つれづれログ -28ページ目

つれづれログ

色々な事を徒然なるままに書いていこうと思います

ダラダラとGW満喫中。

いや~、これだけのんびりしてると、仕事がやりたくなってくる(・∀・)
明日のこの時間帯には仕事行きたくないなぁなんて思ってるんだろうけど。


さて、GW好調なホークス。
苦しい9連戦中だけど、7戦して6勝1敗ビックリマーク
予想以上の好成績。
先発投手も頑張ってるし、打撃陣が好調(´∀`)

さて本日のオリックス戦の結果は…
11対3のホークス圧勝キター Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!

初回、松田の満塁HRで結果的には勝負ありの形に。
ここの所三振多かった松田だけど、やる時はやってくれるなぁ。
追加点としてオーティズ、長谷川の一発もあったし、ホールトンも頑張って投げたグッド!

死球を3つもくらい、警告試合になってしまったのはアレだったけど…。
あやうく乱闘だったからなぁ( ̄^ ̄)
ケガにつながる死球は勘弁して欲しい。

特に去年死球でケガの多かった松田、大丈夫かなぁ(・_・;)
今年は随所で良い働きを見せてくれているので余計に心配。

今日の結果でホークスは2位をキープ。
連戦中、フル回転だったSBMを休ませる事が出来たのもナイスグッド!
このまま好調をキープして、また交流戦優勝を狙って頂きたい。

ひとまず明日、勝利で連戦をキレイに締めて欲しいなぁ。


さて、明日もダラダラ過ごすとしますかヾ( ´ー`)
サクリファイス (新潮文庫)/近藤 史恵
¥460
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ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと―。
陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、
各地を転戦していた。
そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。
アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。
かつての恋人との再会、胸に刻印された死。
青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた!
大藪春彦賞受賞作。

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世間はGWだというのに予定無し…。
あぁ~、白川郷行きたいなぁ。

まぁ、本でも読んでまったりと過ごしますよ(・ω・)b


本作を読むきっかけは、下記の短編集「Story Seller」に外伝的な
エピソードが掲載されていたのを読んだ事。
Story Seller (新潮文庫)/著者不明
¥860
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スポーツ系の話は好きだし、よく知らないロードレースの世界だったのに
興味を引かれた。

話の大筋は上記のあらすじ通り。
スポーツもの+サスペンスといった感じ。

ロードレースの世界についてはほとんど無知だったけれども、
本書はそんな人にも分かりやすいが、さりげのない説明がされてあり
まったく問題無く読むことが出来た。
観戦の入門書としても勧められているとの事。

チームのエースを勝たせるために、自らを犠牲とするアシスト。
個人競技としてはかなり特殊なスポーツであることが分かった。

日本ではマイナーなスポーツだけれども、自己犠牲の精神って日本人に
好かれそうな物だし、取り上げられ方次第では盛り上がる要素を多分に
持っているスポーツだと思った。

深夜に海外のレース中継が放送されているのを観たことあるけど、
今度観る時は別の視点で観る事ができるはず。

エース岩尾の死は話の展開として、ある意味では必然ではあったかもしれないけど、
何も死ぬことは無かったのでは無いかと思ってしまった。

競技に命をかける姿は美しいとは言え、本当に命を失ってしまってはなぁ…。

サスペンス的には岩尾の真意や、死亡事故の真相など展開的に面白かった。
岩尾の存在が、主人公にとって善なのか悪なのかモヤモヤする感じがなんとも。
ボリュームはそれほど無いので、テンポが良すぎる感はあったけど。

続編の「エデン」もそのうち読んでみようと思う。
1Q84 BOOK 3/村上春樹
¥1,995
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1949年にジョージ・オーウェルは、近未来小説としての『1984』を刊行した。

そして2009年、『1Q84』は逆の方向から 1984年を描いた近過去小説である。

そこに描かれているのは「こうであったかもしれない」世界なのだ。

私たちが生きて いる現在が、「そうではなかったかもしれない」世界であるのと、ちょうど同じように。

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『1Q84』シリーズの第3巻。

発売がニュースになったり、特集組まれたりしてやっぱり注目度高いんだなぁ。
書店に行ってもたくさん積まれてたし。
1巻みたく発売日に売り切れてなくて良かった~(*´Д`)=з

1巻と2巻が同時発売で、2巻の終わり方がそこで完結っぽい感じもあったので、
3巻の発表時にはちょっと驚いたし嬉しかった。
いろいろと謎が残ってはいたので。


1巻、2巻は主人公の青豆と天吾のエピソードが交互に展開される形だったが、
今作は3人目の主人公、牛河が加わっている。

牛河は元弁護士の優秀な探偵(?)であり、その容姿は醜いものとして
さんざんな表現がされている。
「福助頭」とか。
彼は教団「さきがけ」に雇われ、青豆の行方を追うことに。
地道な調査を重ね徐々に彼女に迫ります。

ストーリーは父親の看病をする天吾、「さきがけ」から身を隠し天吾を待つ青豆、
それを追う牛河という流れ。

2巻最後で自殺した…はずだったが生きていた青豆。
意外な展開だったけど、あそこで死んでいたら話が成立してなかったなぁ。

青豆の妊娠(しかも天吾の子供!)については驚きの展開だったけど、
2巻での天吾とふかえりとの行為がそれに繋がっている事は察しが付いたし、
謎のひとつであったその行為の理由がはっきりして、なんだか納得してしまった。

お気に入りキャラクターのふかえりについては、今回ほとんど出番が無くて残念…。
彼女の美貌の描写はほんとに魅力的で好きだった。
ひらがなで構成されるセリフも、ミステリアスな雰囲気をかもし出しているし。

まぁ、前作まででその役割のほとんどを終えていたし、牛河とリトルピープルの
関係について、彼女がトリガーになっているように思えるのでそれなりに
目立ってはいるんだけど。
最後まで謎の多い、魅力的な少女だった。

もう1人のお気に入りキャラクターのタマルは大活躍!
教団から隠れて生活する青豆のバックアップ、牛河の処置…。
プロフェッショナルでハードボイルド全開で、男も惚れる男って感じ。
牛河もプロだったが、タマルは格が違った!
作品がアニメ化される事があれば(まぁ、無いだろうけど)、声はスネークの人だな。
まぁ、自称「ホームラン級のゲイ」という属性はアレだけど…。

天吾と青豆の人生は3巻分の話を経て、ようやく交わる事が出来た。
ページ数的に残りわずかの位置だったし、ひょっとして次巻へ続く?とも思えてしまった。
まぁ、なんにせよ2人(子供も合わせて3人)が再会出来てよかったし、
1Q84脱出後の世界がどんなものであれ2人が一緒なら大丈夫だろう。

作中で1984年はほぼ終わっているし、完結したと考えて良いのかな?
謎めいた部分は有るし、生まれてくる2人の子供の事や、
1Q84世界におけるその後の「さきがけ」やふかえりについても気にはなるけど、
文学作品の余韻はこのぐらいあった方がいい気もするし。

余談だけど、村上さんはNHKの事キライなのかなw
それとも一般論的イメージの象徴として描かれているのかな、天吾の父親は。

しっかし長編を読み終えると達成感があるなぁ(*´Д`)=з
お次は軽めの本を読もうかな。