かろうじて。 | 風の吹くまま気の向くまま

かろうじて。

5月3日金曜日、午前1時30分、石津浜。

 

天気晴れ、日の出4時54分、気温17℃、西寄りの風微風。

 

長潮、満潮02時19分、干潮08時10分、海水温20℃、波は穏やか。

 

潮の向き、左から右。

 

港へ小アジを釣りに行くつもりが、結局タイの誘惑に負けてまたしても石津浜。

 

今回は、マダイにこだわらず釣れるものを狙っていく作戦。

 

いつも80~100m付近を狙って海底の段によって水深がいまいち掴めず臍を噛む思いを繰り返している。

 

キャストのコツをつかめてきたからか、どうも飛びすぎてしまう帰来がある。

 

60m付近を狙いたいのにうまくその辺りに落とせないもどかしさ。

 

超遠投するなら110~120mくらい飛ばせればいいのだけど、悲しいことにそこまでは届かない。

 

そこで思いついたのは、3号の遠投磯竿で8号のカゴを投げる作戦。

 

安物のコシが無くてぼよんぼよんの竿だけど、港ではウキ釣りやサビキなんかで割とよく使っている。

 

カゴ釣りはこの竿で始めたのだけど。

 

余っているリールから使えそうなものを選んでセットしたのだけど、巻いてあるラインがナイロン4号、ちょっと頼りなさげ。

 

とりあえず、底取りがてら飛距離の確認。

 

概ね狙い通り。

 

水深を確認したら早速タナを合わせて実釣開始。

 

カゴにコマセを詰めて第1投。

 

パチン!

 

・・・orz

 

確認を怠った自分が悪いんです。

 

1投目からいきなりキャスト切れ。

 

ラインがガイドかどこかに引っ掛かっていたようだ。

 

ウキが波打ち際から数mのところに浮いている。

 

腿の辺りまで海に入って竿で引き寄せようと竿を持った手を伸ばすが届きそうで届かない。

 

十数mほど追いかけたものの少しずつ沖に向かって離れてゆく。

 

ボンボヤージュ・・・よい航海を・・・。

 

(´・ω・`)/~~

 

放心状態で流れ去る電気ウキの光を見送るボク。

 

ε=(‐ω‐;;) ハァ・・・

 

ココロとフトコロが痛い。

 

気を取り直してメインの4号の竿にチェンジ。

 

やっぱり飛びすぎる。

 

それでもなんとか一定のポイントに固めてコマセを撒いて魚を寄せようと試みる。

 

小さいアタリはあるしエサも取られる。

 

でも乗って来ない。

 

やがて日が昇る。

 

今回も結果が出ないのか?

 

改めて3号の竿で仕掛けを再構築。

 

8号のカゴをロストしてしまったので10号のカゴで投げてみる。

 

ちょっと重い。

 

8号のカゴよりも若干飛距離が伸びない気がする。

 

しばらくキャストを繰り返していると、ピクリと一瞬ウキが沈んだ。

 

明らかに魚のアタリだ。

 

さらに何投か流していると再びスッとウキが沈む。

 

すかさず合わせる。

 

重くはないが魚の手応え。

 

6時20分、久しぶりの獲物ゲットだぜっ!

カワハギ、25cm。

 

なかなかいいサイズ。

 

本命ではないけれど、祝連敗脱出。

 

その後は反応なし。

 

8時納竿撤収。

 

かろうじてようやく結果が出た。

 

次は大物狙いだな。