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つれづれログ

色々な事を徒然なるままに書いていこうと思います

4月17日(土) 楽天戦ナイトゲーム

友人から誘われて今季初観戦。

ホークス先発は藤岡、楽天先発は岩隈でした。

写真の通り結構いい席をGet(・∀・)
つれづれログ

席に着いた途端、オーの一発で先制!

しかし、その後はテンポの良い岩隈の前に後一本が出ず、
守備ではミスも生まれ藤岡が捕まり、その後登板した神内も流れを
断ち切れずグズグズの展開に…orz

岩隈に完投勝利をプレゼントプレゼントしてしまうハメに(TωT)

そんな中でも小椋や甲藤はなかなかの好投球。
今後に期待かな?

予告先発の時点で厳しい試合になる事は予想できたし、
実際負けたわけだけど、見せ場もあったしなかなか楽しめたと思う。

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4月18日(日) 楽天戦デーゲーム

TVテレビで観戦。

大隣vs田中マーの息の詰まる投手戦ビックリマーク

鷹打線はチャンスは作るものの、田中の前に得点出来ず…。

大隣も安定したピッチングを見せ、試合はあっという間に終盤に。

9回裏、ノーアウト3塁でよっしゃサヨナラだビックリマークと思っていたら、
グズグズの攻撃であっという間に2アウト…。

バッターは松田で田中の初球の変化球を空振り。
こりゃ延長だな…と思った人多数なはず。

しかし、次の球が甘く入ったところを見逃さず、左中間を真っ二つの
サヨナラタイムリーがキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

さすが意外性の男ビックリマーク
実は昨日のラストバッターも松田で、最後に一発打ってくれ~と思って
いたんだけど(結果は凡退)、今日出てくれてよかった~(*´Д`)=з

サヨナラ負けの田中はうなだれて涙目。
でも良いピッチングだったよ。
この悔しさをホークス戦以外でぶつけて下さい(・∀・)

8回を投げ降板した大隣は惜しくも勝ち星付かず。
でも今日のような投球を続けていれば、2ケタ勝利くらいは余裕なはず。
期待してます。

川崎のファインプレー、良かったなぁ。

カード勝ち越しで、昨日の負けの悔しさも吹っ飛びました。
気分の良い休日をくれてありがとう、ホークス。


虎の金本さんの連続フルイニング出場が途切れたそうで。
長い間、お疲れ様でしたm(_ _ )m
塩の街 (角川文庫)/有川 浩
¥700
Amazon.co.jp
塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。
塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。
その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女、秋庭と真奈。
世界の片隅 で生きる2人の前には、様々な人が現れ、消えていく。
だが―「世界とか、救ってみたくない?」。
ある日、そそのかすように囁く者が運命を連れてやってく る。
『空の中』『海の底』と並ぶ3部作の第1作にして、有川浩のデビュー作!
番外編も完全収録。

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まとめ買いしていた有川作品の最後の一冊本
自衛隊3部作の中では一番気に入った作品。

物語はざっと人間が塩になってしまう「塩害」によって崩壊しつつある
世界を生きる人々と、それに立ち向かう主人公達!といった感じ。

秋庭は元は優秀な自衛隊員であり、硬派ないい兄ちゃん的な人物。
真奈は塩害によって両親を亡くしてしまった、悲劇のヒロインという
表現がピッタリの少女。

秋庭のキャラクターはかなり良かったと思う。
有川さんは同姓から見てもカッコいいと思える人物を描くのが上手いなぁ。
一方で性格的に不器用な一面も持たせて、親しみやすさも兼ね備えているし。

それから上記のあらすじの「囁く者」である入江。
優秀な人物なんだけど、かなりの変わり者で目的のためなら手段は
問わないような人物。

ここまでクセのあるキャラクターは、他の有川作品にはいなかったような気がする。
本編終盤まで胡散臭さが抜けない、いけ好かない感じの人物だったけれども、
本作を最後まで(後日談まで)読んだ後は、なかなかお気に入りキャラに(・∀・)

彼と秋庭の関係性もいい感じだった。


本作は本編後の各登場人物の後日談を収録している点が良かった。
図書館戦争シリーズもそうだったけれども、クライマックス後の
後日談的な話って結構好きなんだと再認識した。

主人公達以外のキャラクターにスポットライトを当てることで、
作り上げた世界観を十分に活用できていると思う。

良いキャラクターが登場する物語って、単なる起承転結で終わるのが
勿体無く感じる事がよくあると思う。

そういう意味では他の作品の後日談も読んでみたいと思った。
レインツリーの国 (新潮文庫 あ 62-1)/有川 浩
¥420
Amazon.co.jp
きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。
しかし、かたくなに会うのを拒む彼女には、ある理由があった…。
メディアワークス刊「図書 館内乱」の中に登場する書籍「レインツリーの国」が実物となった。


買い溜めしていた有川浩作品の一冊本

聴覚障害を持つ女性との恋愛を描いた作品です。

「図書館内乱」に登場する物語だということは、あとがきを読んで思い出した(・_・;)


主要人物が聴覚障害者という事で、聴覚障害についてはかなり勉強になった。
聴覚障害が一つのテーマになっている創作物だと、TVドラマの「オレンジデイズ」とか「星の金貨」かなぁ。
TVドラマだけにそれほど障害自体への掘り下げはなかった気がするけど。 


障害があるだけに2人の恋愛には色々な衝突や苦悩があるんだけど、それを真正面から描ききっているのが凄い!

物語のなかには、かなりの量のメールラブレターのやりとりが描かれているけれども、その中での2人の気持ちの動きや駆け引きがリアルだなぁと思った。

お互いが自己主張して、自分に非があれば素直にそれを認め、相手が間違った事を言っていればそれを正してやる2人の関係は恋愛関係だけでなく、人間関係の理想系かな。
そんな関係を維持するのはかなり大変そうだけど、それによって成長できる部分もかなりありそう。


アニメ版の「図書館戦争」は、たまたま一話だけ観ただけだったけど、登場人物の1人である聴覚障害者の少女のエピソードがTVで放映できなかったという話にはかなり衝撃を受けた。

解説にも書いてあったが、それではまるで「メディア良化委員会」的な思想だなと。
「差別」という概念が一人歩きしてしまう事で、かえってそれを助長していたり、それを取り去るきっかけを失ってしまっている事って結構あるのかも。

この作品については、障害をテーマとして扱ってはいるものの、お互いの関係について普通に悩んだり、じたばたしてみたりする、良い意味で「普通の恋愛もの」といった印象でした。