・は?????春フェスに?????

で、調べてみるとぼざろの方でも「結束バンドが春フェス出ます!」と告知してて。

「嘘じゃないんだ・・・・」と知り。

 

何としてでもライブを見たい・・・!!!!

 

とりあえず事情の分かる友人に連絡してみたところ、同行を快くOKしてもらったので、

(他の出演者に友人の好きなアーティスト(すりぃ)がいた)

チケット抽選に第三次で応募して無事チケット入手。

 

でもそこから1ヵ月は何もせずホテルは1か月前に予約(東京軒並み高い&千葉近辺全滅だったので西船橋で確保)、

新幹線も直前予約(通常指定席全滅だったのでSworkシートで滑り込み乗車)という

ドタバタ劇でしたがなんとか前日入りできました。笑

※ついでに本人の不養生による胃腸炎で当日までろくに飯も食えない状況だったのも今はいい思い出・・・?

 

『何としてでも見たい理由』というのは、このアジカン×ぼざろという組み合わせの話。

おそらくアジカンファンであればぼっち・ざ・ろっくという作品に込められた

「アジカン要素」というのを瞬時に感知できるのでは?というくらいに

リスペクトを感じる作りになっていて。

(キャラのネーミング、サブタイトル、描写、舞台、その他諸々)

最終話には「転がる岩、君に朝が降る」の主人公のカバーまで流れる始末。

これきっかけでアジカンに流れた人も多いだろうし、

「何か急にトレンド入ったけどアニメになったの?」みたいな

その逆ももしかしたらあったかもしれません。

 

このアニメのムーブメントと現実のいちロックバンドを繋いだ関係って物凄く貴重で、

ここまでの扱われ方も近年無かったんじゃないか?くらいに個人的には思えます。

いや、もしかしたらあったのかもしれないけど、

たまたま自分の好きなコンテンツ同士がぶつかったことで起きた衝突事故のような感情を

当時は長らく仕舞っていたギターにぶつけたり、マラソンにぶつけたりしたものです。

それからはや1年半が経とうとする今、この邂逅が現実に起こるなんて・・・!!!

感無量以外の何物でもありません。

 

誘った友人は結局ぼざろは見ないまま連行してしまいましたが、

原作はきちんと履修済みだったので結束バンドに行くことも快諾してくれました。

アジカンは言わずもがな。以前にツアーも連番で見た仲。

 

で、当日。

 

直近のツアーTがなかなかのヒット(サーフブンガクカマクラ完全版ツアーの紺のTシャツ)だったので

上は確定。で、ホルモンも来てるからタオルはホルモンにしようかな~とも思いましたが

決意も込めてアジカンで固めよう!ということでタオルも最近出たロゴの緑のやつを着用。

 

道中、色々なTシャツやタオルを覗いてみるも、

「アジカングッズ身に着けてる人ほとんどいないな~」

という印象でしたが、会場に着くと何のその。

「結構同じタオル持ってる人いる!」

「KAMAKURATシャツの同志いる!」

と結構目につきました。実際物販も結構並んでたし。

うん、何か始まる前から嬉しい。

そしてそれを形作ってる自分もなんかいい。

 

・・・結束バンドは即完だったらしく、着いた時にはロゴTのみが残っているだけでした。

そりゃそうだよな。アニメオタクはそういうの最速で行かないと無くなるの知ってるもんな。

そしてそういう行列耐性とか仲間意識、コレクション欲が特に強いから2点買ってっちゃうもんな。

結構デザイン好きだったので、どこかで機会があれば欲しいところではあるけど。。。

まあこれは仕方ない。並んだもん勝ちなので。

 

で、アーティスト列を一通り見た後にオフィシャル物販列に40分ほど並んで待ってると、

遠くでユニゾンがオリオンをなぞりはじめたので「あ~いよいよ始まったな~」というのを感じたのでした。

 

次回に続く。