そけいヘルニア日記 ⑤入院編 | つれづれログ

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色々な事を徒然なるままに書いていこうと思います

入院が決まった後は、痛み止めも効いていて安定していたので、ベッドに座って読書。
ちなみに読んだのは東野圭吾「プラチナデータ」
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18時になると夕食。
のはずなのだが、入院を決めたのが遅かったせいか、僕の分の食事はなかなか運ばれてこない。

病室にはもう一人、同じ手術を受けたと思われる60代のおじさんがいる。
その人の食事の音が聞こえてくるので、余計に空腹を感じるハメに…。
人の振り見て我が振り直せ。
食事の時になるべく音は立てないようにしようと改めて思った。

前日の19時から食べてないので、ほぼ1日なにも食べていない状態。
かなりの空腹感。
点滴で栄養補給はしてるんだけど…。

しばらくして食事が運ばれてくる。
うまい!
魚や豆腐など病院食らしく質素なメニューだけど、空腹は最高のソースってやつだ。
入院生活における食事の重要性を身をもって理解した。

食事中、薬剤師さんから薬の説明があった。
痛み止めやお腹をゆるくする薬を頂く。
術後はトイレで力み過ぎるのも不味いからだ。

その後、痛み止めの効果が切れてきたんだろう、また痛い。
寝た状態が一番楽なんだけど、寝過ぎで腰も痛いという(汗)
痛み止めは服用の感覚を空けた方がいいらしいので、痛みは少しの間、我慢する事にした。

21時の消灯前にトイレや歯磨きに行こうとしたが、痛みで立ち上がるのがおっくうだった。
それに対して向かいのベットのおじさんはスタスタと歩いている。
受けたのは同じ手術なのに(涙)
若いと痛みもヒドいと言われていたけど、そういう事か!と自分を納得させた。
結局、再度飲んだ痛み止めが効いてくるまではまともに歩けなかった…。

痛み止めが効くと、かろうじて歩ける。
が、おじさんのようにスタスタは無理で、そろーりそろーりといった具合。
無理に帰宅しないで良かった…。

日中、随分寝ていたせいか、夜はあまり眠れない。
設置されているスタンドを点灯させて、本を読んで時間を潰していた。

夜中は夜勤の看護師さんが見回りに来てくれる。
深夜に本を読んでいたせいで心配されてしまった。
特に痛みが酷かった訳では無いけど、単純に目が冴えていたのだった。

その後も眠ろうとしても眠れない感じで朝を迎えて、朝食の時間。
ご飯に味噌汁、納豆にふりかけ、昆布。
うむ、これぞ日本の朝ごはん。
ふりかけは納豆が苦手な人用かな?
おみやげに持って帰ったw

食事が終わると退院の説明。
2週間後位に術後の検査に来るべしとの事。

痛みは前日に比べると収まっていたが、やはり歩くと痛い。
念のために痛み止めを飲んでおいた。

チノパンに着替えるとウエストが締まる。
そのせいか、痛み止めが効いている状態でもちょっと痛かった。
が、ゆっくり動けば問題無さそう。
荷物を片づけ、担当の看護師さんにお礼を言って病室を後にする。

受付で精算してもらうと、予定通りの約75,000円。
そのうち医療保険の診断書の手数料が5,000円だった。
高いとも思える診断書の手数料だけど、責任が伴った書類だし、これで手術費用や入院費用として結構なお金が貰えるんだから安いものだ。

病院を出ると雨。
私鉄や地下鉄を乗り換える元気は無かったので、流しのタクシーを捕まえて博多駅まで移動。
950円だった。
雨だとタクシー移動が増えるため、駅周辺は特に混むと運転手さんが言っていた。

佐賀行きの特急の中では爆睡w
慣れない病室より電車の中の方が気分的に楽だったのかもしれない。
最寄り駅からは徒歩でそろーりそろーりと移動。
多少は痛いが、軽く我慢できるレベルだ。

帰宅後は昼食を食べ、夕方まで爆睡w
痛み止めは朝以降は飲まずに済んだ。

当日はシャワーはOK。
入浴は翌日から可能だ。
傷口が染みるかなと思ったけど、そうでも無かった。
前日の汗でベトベトしてたので、超スッキリ!

ちなみに術後3日ほどは結構痛みがあるとの事。
飲酒は1週間後から、スポーツは3週間後から可。


その⑥に続く…かも?